美容師免許再発行｜紛失や名前変更で美容師免許再交付できる日数・金額を紹介

「美容師免許の更新期限は？」
「名前が変更した場合は再発行手続きや更新あるの？」
「無くした場合の再発行の手続方法は？」

このような疑問をお持ちの方に向けて、「美容師免許証の更新・再発行」について以下の内容をまとめました。

• 美容師免許の更新は必要なし
• 美容師免許は旧姓のままでOK
• 再交付のやり方
• 再発行における注意点

結論、美容師免許の再発行にかかる日数は2〜4週間程度。金額は、5000円前後で再発行できます。

また、美容師免許証には更新期限がなく、一度取得してしまえばそのままずっと使用可能なのも特徴です。

美容師免許証の再発行が必要なのは「紛失」などの場合。

「名前変更」の場合は、名簿訂正のみ行えば問題ありません。

美容師免許再交付申請書などの各種再発行の書式は>>こちらからダウンロードが可能です。

美容師免許証再発行の手続方法

美容師免許の再交付には、以下4種類のパターンがあります。

自分に当てはまるものを参考に、再交付手続きの準備を行いましょう。

このようなパターンに分けられますので、それぞれについて詳しく解説していきたいと思います。

美容師免許を紛失した場合

美容師免許を紛失・破損・汚損・焼失をした場合に準備するものは以下の2つ。

また、手続きの流れは以下の通りになります。

手順

1. 申請書の印刷
2. 必要書類の準備(破損・汚損・焼失の場合には美容師免許原本も用意)
3. 申請書の記入
4. 郵便局の窓口へ届出
5. 免許証の受取

国籍・氏名・本籍地を変更した場合

こちらの手続きの正式名称は、名簿訂正・免許証書換え交付と言います。

こちらの手続きに必要なものは、名簿訂正と免許証書換えで必要書類が異なります。

名簿訂正

免許証書換え

また、申請手続きの流れは以下の通りになります。

1. 申請書の印刷
2. 必要書類の準備
3. 申請書の記入
4. 郵便局の窓口へ届出
5. 免許証の受取

美容師免許の「氏名変更申請手続き」の書式ダウンロードについて詳しくは
>>美容師免許再発行をご覧ください。

海外で使える美容師免許を取得する場合

海外で使える美容師免許の取得には、働きたい国によっても申請方法が異なりますので、一概にはお伝え出来ません。

こちらでは、いくつかの国を厳選して免許の有無や取得方法を解説させて頂きます。

韓国

日本の美容師免許を持っている場合は、韓国での許可が下りれば就業可能。

オーストラリア

自身の訓練水準がオーストラリアの訓練水準に見合っていれば、就業可能。

疑いのある場合は、試験の実施。

カナダ

日本の美容師免許では就業不可。

カナダの試験を受け、国外で訓練を受けたことを証明する必要がある。

このように3つの国でもこのような違いがあります。

そのため、自身が働きたいと思っている国にはどのような規定があるのかを予め理解しておき、適切な対応をすることが望ましいと思います。

美容師免許の所有者が死亡または失踪の宣告を受けた場合

こちらの正式名称は美容師名簿登録消除申請と言います。

美容師免許の所有者が死亡または失踪の宣告を受けた場合には美容師名簿登録を消除しなければいけないのです。

必要な書類は以下の２点です。

また手続きの流れは以下の通りです。

手順

1. 消除の申請書を作成
2. 必要書類を封筒に入れ、郵便局の窓口から簡易書留で郵送

また、美容師免許申請に診断書がいる場合について解説している
>>美容師が医師の診断書を求められるケースも参考にご覧ください。

美容師免許の更新は必要ない

美容師免許証は更新の必要がありません。

なぜなら、美容師免許証には更新期限が設けられていないからです。

一度免許を交付されると、生涯資格を保持し続けることができます。

生涯資格が消えないからと言っても、免許証の原本が必要になる場面はあるため、失くさず保管することが大切！

ちなみに美容師免許証は 「運転免許証」などの様なカードタイプではなく、卒業証書や表彰状の様な大きさ紙で持ち歩いたりはしにくいタイプのため紛失してしまうケースも多いです。

もしも無くしている場合や、記載内容に変更がある場合には、この後に紹介する再交付の手続きをしましょう。

日数は約2～4週間

美容師免許の再発行にはどのくらいかかるのかというと、おおよそ2～4週間程度で手元に届くとされています。

センターでは、発送日の指定・問い合わせ等は非対応です

書類が届いているかの確認は、郵便局窓口で受け取る簡易書留の「お問合せ番号」で追跡確認することができます。
>>郵便追跡サービス

更新しないと困ること

美容師免許の記載内容に変更があるなどで「申請が必要」なのに手続きを忘れてた場合、名義変更や名簿の書き換えをしないとどうなるのか？

更新しないと困ることといえば、
「証明が必要」となる場面で、スムーズにいかなくなる可能性があるケースが該当します。

美容師免許証が必要なシーン

• 転職先に提出する
• 独立・開業で融資を受ける
• 管理美容師免許取得時
• 身分証明を提示する際

美容師免許証は、名前変更の際には次の通り手続きが必要です。

美容師免許は旧姓のままでOK！美容師名簿の名前変更のみ行う

名前変更や本籍地変更の場合は、「美容師名簿の名簿訂正・免許証書換え交付」を申請する必要があります。

そのため、美容師免許は旧姓のまま使用し続けることも可能。

もちろん、申請手続きをすれば、旧姓併記の美容師免許証を再交付してもらうこともできます。

名簿訂正の手続き方法

手順はほぼ同じですが、書式や費用が異なります。

免許証を所持している場合

名簿訂正の書式をダウンロードして、必要項目に記入し、理容師美容師試験研修センターに送付します。

手続きにかかる金額

• 収入印紙代：1,000円
• 交付手数料：3,750円

免許証を紛失している場合

名簿訂正の書式をダウンロードして、必要項目に記入し、理容師美容師試験研修センターに送付します。

手続きにかかる金額

• 収入印紙代：1,000円
• 交付手数料：4,150円

美容師免許旧姓併記のメリット・デメリット

旧姓併記でのデメリットはこれと言ってありませんが、メリットは手続きがラクという点です。

ちなみに、「管理美容師の資格認定修了証書」についても旧姓のままで利用できます。

美容師免許の登録番号を確認する方法

免許証の登録番号や登録年月日がわからない場合は、電話で問い合わせてもおしえてもらうことは出来ません。

理由は、個人情報を電話で簡単に伝えることができないからです。

そのため、以下の方法で確認することが出来ます。

確認方法①

窓口に行く
センター窓口に行って、本人様確認できる写真付の公的証明書（運転免許証等）を提示することで名簿の閲覧が可能。

確認方法②

申請手続きをする
免許証再交付申請や名簿訂正・免許証書換え交付申請等の手続きをする。

交付されるまで待てない！という場合には、免許証の到着よりも3～4日早く入手できる方法が以下の通りです。

申請書類に以下の内容を同封することで、登録番号と登録年月日を記入し、受付した申請書の控え返送の手配がされます。

「郵便切手を貼り付け、送付先の住所氏名を記入した返信用封筒」
「受付書希望」と記入したメモ

また、記入内容などに不備がないように注意しましょう。

美容師免許の再発行における注意点

様々な再発行の手続きがお分かり頂けたかと思いますので、次に再発行における注意点をいくつかご紹介致します。

再発行における注意点は以下の通りです。

この2点になります。

具体的な地域とは東京・大阪・京都の3都市です。

これらの場合には別途必要な手続きがありますので、詳しくは申請先を案内してくれるセンターにお問い合わせ下さい。

美容師・美容室オーナー向け

ここからは美容師免許を取得された方向けに、就職や求人募集に関する情報を解説させて頂きます。

世の中には沢山の美容室がある中で、どのようなサロンに就職するのが良いのか、どのような媒体で求人を探せば良いのかは、誰しも迷うところです。

そんな時に有効なアプリがありますので、美容師向けと美容室オーナー向けにそれぞれ紹介させて頂きます。

美容師向けおすすめアプリ

美容師向けおすすめアプリなのが「JOB VR」というアプリです。

他の求人サイトと違い、美容師美容室や美容学生のマッチングアプリとなっていますので、気軽に職場の雰囲気を体験出来る事の出来るアプリになります。

求人の対象が学生にもありますので、アルバイトでの経験を積むことも可能です。

また、美容室以外のアイリストやメイクアップアーティスト等の求人も多数ありますので、美容師免許を持っている・取得を目指している方であれば、皆さんにメリットのあるアプリかと思います。

美容室オーナー向けおすすめアプリ

美容室オーナーの方は、近年の美容室の増加により、誰しもが求人に難しさを感じているかと思います。

普通の求人サイトでは、掲載費や成約率も低く、無駄にコストだけかかってしまうというパターンも珍しくありません。

そんな時におすすめな求人サイトが「JOB VR」というアプリです。

JOB VRでは美容室の求人を出すことが出来、掲載費用も無料ですので、コストを抑えて美容師を募集する事が可能です。

上述させて頂いた通り、美容学生や美容師に対してもメリットのあるアプリになりますので、求人も受け取りやすくなっています。

まとめ

今回は美容師免許の再発行について解説しました。

紛失や名義変更で再交付を受けたい場合には、ご紹介した申請書類での手続き方法を参考にしてくださいね。

また、手続きには余裕をもって行いましょう。