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美容室の利益率事情|鍵を握るのは人件費(人材)【美容室経営者必見】

美容室の利益率事情|鍵を握るのは人件費(人材)【美容室経営者必見】

「美容室の利益率事情について聞いてみたい」

このような方に向けて、本記事では「美容室の利益率事情」について徹底解説していきます。

また、利益率アップに欠かせない人件費に関しても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

編集者yuki

この記事を書いた人

ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。

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目次

美容室の利益率とは?

利益率の中にも「粗利益率」「営業利益率」「経常利益率」があります。

編集者yuki

聞き慣れない言葉だとは思いますが、利益率を知ることはとても重要なことですので、それぞれ次項で解説させて頂きます。

美容室における粗利益率

美容室における粗利益率の相場感は売上の90%程です。

粗利益率とは、売上と原材料費のみで成り立ちます。

そのため、売上100万円のサロンであれば、原材料費は10%程度の10万円となり、90万円の粗利益が計上されます。

しかし、美容室においては粗利益率はあまり重要視されません。

何故なら、原材料費以外に掛かるコストが膨大に存在するためです。

家賃・光熱費は勿論のこと、広告費や人件費等もコストになります。

編集者yuki

これらの要因から、粗利益はあまり気にしなくても良い数字と言えるでしょう。

美容室における営業利益率

美容室における営業利益率の相場感は売上の7〜10%ほどで良い経営状態と言えるかと思います。

営業利益率とは、営業した売上の額から、経費となる全ての支出を引いた金額です。

そのため、粗利益とは違い、美容室においてはとても重要や指標になるかと思います。

実際に300万円売上のある美容室に当てはめてみましょう。

  • 原材料費…27万円・9%
  • 広告宣伝費…36万円・12%
  • 人件費…125万円・42%
  • 家賃…35万円・12%
  • 水道光熱費…24万円・8%
  • 通信費・雑費…12万円・4%
  • 福利厚生…12万円・4%

合計で、91%の経費になります。

この経費を売上から引くと、9%の営業利益です。

上記のように、美容室では様々な経費がかかります。

編集者yuki

いくら売上が良くても、経費をコントロールできなければ、営業利益率は下がっていってしまうでしょう。

美容室における経常利益率

美容室における経常利益率の相場感は0%以下〜30%程と差があります。

経常利益率とは、営業利益から本業以外の利益を足した数値です。

そのため、営業以外の収益と営業外にかかった費用も考慮されるということになります。

経常利益率では0%以下の美容室も多く存在し、その多くが借入をした返済金も加味された数値となっているからです。

借入の返済金も、営業に関わるお金ではないため、営業外の経費となることは十分に注意しましょう。

また美容室での営業外収益の代表例はセミナーや講師活動等にあたります。

これらの収益は営業時間外の時間を使って得た収益になりますので、経常利益に該当するのです。

では実際に具体的な数字を入れて、経常利益率を見ていきましょう。

セミナー活動や講師活動で、30万円の売上を上げ、営業での売上が100万円ある美容室だと課程します。

  • 営業外収益…30万円
  • 営業外費用…10万円
  • 営業利益20万円

このようなケースだと、営業利益20万円+営業外収益30万円-営業外費用10万円=経常利益40万円です。

経常利益率を求めるには、更に計算が必要で、経常利益40万円÷営業売上100万円×100=40%となります。

編集者yuki

少し他の利益率とは複雑なところがありますが、営業に関わらない数値も加味した数字ということだけは頭に入れておきましょう。

美容室における利益率を高めるには「経費の見直し」が必要

美容室における利益率を高めるには「経費の見直し」が必要です。

経費が1%変わるだけで利益率も同様に変化するので、経費の見直しがとても重要になります。

具体例として、100万円売上、費用90万円の場合、利益率はどのくらいなのか。

もし費用を90万円から80万円に減らせたらどのくらい利益率が変わるのかを計算してみたいと思います。

  • 100万円の売上-90万円の費用=10万円の営業利益
  • 10万円の営業利益÷100万円の売上=10%の営業利益率

この数値が、経費を減らせるとこのように変わります。

  • 100万円の売上-80万円の費用=20万円の営業利益
  • 20万円の営業利益÷100万円の売上=20%の営業利益率

上記のようになりました。

編集者yuki

このように、経費を減らせれば、同額の利益を生み出せることになりますので、経費の見直しはとても重要です。

利益率を高めるためには「リピーターが必要」である

利益率を高めるためには「リピーターが必要」であることが挙げられます。

多くの場合、美容室では新規の顧客を獲得するために経費が増えている傾向にあります。

そのため、代表的な経費の圧迫要因は広告宣伝費です。

編集者yuki

多くの美容室は新規顧客を必要としているので、広告宣伝費も30%〜40%程、経費を掛けている場合も多くあります。

このことを踏まえて、リピーターを増やすことが、広告宣伝費を削減でき、利益を高められるということです。またリピーターを増やすのには、「優秀な人材」が必要不可欠になります。

美容室における利益率は「優秀な人材」が鍵を握る

「優秀な人材を採用して、リピーター率を上げる。結果的に新規集客の費用が削れて経費が減る。つまり、利益率が上がる」

このような好循環を生み出す始まりが「優秀な人材」です。

上記のようなお考えの方におすすめなのが「JOB VR」という求人アプリになります。

JOB VRを導入すれば優秀な人材が獲得できる

JOB VRを導入すれば優秀な人材が獲得できます。

JOB VR では優秀な人材を無料で探すことができ、1日単位での求人もかけられるので、お店にとって即戦力となるような人材を見つけられます。

また、美容師と美容室のマッチングアプリになっているため、他の求人サイトよりも敷居が低いこともおすすめの理由です。

まずはコストをかけずに、JOB VRで優秀な人材を探してみましょう。

よくある質問に回答

美容室におけるベストな利益率とはどのくらい?

美容室におけるベストな利益率は7〜10%程です。

前述したように、美容室では様々なコストがかかります。

適正な運営をし、売上を順調に伸ばしている美容室は、このような結果になるのではないでしょうか。

美容室におけるベストな人件費率はどのくらい?

美容室におけるベストな人件費率は40〜50%程です。

かなり高い割合かと思いますが、人件費を削減しようとすると、スタッフの不満や離職が増えてしまう恐れがあります。

美容室を運営する上では、人件費以外の部分でコスト削減に努めていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は美容室の利益率事情について深掘りさせて頂きました。

編集者yuki

身近な方には、中々聞きづらい内容かと思いますので、この記事が皆様の経営の役に立って頂ければ幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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