美容院・美容師のよくある失敗集をまとめてみた|150人に調査したデータや知っておくべきことを解説
「美容師・美容室でよくある失敗を把握しておきたい」
このような方に向けて「美容院・美容師のよくある失敗集」をまとめてみました。
また、本記事では150人にアンケート調査したデータや美容師であれば知っておくべきことも解説しています。
役立つ内容が沢山紹介されているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容室でよくある失敗集
美容室で失敗をしてしまう要因は自身のイメージと違ったり、美容師の技術が足りなかったりと様々です。
まずは、どんな失敗が美容室では多いのかをご説明させて頂きます。
失敗1.「ダブルブッキング」
ダブルブッキングとは、予約が重なって入ってしまった事です。
失敗といえば、技術的なものを想像する方が大半かと思いますが、予約の取り方でも失敗は起きます。
電話での予約やwebでの予約等、美容室の予約経路はいくつもあります。
その為、電話で予約が入った後すぐにwebからも予約が入ってしまった等のミスが起こりやすいのです。
この時に、すぐに気がつけば、お客様と日程を調節する事も出来ます。
しかし、予約日当日に気づいたパターンや当日の予約であれば、対応が難しくなってしまうでしょう。
このようにして、ダブルブッキングが起こってしまいます。
失敗2.「お客様に怪我させてしまう」
美容師は刃物を扱う職業です。
その為、お客様を怪我させてしまう可能性もあります。
怪我の多くは耳を切ってしまうパターンです。
男性やショートスタイルの女性は、どうしても耳のギリギリまで切り込まなければいけない時があります。
その時に、手を滑らせたり、勢い余って、耳を切ってしまう事があります。
基本的に診察代や薬代等は美容室側が支払う必要があります。もし怪我をさせてしまったという場合は、このように対応しましょう。
失敗3.「技術的なミス」
美容室の失敗で一番初めに思いつくのが、技術的な失敗です。
技術的な失敗に主にこのようなものがあります。
縮毛・矯正・ストレートで失敗してしまう
縮毛や矯正、ストレートパーマでは薬剤の選定がとても重要になります。
そのため、誤った薬剤選定をしてしまうと、髪に負担がかかりすぎてしまい、ビビリ毛と言われる、髪がジリジリになってしまう事があるのです。
また、ビビリ毛よりも更に負担がかかってしまうと、髪が切れてしまったり、溶けてしまったりする事もあります。
使うハサミを間違える
美容師はカットをする時、最低でも2種類の鋏を使い分けます。
通常時に使うカット鋏、毛量を調節するセニング鋏の2種類です。
これらを誤って、使い分けてしまうと大事故に繋がってしまいます。
このようなミスがないように普段から使い分けを意識するようにしましょう。
パーマ液をお客様の顔にかけてしまう
パーマ液というのは、種類にもよりますが、液体タイプの物が多いです。
その為、飛び散りやすく、液ダレしやすい形状だと言えます。
パーマの薬剤を受け止める為のターバンが緩かったり、きちんと止められていない際に起こる事故です。
失敗4.「アレルギー反応を発症させてしまった」
美容室で取り扱う薬剤の多くが医薬部外品です。
そのため、強力な薬剤を使用することもしばしばあります。
特にカラー剤にはジアミンという染料の成分が入っており、アレルギー反応を起こすことがあります。
ジアミンアレルギーとは、頭皮が激しい痒みに襲われたり、発熱したりする症状があるアレルギーです。
カラーをした事がない方に対しては、アレルギーを持っているか分からないので、事前にパッチテストを行い、アレルギーの有無を確かめておく事で、事故を未然に防ぐことができます。
失敗5.「居眠りしてしまう」
どんな職業でも、勤務中に居眠りをしてしまうというのはあってはならない事ですが、美容師の居眠りは特に危険だと言えるでしょう。
何故なら、上記で説明させて頂いた、刃物を扱う事や強力な薬剤を使用するからです。
ですが、忙しい美容師は睡眠時間を削られ、激務をしてしまうことがあります。
その疲れから、業務中に居眠りをしてしまう場合があるのです。
【150人に調査】美容院での失敗で最も多いのは〇〇?
ここまでで、様々な失敗の事例をご紹介させて頂きました。
次に、その中でも特に多い失敗や失敗の傾向等を、実際の声を元にまとめさせて頂きます。
まず1番失敗の多いものはカットです。
伝えたイメージと仕上がりが違うという事が多く、やはり美容師とお客様のイメージにギャップがあるパターンが多いようです。
その次にパーマ、カラー、矯正と続きます。
これらは薬剤選定のミスから起こる失敗で、パーマが強くかかりすぎたことや、カラーの色ムラ、矯正をかけた後のハイダメージ等が失敗に挙げられていました。
そして技術以外の分野では、接客サービスや料金面、施術に対する時間等が挙げられていました。
これらも、事前のカウンセリング不足のせいで起こる失敗で、事前に確認を取れていれば起こらない失敗と言えるでしょう。
このように世間では数多くの失敗が起こっているようです。
参考データ:【美容院で失敗を経験した女性150人に調査】圧倒的1位はカット!やり直しをお願いしたケースはわずか16%
美容室・美容師が把握しておくべきこと
これまで、お客様がどんな不快な思いを受け入れているのか、美容師からすれば胸が痛くなる内容だったかと思います。
そんな時に美容室や美容師が把握しておかなければならないことはアフターフォローです。
失敗が起こってしまった後に、どう対応出来るかで、お客様に起こってしまった失敗は軽減されると思います。
技術的な失敗では、お直しを快く受け入れることだったり、修正不可能な場合でも誠心誠意を込めて謝罪したりがアフターフォローです。
また、技術的なものでなかった場合では、失敗に見合った施術料金の返金等もアフターフォローになるかと思います。
このように、何らかのトラブルが起きてしまった時にしっかりと何らかの対応することが、美容室や美容師の把握しておくべきことだと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
皆様が思い浮かべていた失敗の他にも、様々な失敗が美容室では起こります。
この記事をご覧頂いた方の中には、美容室に行くのが億劫になってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、失敗というのは、頻繁に起こるものではありません。
まずは、信頼のおける美容師を探してみることから始めて、避けられる失敗は失くしてあげることが最善策です。
ご覧頂いた皆様が、快く美容室に訪れることが出来る事を願っております。
ここまでご覧頂きありがとうございました。