美容室オーナーが知らないと損する保険事情|おすすめの種類や相場を紹介
「美容室を開業する際に保険には入るべきかな?」
このようにお考えの方に向けて、本記事では「美容室オーナーが知らないと損する保険事情」について徹底解説していきます。
また、おすすめの保険や保険の相場についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
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美容室オーナーが知っておくべき保険の知識
あなたが経営している美容室で、お客様とトラブルやお客様に怪我をさせてしまった時の対応は何かされていますでしょうか。
もしこのようなトラブルが発生してしまった場合、美容室は補償しなくてはなりません。
そんな時に大事になるのが保険です。
保険といっても、様々な種類があり、どのような補償を受けられるのかは保険の種類によって異なります。
実際にどのような保険に加入するのがおすすめなのか、どのような補償内容が必要なのか、本記事では深掘りさせて頂きたいと思います。
美容室で想定しうるトラブルや問題点
美容室経営で考えられるトラブルは様々あります。
- お客様とのトラブル…技術や接客面でのクレーム
- 火災トラブル…自然災害やアイロン等の発火での火災
- 傷害トラブル…お客様を傷つけてしまった、スタッフが怪我をしてしまった
- 経営トラブル…経営者が病気や事故で働けなくなってしまった
このようなものが、主なトラブルになります。
これを踏まえて、どのトラブルにどのような保険が適用できるのかを確認をしましょう。
美容室が入るべき保険の種類・おすすめの保険
美容室が入るべき保険として下記の4種類があります。
- 賠償保険
- 火災保険
- 傷害保険
- 経営保険
それぞれ、次項で詳しく解説させて頂きます。
賠償保険
賠償保険とはお客様との事故やトラブルに対する保険です。
相場としては、種類によって異なりますが年間2000円前後のものが多いようです。
具体的にはこのような場名で役立ちます。
- お客様の耳をハサミで切ってしまった
- お客様の頭皮が薬剤でかぶれてしまった
- お客様の洋服を薬剤で汚してしまった
このような場面では賠償保険が適用されます。
注意点として保険対象外になってしまうものは下記のような場面です。
- お客様が仕上がりに不満を持った場合の賠償
- 美容行為不担保の保険での美容行為の賠償
これらは対象外となりますので、ご注意下さい。
おすすめの賠償保険
保険 | 内容 |
---|---|
美容所賠償責任補償制度 | 1店舗年間1600円で加入できます。 身体賠償が1名あたり5000万円まで、1事故につき1億円までの補償財物賠償が1事故につき300万円までの補償が受けられます。 |
ビューティー保険ドットコム | 1店舗年間14960円〜加入できます。 身体・財物賠償共に、1事故につき3000万円までの補償が受けられます。 |
保険チャンネル | 1店舗年間8320円で加入できます。 トラブルのケースが細かく分かれており、トラブルによって受けられる補償は変わりますが、100万円〜1億円までの補償が受けられます。 |
火災保険
火災保険とは店舗が火事や強盗に入られた際に補償を受けられる保険になります。
相場としては年間3000円前後が多いようです。
具体的にはこのような場面で役立ちます。
- アイロン等が発火し、火災になってしまった
- 店舗に強盗が入って、金品を奪われてしまった
このような場面で火災保険が適用されます。
また注意点として保険対象外になってしまうものは下記の通りです。
- 家財保険未加入での店舗内装や備品の補償
火災保険と家財保険が一緒になっているものも多くありますので、万が一の際にすぐ営業ができるよう、両方とも整えておきましょう。
おすすめの火災保険
保険 | 内容 |
---|---|
日新火災 | 自店舗のリスク許容度に応じて、補償内容を変更できる保険です。 火災・落雷・破裂・爆発を基本補償とし、オプションで様々な補償を選べます。 |
三井住友海上 | 4種類のプランから選べる保険です。 最低限の補償さえ受けられれば良い店舗等では選びやすいプランとなっています。 |
あいおいニッセイ同和損保 | こちらも4種類のプランから選べば保険です。 財物の補償が手厚いため、内装費にコストを掛けた店舗に有効な補償となっています。 |
傷害保険
傷害保険とは従業員が怪我で休業する際に受けられる保険になります。
相場は年間2万円前後です。
具体的にはこのような場面で役立ちます。
- スタッフが仕事中に怪我をした
- スタッフが通勤中に怪我をした
このような場面で補償が受けられます。
また注意点として、保険対象外になってしまうものは下記の通りです。
- 労災保険のみ加入の場合に休業4日未満での補償は受けられない
従業員を雇っている美容室オーナーは必ず労災保険に加入していると思いますが、労災保険では休業4日以上の怪我から補償が適用されます。
そのため、4日未満の怪我の補償はオーナーが負担することになりますので、傷害保険も必要になるでしょう。
経営保険
経営保険とは労災保険に加入できない経営者のための保険になります。
相場としては、年間2万円前後です。
具体的にはこのような場面で役立ちます。
- 経営者が業務中に怪我をしてしまった
- 経営者が通勤中に怪我をしてしまった
このような場面で経営保険が役に立ちます。
また、注意点として保険対象外になってしまうものは下記の通りです。
- 日常生活での怪我等は保険対象外
経営者である場合、業務に徹する時間も一般の従業員より少なるかと思います。
業務以外の場面で怪我をしてしまった場合には対象外となりますので、日常生活では、くれぐれも気をつけて下さい。
おすすめの経営保険
保険 | 内容 |
---|---|
三井住友海上 | スピーディーな保険金対応が魅力的な保険です。 保険料も割引制度があり、自社にあったプランを見極められます。 |
損保ジャパン | 無記名方式での契約で、手続きが簡単なのが魅力的な保険です。 設計がシンプルで、余計な補償等がなく、付随する補償等は特に必要ないという方におすすめです。 |
東京海上日動 | 法定外補償保険と使用者賠償責任保険の2つを選んで契約できるのが特長の保険です。 こちらの保険も設計がシンプルですので、法定外補償保険と使用者賠償責任保険のどちらか加入できれば良いという方におすすめです。 |
美容室の人材保険として「JOB VR」を導入しよう
「急な人手不足に対応できない」
このような時に、JOBVRが役立ちます。
JOBVRであれば、急な人手不足であってもすぐに優秀な人材を採用することができるのです。
また、JOBVRは基本掲載料が無料となります。
事業者様にとってとてもお得なサービスになりますので、まずはJOBVRを人材保険に活用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は美容室の保険について解説させて頂きました。
トラブルはなるべく起きて欲しくないものです。
しかし、いつ起きるのか想定できないものもトラブルになります。
そんな時に後ろ盾となってくれるのが保険ですので、是非、自店舗の保険の見直しをしてみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。