美容室に居抜き物件はおすすめ？メリットやデメリットについて徹底解説
「美容室を開業する時、居抜き物件はおすすめなのかな？」
このような方に向けて、本記事では「美容室居抜き物件のメリット・デメリット」について徹底解説させていただきます。
編集者yuki役立つ内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
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そもそも居抜き物件とは
そもそも居抜き物件とは設備や什器備品、家具などがついたままの物件のことです。
すでに設備が揃っている状態なので、初期費用を抑えることができ、スムーズに営業が開始できるというのが、居抜き物件のメリットになります。
これを踏まえて、美容室における居抜き物件とは、シャンプー台やセット面等の設備やドライヤーやワゴン等の備品が揃ってる物件です。
元々美容室が営業していた物件をそのまま借りられるというのが最大のメリットになります。
スケルトン物件と居抜き物件の違い
居抜き物件の反対の言葉で、スケルトン物件というものがあります。
それぞれどのような物件なのか、表にまとめていますので、ご覧下さい。
| 居抜き物件とは | 設備や什器備品、家具などがついたままの物件のことです。 |
| スケルトン物件とは | 床・壁・天井・内装などが何もない物件のことです。 |
なぜ、美容室の居抜き物件なんてあるの？
結論、「経営不振で退去した美容室」「販路拡大で店舗を移転した美容室」が残ったものです。
編集者yukiそのため、居抜き物件にはメリットだけでなく重大なデメリットもある場合がありますので、よく検討した上で契約を進めましょう。
美容室に居抜き物件はおすすめ？
美容室に居抜き物件がおすすめなポイントは2つあります。
- 初期費用が安い
- 比較的早く開業できる
これらの金銭的なメリットがあるため、開業費用があまり用意できない方であれば、おすすめです。
次項では、居抜き物件の2つのメリットについて詳しく解説させて頂きます。
初期費用が安い
美容室に居抜き物件がおすすめの理由の1つ目として初期費用が安いことが挙げられます。
スケルトン物件と比較した場合、どのぐらい初期費用を抑えられるのか、シュミレーションしてみましょう。
- スケルトン物件の場合
→坪単価25〜50万円、物件の大きさにもよりますが、500〜1000万円程度が相場のようです。 - 居抜き物件の場合
→坪単価12〜20万円、物件の大きさにより240〜400万円程度が相場です。
もしも設備や内装を変えずに営業できる状態であれば0円で抑えることも可能です。
このように居抜き物件には、設備や内装が揃っている場合が多いため、初期費用を抑えることができます。
比較的早く開業できる
美容室に居抜き物件がおすすめの理由2つ目として早く開業できることが挙げられます。
当たり前ですが、何もないスケルトン物件に比べて居抜き物件は、比較的早くに開業できるでしょう。
何故なら、内装や配管等の工事期間が無くなるためです。
編集者yukiなるべくスムーズに開業をしたいと考えている方にはメリットがあるかと思います。
美容室の居抜き物件のデメリットとは？
居抜き物件にはメリットがあれば、必ずデメリットもあります。
デメリットとしては
- カスタマイズ性が低い
- 追加費用が発生する場合がある
この2つが挙げられます。
まず、スケルトン物件に比べてカスタマイズ性が低いことは何となくイメージができるかと思います。
真っさらな物件は、手間もかかりますが、自分好みの内装に変える事は費用をかければ容易にできます。
編集者yukiしかし、居抜き物件であれば、すでにある内装を変えなければいけないため、解体と施工の両方を依頼しなくてはなりません。
それにともない、居抜き物件を自分好みにカスタマイズしようとすると、追加で費用が発生してしまうことがデメリットです。
安易に初期費用が安いから飛び込んでしまうと、自身の店舗のブランディングと掛け離れた物件になってしまう危険性もあります。
よくデメリットを考慮した上で、契約を進めましょう。
美容室オーナーがチェックするべき居抜き物件のポイント
美容室オーナーがチェックするべき居抜き物件のポイントとして、以下の3つがあります。
- 前サロンの退去理由
- コンセプトに一致するか
- 各設備の確認
それぞれ次項で詳しく解説させて頂きます。
前サロンの退去理由
美容室オーナーがチェックするべき居抜き物件のポイント1つ目が前サロンの退去理由です。
前サロンの退去理由が「経営不振」の場合、その立地では集客が難しい可能性があります。
そのため、必ずチェックするようにしておきましょう。
ただし、チェック方法は工夫する必要があります。
経営不振かどうかを聞こうとしても答えてくれない可能性があるからです。
そういった場合は、住所などを検索して、以前運営していた美容室について調べてみましょう。
店舗拡大の場合は、移転のお知らせのような記事があるはずです。
編集者yukiそのようなお知らせがなく、立地的にも難しそうなエリアであれば、避けることが懸命な判断になります。
コンセプトに一致するか
美容室オーナーがチェックするべき居抜き物件のポイント2つ目として、コンセプトに一致するかが挙げられます。
自社で展開するコンセプトと居抜き物件の美容室が一致しているか確認するようにしましょう。
美容室を経営するご自身が好きではない空間ではなかなか厳しいのが現状です。
極端な例を挙げると、男性を集客したい美容師さんがオーナーであれば、ピンクの内装に囲まれたキュートな印象の居抜き美容室を選ぶということになります。
編集者yukiどのようなお客様を集客したいのかでも、内装は重要になりますので、コンセプトとの一致は妥協せずに選択しましょう。
各設備の確認
美容室オーナーがチェックするべき居抜き物件のポイント3つ目として、各設備の確認が挙げられます。
各設備とは、
- 電気
- ガス
- 水道
これらのことを主に指します。
電気のワット数が営業する上で問題ないのか、シャンプー台の水圧は十分に出るか、等の確認は怠らないようにしましょう。
これらの確認を怠ると、後々の営業に支障をきたす場合もあります。
美容室の居抜き物件の探し方
美容室の居抜き物件の探し方としては、以下の2つがあります。
- サロン向けサイト
- 不動産屋
それぞれどのような特徴があるのか、表にまとめていますので、ご覧下さい。
| サロン向けサイト | 居抜き美容室、オーナー、不動産屋の3者をまとめてくれるのがサロン向けサイトです。web上で手軽に物件を探せるため、隙間時間にも容易に物件を見ることが出来るのが特徴になります。 |
| 不動産屋 | 出店地域に特化しているのが、不動産屋の特徴です。出店地域と同地域の不動産屋では、その地域にいる人しか知らない情報も出回ります。基本的に対面や電話対応になるので、ある程度の時間は確保する必要があるでしょう。 |
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は美容室の居抜き物件について解説させて頂きました。
居抜き物件のメリットやデメリットが理解でき、ご自身の開業の材料になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
