美容室におけるレセプション(受付)とは何なのか。仕事内容や向いている人を紹介
「美容室のレセプションって何?」
「美容室のレセプションはどんな仕事をしているのか気になる」
このような方に向けて、本記事では「美容室におけるレセプション」を徹底解説しています。
美容室のレセプションに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容室のレセプションとは「受付」のこと
美容室におけるレセプションとは「受付」のことです。
業務内容
- 受付、お見送り
- 会計
- 予約管理
- 電話対応
これら業務が基本業務になります。
また美容室によっては、お客様のカルテを事前に用意したり、店販をおすすめすることもレセプションの業務だったりします。
いつもの美容室で、受付をしてくれるけど、施術はしない、そんなスタッフはきっとレセプションです。
美容室のレセプション(受付)には資格は必要?
美容室というと、国家資格を持った方だけが働ける場所と考える方も少なくはないと思います。
しかし、レセプションは資格を必要としない業務です。
美容師の国家資格というのはお客様の施術に関わる業務に対して制限のある資格です。
そのため、美容室で働くレセプションの多くは美容師専門学校を卒業せずに働いています。
無資格で出来る職業ですので、接客がお好きな方だったり、綺麗な空間やお洒落な空間で働きたい方も働ける場所です。
美容室のレセプション(受付)に向いてる人
ここまでで、何となくレセプションがどんな仕事なのかがお分かり頂けたかと思います。
そこでレセプションの適正についても解説させて頂きます。
レセプションに向いている方は一言で言えば、臨機応変な対応が出来る方です。
美容師や他の接客業と比べても、業務の内容が幅広く、お客様の受付や電話対応等での接客、予約管理等の事務作業、現場の周辺察知を出来る洞察力、これらが求められる職業です。
常にお客様の事を考え、美容師が働きやすい環境を作る事もレセプションの力の見せどころだと思います。
そのため、単に接客業をしたいという安易な考えの方は向かず、やりがいや接客以外でもスキルを身につけたいという方が向いていると思います。
【美容室】レセプション(受付)の仕事内容とは
レセプションの適正が理解して頂けたところで、レセプションに挑戦してみたいと思った方も多いと思います。
そんな方のために、レセプションの仕事内容を詳しく知って、仕事に就いた時のイメージが分かるように解説させて頂きます。
レセプションの仕事内容は大きく分けて5つです。
- 電話対応
- 予約管理
- お客様の接客
- 在庫管理
- 営業
以上の仕事内容をそれぞれ深ぼって解説させて頂きます。
電話対応
まず最初にご紹介する仕事内容が電話対応です。
お客様からの予約に関するお電話、クレームの対応、時には何らかの営業の電話対応、様々な電話が日中かかってきます。
電話予約が主軸の美容室の場合だと、1日に10〜20回程度かかってくる事もあります。
ただ、コールセンターのスタッフのように常に電話に待機しているという場面は少ないでしょう。
その他の業務をこなしつつ、丁寧な電話対応をしなければいけないという、意外にも難しい仕事が電話対応です。
特にクレームの対応はお客様も敏感になっている事と、施術に対して美容師スタッフも予測出来ていなかった場合もあります。
お客様と美容師、双方としっかりとコミュニケーションを取れるという事も重要です。
予約管理
美容室によっては予約管理もレセプションの仕事です。
また、WEB等のネット予約サービスを連携している美容室では、同じ時間に何人までの予約を取れるようにするのか、メニューの施術時間は正しく設定されているか等の細かい部分も管理します。
美容師にもお客様にも迷惑がかからない予約の管理もレセプションの方がいるおかげで成り立っています。
この管理が徹底されていなければ、無駄な時間が出来てしまったり、逆にとても混雑させてしまったり等がありますので、大変重要な仕事の一つと言えます。
お客様接客
レセプションと言えば、代表的な仕事内容がお客様の接客です。
お客様がご来店して、まず最初に出会うのは担当の美容師ではなく、レセプションになります。
この時の第一印象で、美容室のイメージが決まってしまう場合もあります。
明るい表情を作る事、ワントーン上げた声で話す事、的確な受付業務をする事、そんな事が大事になってくるのが受付での接客です。
また、お客様の中には商品だけを購入しにくる方もいらっしゃいます。
そのような時には、レセプションの方が対応する事も珍しくありません。
しっかりとした商品知識をお客様に伝えて、お客様に合った商品を提供するという事も接客業務の一つです。
レセプション=受付ではなく、様々な場面で接客をする事があるという事を確認しておきましょう。
在庫管理
美容室によっては、在庫管理もレセプションの方に任せる場合があります。
美容室における在庫管理とは、お客様の施術に関わる薬剤や店舗販売商品等の管理です。
薬剤に関しては、美容師ではないレセプションにとっては分からない事も多いと思うので、任されない事がほとんどだと思います。
しかし、店舗販売商品に関しては、受付周りにディスプレイされている事も珍しくなく、レセプションの目が届きやすい場所にある事から、在庫管理を任されるかもしれません。
大体は週に1度の仕事ですが、1週間でどのくらいの商品が購入されるのか、売れ残ってしまう商品はないか、そんな事を確認しながら管理して頂くのが在庫管理業務です。
この管理を疎かにしてしまうと、お店の利益の減少や売れ残りの商品に対する税金等もかかってきてしまいますので、数字に直結する重要な業務と言えるでしょう。
営業
美容室の営業というとイメージが湧かない方もいらっしゃると思いますが、その多くはWEBページの充実を図ったり、SNSの運用になります。
全てがレセプションの業務ではありませんが、お店のWEBページにて、新商品を紹介したり、ブログを更新したり、そんな業務は任される可能性があります。
特段、難しい事は要求されないと思いますが、ある程度の文章力やパソコンのスキル等があると、より活躍出来る仕事内容です。
美容室のレセプション(受付)として働きたい方は「JOB VR」を活用しよう
ここまでご覧頂いたかたはレセプションという仕事のイメージが湧いてきたかと思います。
しかし、レセプションの求人は美容師の求人よりも少ない傾向です。
なぜなら、美容室自体は多く存在しますが、レセプションを雇えるぐらい大きな美容室は、それほど多くないからです。
レセプションで働きたいけど、どうやって求人を見つければ良いか分からない時には「JOB VR」を活用すると良いと思います。
「JOB VR」は美容室と美容学生を結ぶマッチングサイトで、面接や履歴書が不要というお手軽さが人気です。
また、自分の好きな時間で働ける事、すぐにお給料が入る事も学生さんにとってはとても大きなメリットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでで「美容室におけるレセプション(受付)とは何なのか。仕事内容や向いている人を紹介」の解説は以上です。
- 美容室におけるレセプションとは「受付」のこと
- 美容室におけるレセプションは資格を必要としない業務
- 美容室におけるレセプションの仕事内容は「電話対応」「予約管理」「お客様の接客」「在庫管理」「営業」
本記事は以上です。
最後までご覧くださりありがとうございました。