美容室SEO対策・美容院MEO対策とは|成功させる集客方法のポイントや注意点
「そもそもSEOって何?SNSと何が違うの?」
「美容室の集客としてSEO対策を採用したけど何をやれば良いのか分からない」
このような方に向けて、本記事では「美容室・美容院のSEO・MEO対策」について解説していきます。
- SEO・MEOとは
- MEOとSEOの違い
- SEO・MEO対策のポイント
- 注意点
結論、美容室ではSEO・MEOが「新規顧客の集客に効果的」という観点から必要な対策と言えます。
それは、ネット検索の上位表示に効果的な対策となるからです。
その重要性を具体的に理解し、実践できるよう、対策のポイントや注意点を見ていきましょう。
美容室向けに知っておくべきポイントやSEO対策と同様に重要なMEO対策についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
SEO・MEOとは検索エンジン最適化のこと
SEOとはSearch Engine Optimization、
MEOとはMap Engine Optimizationの略称です。
それぞれ日本語に翻訳すると、SEOは検索エンジン最適化、MEOはマップエンジン最適化という意味。
特定のホームページ検索時に上位表示されるよう調整をかけることをSEOと呼び、その一方でMEO対策の主な目的は、地図検索で競合店よりも目立つ位置に上位表示させて新規顧客を獲得することです。
SEOやMEOができると、自社のホームページやブログを特定の検索ワードで上位表示させることができ、それに伴い集客を円滑に進められる等がメリット。
今回はそんなSEO・MEOについて深掘りしていきます。
SEOとMEOの違いは対策方法
SEOとMEOの違いは「対策の方法」です。
それは、検索サイトと地図、といったアプローチするべきコンテンツの違いから。
例えば、
SEOは、主に「ユーザー検索意図」となるニーズを満たすコンテンツを多く作成し、Webサイト全体の品質を高める対策をします。
一方で、
MEOは、主にGoogleビジネスプロフィールでツール内情報の充実、口コミ評価の管理・運用といった対策をとっていきます。
美容室でSEO・MEO対策が必要な理由
美容室でSEO・MEO対策が必要な理由は、定期的に集客ができるからです。
多くの顧客が【美容室+地域名】で検索していることもあり、特定の地域で上位表示させることが出来れば、閲覧数も上がり、より多くのお客様をご来店へと導くことができます。
SEO対策とSNSの使い分け
SNSとの違いは、SNSはフロー型で、SEOはストック型ということです。
- フロー型…新しい投稿を継続的に投稿し続ける方法
- ストック型…1つの投稿を、改善・編集していって育てていく方法
このような違いがあります。
どちらもメリット・デメリットがあり、SNSは即効性が高いが持続性があまりなく、SEO対策は、即効性はないが、持続性の高い集客方法ということになります。
【美容室向け】SEO対策のポイント6つ
SEO対策のポイントとして、下記の6つがあります。
- 地域名のキーワードを取り入れる
- ニーズに沿ったコラム記事の作成
- 定期的に更新する
- キーワードを優先してタイトル・ディスクリプション作成
- 予約ボタンの設置場所
- ポータルサイト・SNSの活用
次項ではそれぞれを詳しく解説させて頂きます。
地域名のキーワードを取り入れる
1つ目としては、地域名のキーワードを取り入れることです。
新宿であれば、タイトル名を「店舗名|新宿の美容室」のように地域名のキーワードを取り入れるようにしてページを作成しましょう。
なぜならサイト内でも地域名をつけられる部分には地域名をつけることで、検索上位を獲得しやすくなるからです。
適度に地域名のキーワードを追加するのがポイントになります。
また、狙うべきキーワードをより明確にするためには、以下の内容についてフォーカスする必要があります。
- 集客したいターゲット層
- そのターゲット層が検索するニーズ
そのうえで、キーワード対策の具体例を参考に作成することをオススメします。
キーワード対策の一例
種類 | キーワードの具体例 |
地域名 + 美容室 | 「新宿 美容室」 「新宿 美容院」 「新宿 ヘアサロン」 |
詳細エリア | 「新宿 東口 美容室」 「新宿 駅近 美容室」 |
施術メニュー | 「新宿 美容室 ハイトーンカラー」 「新宿 美容室 バレイヤージュ」 「新宿 美容室 ショート」 「美容室 縮毛矯正」 |
サロンの特徴 | 「新宿 美容室 女性スタッフ」 「新宿 美容室 個室」 「新宿 美容室 当日」 |
ターゲット層 | 「新宿 美容室 メンズカット」 「新宿 美容室 学生」 「新宿 美容室 こども」 「新宿 美容室 40代」 |
指名検索 | 「〇〇美容室(サロン名)」 「スタイリストの個人名」 |
髪の悩み 美容室選びの悩み | 「美容室 オーダー おまかせ」 「カラー 直し 別の美容院」 「サロン 髪質改善」 |
ニーズに沿ったコラム記事の作成
2つ目として、お客様のニーズに沿ったコラム記事作成をすることです。
それは、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを提供することで評価が高まり、上位表示されるようになるためです。
コラム記事(お客様に役立つ情報)を定期的に作成して、ホームページ等で公開するようにしましょう。
お店で取り扱っている技術やおすすめのスタイリングなど集客に役立つ情報がおすすめです。
また、お客様である検索ユーザーが必要とする情報を掲載することも必要です。
- 料金表・施術メニュー
- 予約情報・クーポン情報
- ヘアスタイル
- スタッフ紹介
- 営業時間
- アクセス情報
- 駐車場有無
- サロンのコンセプト
- 店舗の写真(内観・外観)
- よくある質問(Q&A)
- ブログ・お知らせ
定期的に更新する
3つ目として定期的に更新することを推奨します。
理由は、最新情報を正確に提供しているほど評価や価値が上がり、継続ユーザーが増えるから。
SEO対策では更新頻度も重要な項目なので、定期的にコンテンツを見直すようにしましょう。
先ほど紹介したコラム記事を定期的にあげるだけでもかなり効果のある施策です。
まずは自分のできる範囲で定期的な更新を目指しましょう。
キーワードを優先してタイトル・ディスクリプション作成
4つ目としては、タイトルとメタディスクリプションに、上位表示させたいキーワードを優先して入れるように作成することです。
それは、検索エンジンの評価基準として重要視されるポイントと言えるからです。
タイトルは上記画像のように、検索結果で表示されるページタイトルのこと。
メタディスクリプションは、検索結果のタイトル下に表示されるページの説明・要約文のことをさします。
予約ボタンの設置場所
5つ目としては、予約ボタンをサイト内のわかりやすい位置に設置することです。
これはもちろん、予約を増やすためです。
例えば、ユーザーが「このサロンに行きたい」と思うタイミングで、スムーズに予約ボタンを押せる状態をつくらなければ、集客するチャンスを逃してしまう可能性があるから。
ポータルサイト・SNSの活用
最後のポイント6つ目は、ポータルサイトやSNSの活用です。
直接お客様を集められるだけでなく、実はSEOにも影響があります。
その理由は、インターネット上での露出が増えることによって、被リンクやサイテーションを獲得できるから。
被リンク
他サイトに自サイトのリンクが掲載されること。
サイテーション
SNSや他サイト上で、店舗名やサービスの内容などの固有情報が言及されること。
例えば、ホットペッパービューティーなどの美容室予約サイトや、公式インスタグラムなどのSNSを活用しているサロンは多いでしょう。
このように、ポータルサイトやSNSをフル活用して、被リンクやサイテーションを増やし、よりSEOに強いWebサイトになるように作成しましょう。
【SEO対策】美容室のホームページに掲載したい情報一覧
美容室のホームページに掲載したい情報として下記の内容があります。
情報 | 内容 |
---|---|
料金表 | どのような価格でサービスを受けられるのか明確にする為にも必要です。 |
メニュー | お客様が求めているサービスがあるのか、判断材料になります。 |
スタッフ紹介 | 女性スタッフ、男性スタッフ、どのようなキャリアのあるスタッフがいるのか明確にする為に必要な情報です。 |
美容室の販売商品 | サービスを受けるだけでなく、店販商品をお目当てのお客様もいます。そんなお客様の為にも必要な情報です。 |
アクセス | どこでやっているのかが分からなければ、来店の可能性が下がってしまいます。確実に掲載しておきましょう。 |
駐車場の有無 | 都会の地域でなければ、車を移動手段にしている方も多くいらっしゃいます。車で来店できるのかどうかの指標になります。 |
お店の写真 | サービスだけでなく、お店の雰囲気もお客様にとっては重要です。お客様から見て、良い印象を与える店内写真を掲載しましょう。 |
セール関連の情報 | お客様にとって有益な情報は、なるべく隠さずに記載しておきましょう。 |
近年はSEO対策よりローカルSEO(MEO)が重要
近年では、SEO対策よりもMEO(ローカルSEO)対策の方が重要な集客方法になってきています。
MEOとはMap Engine Optimizationの略称です。
前述のとおり日本語に翻訳すると、マップ検索エンジン最適化となります。
主にGoogleマップでの検索を上位表示させる方法がMEOと呼ばれています。
なぜ、重要視されているのかと言いますと、多くの利用者がいるということです。
近隣の店舗を簡単に探すことができるのがGoogleマップですので、近隣店舗の中で上位表示されればお客様の認知も自ずと広がっていきます。
結論として、美容室であればSEO対策と合わせて、MEO対策も必要なのです。
【美容室向け】MEO対策のポイント4つ
MEO対策には、主に下記4つの内容が挙げられます。
- Googleビジネスの登録
- 施術メニュー掲載
- 写真掲載
- 口コミの管理
まずはGoogleビジネスへの登録して、自店舗でMEOを活用できるようにしましょう。
MEO実施によって、ユーザーがサービスや商品を検索した際に、上位表示されることで多くの目に触れ、訪問者や新規顧客の増加が期待されます。
Googleビジネスの登録
Googleビジネスプロフィールの登録は、美容室・サロンのMEO対策の第一歩といえます。
まずは、Googleマップで店名や住所を検索して、すでに店舗情報が登録されていたら、オーナー認証を済ませます。
登録手順について詳しくは>>Googleビジネスプロフィールの登録方法で確認できます。
ビジネスプロフィールの設定ポイント
- ビジネスカテゴリ
- ビジネス名
- 住所・電話番号
- 営業時間
- 予約機能
- サービス内容
- 商品の掲載
- 写真・動画の掲載
- 属性情報
施術メニュー掲載
施術メニューは全てもれなく掲載するようにします。
それは、実際に来店を目的にしている検索ユーザーのニーズを正確にキャッチするためです。
また、検索評価の対象となる項目となり、アピールすることで訴求効果を高めることができます。
写真掲載
写真掲載が多いほど、集客促進に大きく影響を与えます。
それは、店舗の外観や内装、商品などを画像として目にすることで、検索ユーザーの来店イメージやモチベーションを高める効果があるからです。
口コミの管理
MEOでは、口コミ管理がとても重要と言えるでしょう。
なぜなら、検索ユーザーの多くは口コミ内容を参考基準にしているからです。
特にネガティブなコメントに対しては、オーナーからの真摯な謝罪など丁寧な姿勢を見せることで、かえって信頼を獲得できるケースも多々あります。
そのため、口コミを放置することは、集客ダメージを受ける可能性が考えられるのです。
口コミを増やす方法
POPやチラシなど、口コミ投稿のお願いやQRコード掲載からの動線づくりなど、口コミを書きやすい環境を提供しましょう
SEOで4つの注意点
集客に必要なSEOを実践するうえで、注意するべき4つのことは以下の内容です。
4つの注意点
- 効果が出るまで時間が必要
- 量と質どちらも重要
- テーマに沿った内容
- コピペは厳禁
効果が出るまで時間が必要
コンテンツを発信してすぐに結果が出ることは稀です。
それは、検索エンジンの読み込みと評価にある程度の時間が必要だからです。
量と質どちらも重要
SEOの観点から、サイトの掲載記事は、量と質どちらも重要となってきます。
なぜなら、両方ともサイトの評価に直結するからです。
また、記事数を増やす目的として、似たような内容で量産するのも気をつけたいところです。
そのため計画的に記事執筆していくことが重要となります。
テーマに沿った内容
テーマに沿った内容を一貫して提供することがとても大切です。
これも、検索エンジンでの評価基準の一つとされているから。
例えば、検索キーワードを設定したコンテンツとはズレた内容になっている場合、ニーズに沿った内容ではないため上位表示されにくくなってしまいます。
コピペは厳禁
コピペのリスクはとても高いといえます。
それは、サイト自体の評価を下げることや、訴訟問題に巻き込まれる恐れなどを含むからです。
オリジナルの内容で情報発信することを心がけましょう。
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まとめ
今回は「SEO・MEO対策」についてまとめました。
SEO・MEO対策をうまく実践することで、美容室の集客に大きな効果が期待できます。
近年は美容室としてのサービスや技術がいくら良くても、SEO等の対策が上手く出来なければ集客は難しくなります。
是非この記事を参考に自社のSEO・MEO対策を考えてみて頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。