美容室にあるシャンプー・ブロー代とは?美容師・美容室オーナー向けコンテンツ付き
「美容室にあるシャンプー・ブロー代って何?」
このような方に向けて、本記事では「シャンプー・ブロー代とは何なのか」を徹底解説していきます。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容室のシャンプー・ブロー代とは
美容室におけるシャンプー・ブロー代とは、シャンプーとブローと呼ばれる、髪を乾かしてブラシで整える技術にかかる料金のことです。
美容室によっても異なりますが、ヘアアイロン等を使って、簡単なヘアセットまでをブローと呼んでいることもありますので、細かなサービスは各店で異なるでしょう。
美容室でブローするメリット
専門的になってしまうので、記載できないのですが、専門家目線でブローするメリットを3つほどご紹介させて頂きます。
- キューティクルが整い、艶が出る
- 自然なボリューム感が出る
- 一時的に癖が伸ばせる
以上の3つがメリットになります。
次項ではそれぞれ詳しく解説させて頂きます。
メリット1.「キューティクルが整い、艶が出る」
美容室でブローするメリット1がキューティクルが整い艶が出ることです。
髪の1番表面にあるのがキューティクルと呼ばれる部分になります。
そのキューティクルは、上から下に向かって鱗状に存在しています。
そのため、美容室ではお客様が座っている状態で美容師が立って施術することで、ドライヤーの風が上から当たり、キューティクルが整いやすくなるのです。
キューティクルが整うと、髪の艶感が出るため、自宅でブローをするよりも艶感が得られます。
メリット2.「自然なボリューム感が出る」
美容室でブローするメリット2が自然なボリューム感が出ることです。
美容師の場合、髪を乾かす際は頭皮に近い所から乾かします。
そうすることで、自然なボリュームが生まれ、ふわっとした自然なボリューム感のあるヘアスタイルに仕上がるのです。
また、元々の髪のボリュームが少ない方でもブラシを入れることにより髪の立ち上がりを癖づけることも可能になります。
ぺたっとした髪でお悩みの方でヘアスタイルを決めたい時には美容室でのブローがおすすめです。
メリット3.「一時的に癖が伸ばせる」
美容室でブローするメリット3が一時的に癖が伸ばせることです。
癖毛の方はアイロンを使っても、毛先の癖は伸ばせても、根本の癖は中々伸ばせません。
そんな時に美容室でブローをすると、ブラシが根本の髪も引っ張ってくれるため、癖が伸びてくれます。
また、アイロンで伸ばしたような不自然な仕上がりにはなりづらい為、自然なストレートヘアを求める方は、美容室でのブローがおすすめです。
美容室のブローが行われる手順
美容室でのブローのメリットがお分かり頂けたところで、実際に美容室でブローが行われる手順をご紹介させて頂きます。
- 手順1.ハンドドライ
- 手順2.ハンドブロー
- 手順3ブラシブロー
以上の工程を次項で詳しく解説させて頂きます。
手順1.ハンドドライ
美容室のブロー手順1がハンドドライです。
濡れている髪に対して、1番初めに行うのがハンドドライです。
根元の水分をドライヤーで取り、その後毛先の水分も7〜8割程度取る工程になります。
一カ所が早く乾いてしまわないように、全体的に満遍なく乾かすことで、全体が均一に乾き、仕上がりもパサつきがなく綺麗な状態に導けます。
手順2.ハンドブロー
美容室のブロー手順2がハンドブローです。
7〜8割ハンドドライで乾いた状態の髪に対して、行う工程になります。
ハンドブローは、その名の通り、手でブローする工程になりますので、髪を手で引っ張りながら伸ばしていく技術です。
ハンドドライだけでは、髪の癖が取りきれないので、艶を出す為にも重要な工程です。
また、この工程である程度のヘアスタイルは完成させておくと次の手順のブラシブローでの仕上がりが良くなります。
9割程度乾くまでは、ハンドブローで仕上げます。
手順3.ブラシブロー
美容室のブロー手順3がブラシブローです。
ブロー手順の最後の仕上げはブラシを使ってブローをします。
手のブローに比べて、細かい癖が伸ばせたり、より強く髪にテンションがかかるため、艶感が出しやすくなります。
また、アイロンよりも低音なドライヤーでの施術のため、髪の負担も少なく、ある程度自由なヘアスタイルに導けるため、ダメージが気になる方でも心配なく施術を受けられるでしょう。
この工程で初めて、100%まで乾かす仕上げです。
美容師向け|お客様にブローを提供する際に気をつけるべきこと
どのような手順でブローをするのかお分かり頂けたところで、美容師向けにもブローについて解説させて頂きます。
お客様にブローを提供する上で気をつけなければならないことは、ドライヤーの温度管理と髪を引っ張るテンションです。
ドライヤーが近すぎたり、一カ所に集中して当たってしまうと頭皮に火傷を負わせてしまうリスクがあります。
しっかりと風をコントロールしながら満遍なく当てることが重要になります。
また、ブラシや手で髪を引っ張る際には、お客様の頭が揺れていないか注意しましょう。
ただ乾かすだけでも、細心の注意を払って施術を心掛けましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はブローについて解説させて頂きました。
美容室のブローメニューについて、分からない部分が明確になり、ブロー施術を受けてみたいなと感じて頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。