美容室コンセプト例文|サロン開業で集客効果に重要な計画・作り方を紹介!
「美容室のコンセプトはどんなものがいいか?」
「美容室の公式サイトに掲載するためのコンセプトを考えたい」
「美容室の理念としての例文が知りたい」
このような疑問をお持ちの方に向けて「美容室・ヘアサロンのコンセプト例文」について下記の内容を解説します。
- 集客するためのコンセプトを作る方法
- サロンコンセプトの例文
美容院のコンセプトでは、どんなお店なのか知ってもらうための訴求効果が期待できます。
美容院のコンセプトを明確にすることで、その理念に共感するお客様やスタッフが集まるお店になっていきます。
サロンコンセプトの決め方・作り方について、具体的な例文をもとに詳しくみていきましょう。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
集客するためのコンセプトを作る方法
美容室の集客に必要なコンセプトは、具体的にどう作るべきかと悩むサロンオーナーは少なくありません。
これからご紹介する重要な5つの項目ごとの考えを明確に抽出していくと、効果的なコンセプトを作ることができます。
作り方
- 具体的なターゲット層を決める
- 美容への想いを込める
- お店が目指す目標を掲げる
- お店の外観・内装
- 営業時間と立地
具体的なターゲット層を決める
まず、1つ目は、具体的なターゲット層を決めることです。
理由は、ターゲットとするお客様のニーズを見極めて、対応することで集客アップが望めるから。
顧客ニーズを見極めるためには、ある程度、ターゲットとする客層の幅を絞る必要があります。
たとえば、「20〜30代の働く女性」「30〜40代のお子さんがいる女性」といった、メインにするお客様像がわかることで、お店の方向性も定まります。
お客様視点から「こういう客層が得意なんだな」と分かりやすいアプローチをすることで、その層の方々が来やすいサロンになっていくため集客に効果的というわけです。
ターゲットの絞り方は、
- 年齢
- 性別
- 仕事
- ライフスタイルなど
- 施術メニュー
得意なこと、提供したいサービス、などを踏まえてターゲッティングするのが自然です。
美容への想いを込める
2つ目は、美容への想いを込めることです。
それは、ずっと反映されていくものだから。
自分が今まで心に持ち続けてきた想い・原動力は何だったかをもう一度振り返って思い出してみます。
- 美容師になったとき・なりたいと思ったとき
- スタイリストを目指していたアシスタント時代
- スタイリストになれたとき
- 必死で苦難を乗り越えたとき
- 独立して美容室を開業したとき
「お客様に何を感じてもらえるお店にしたいか」それこそがサロン独自のコンセプトです。
そのお店にしかない上質なサービスに直結します。
お店が目指す目標を掲げる
3つ目は、お店が目指す目標を掲げることです。
これは、2つ目の「想い」をさらに発展させたバージョンです。
このようになると、自然とお店に足を運んでもらえるようになっていきます。
お客様視点で「このサロンなら、なりたい自分を実現できそう」といったビジョンを明確に示してください。
経営者視点では「これからこのサロンで夢を実現していこう」という共通認識を全スタッフで持てるようにします。
お店の外観・内装
4つ目は、お店の外観・内装です。
なぜなら、お店自体が「広告」となるからです。
ただ偶然、通りがかった人が、お店の雰囲気を気に入って、わざわざ検索をしてまできてくれるようなお店づくりができれば、新規顧客の獲得にも大きな影響をもたらすことになります。
営業時間と立地
5つ目は、営業時間と立地です。
これは、ターゲット層によって通いやすいエリアや時間帯が変わるからです。
たとえば、メインターゲットが「30〜50代のサラリーマン層」であれば、
- オフィス街や駅近の出店
- 昼〜夜までの遅めの営業時間
といった設定ができます。
あらかじめ、コンセプトとターゲット設定はセットで考えておき、サロンをどこに出店するか、営業時間をどうするか明確に決めておくことがポイントとなるでしょう。
サロンコンセプトの例文
ここでは、美容室のコンセプトとしての成功事例の例文をご紹介します。
以下は、“日本一予約が取れない美容師”と評される髙木琢也さんが代表取締役の「OCEAN TOKYO」が掲げているサロンコンセプトです。
目指したい未来に、旗を立てよう。
その想いだけで、OCEAN TOKYOは始まりました。
ただ世の中の流行りを紹介するのではなく、
あなたの個性と生き方を応援するヘアスタイルを創造していきたい。美容師とお客様の関係性を超えて、
人生という名の航海をともに乗り越えていく仲間でありたい。気分転換から大勝負まであなたの生活とともにあるヘアサロンを目指して。
LIFE HAIR for you.
原宿から世界へ新しいスタンダードをつくっていきます。
引用元:OCEAN TOKYO 公式HP
OCEAN TOKYO
OCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)は、メンズカットに特化した美容室として超がつく人気・有名店です。
代表の高木さんは美容師として「人生をデザインする」をコンセプトとして切り拓いてきたレジェンドです。
2013年OCEAN TOKYO設立。
髪型一つで人生って変えれるんだってことを伝えたい。
誰でも緊張しないでこれるサロンを創りたい。
僕たちが携わる事で自信をつけてほしい。
その思いから始まりました。
OCEAN TOKYO
代表取締役
髙木琢也
ポイント①:ブレない信念
目の前のお客さまが「今までの美容室でここが一番良かった!」って思ってくれたら、その方が広告塔になって、周りの友だちが新しく来てくれるようになりますから。
引用元:Type
そうやってお客さまが増えてくれた結果、俺は今1カ月で900人の髪を切っています。
大事なポイント1つ目は、「目の前のお客さまを満足させること」のように、自分のブレない信念を持つことです。
それは、周りを巻き込む力となるから。
お客様やスタッフ、すべてを取り込んで離さないほどの信条があれば、最後まで一貫して突き通すことができます。
突き詰めた先に、日本一への道が拓けていたというエピソードは、壮大なようでいて実はいちばん基本的なことなのかもしれません。
ポイント②:周囲への浸透力
よくうちの若手に「高木さんみたいになるにはどうすればいいですか」なんて聞かれたりするんですけど、俺はカット技術とかテクニックより「友だちを大事にする」、「関わった人たちを大切にする」ことが一番重要だって言っています。
引用元:Type
ポイント2つ目は、「とにかく周りの人を大事にする」といったように、周りにうまく浸透させることです。
ともに働く仲間、スタッフへサロンのコンセプトや経営理念がうまく伝わる「伝え方」が大切です。
それは、一緒に戦っていくためには、同じ方向を見て進んでいく必要があるからです。
プライベートサロンなどの1人美容室であれば、お客様を大切にすることで気持ちが伝わるもの。
ポイント③:インパクトあるフレーズ
「俺は、人生をデザインする」
引用元:NHKプロフェッショナル
ポイント3つ目は、「人生をデザインする」「髪型ひとつで人生は変わる」のようなインパクトあるフレーズです。
なぜなら、このひと言で人を惹きつけるパワーがあるからです。
広告ではスタンダードなやり口とされていますが、訴求効果が高いのも事実。
美容師として、何を思ってこれまでやってきたのかを振り返ると、大切にしているものがきっと見えてくるでしょう。
まとめ
今回は「美容室・ヘアサロンのコンセプト例文」について解説しました。
お店のコンセプトは、集客力にも影響してくる大切な経営戦略のひとつ。
一貫した理念が、より多くの人を惹きつけます。
成功事例を参考にしてインスパイアされるイメージ、直感を大切に、新しい未来を切り拓くサロンコンセプトを生み出していきましょう。
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