美容院カルテとは｜美容室カルテの内容・ヘアサロンオススメ電子カルテを紹介

「美容院の紙カルテにいちいち書きたくない」
「電子化して効率よく管理したい」
「顧客カルテの無料テンプレートが欲しい 」

このような疑問をお持ちの方に向けて「美容院カルテの内容・電子カルテの無料アプリ」について下記の内容を解説します。

• 美容院のカルテとは
• カルテの内容・書き方
• 無料テンプレート
• オススメ電子カルテの無料アプリ
• FAQ

結論

サロンでは美容師が施術により集中できるよう電子カルテを導入した方がメリットが多いでしょう。

理由

 カルテの記録・管理・共有が一括に
 サロンで生じる非効率を効率化へ

ここで言う「カルテ」とは、美容室で顧客管理のために使用するカウンセリングシートのことです。

カウンセリングシートでは、来店されたお客さまの情報をまとめて管理します。

美容院のカルテとは

美容室で扱うカルテとは、来店された際に顧客の個人情報や来店履歴・施術内容などを記録するもの。

作成以降から来店時の更新を継続していき、サロンスタッフ間で情報共有したり、集客や売上アップなどの経営戦略に反映させるための重要なデータです。

近年では、紙媒体のカルテから電子カルテに移行している傾向が強くみられます。

電子カルテとは
パソコンやタブレット端末などで記録・閲覧・管理できるカルテ。

カルテの内容

美容室で管理するカルテには、以下のような内容を記録するのが一般的です。

カルテの内容

• 氏名
• 住所
• 職業
• カウンセリング・施術・アフターカウンセリングの内容
• 髪質や体質
• ライフスタイル
• 服のテイスト
• 会話の内容
• 性格や趣味

このように、お客さまの様々な特徴を残しておくことで、ヘアスタイルの提案や施術する際の会話、喜んでもらえるサービス提供に役立てることができます。

カルテの書き方

サロンカルテを書くときに気をつけたいポイントを見ていきましょう。

カルテの書き方

1. 来店日・施術内容
2. 使用した薬剤・スタイリング剤など
3. 自宅でのヘアスタイル再現方法
4. ヘアスタイルや髪の悩み
5. 提案したヘアケア方法
6. 経過によるヘアスタイルの変化
7. 今後のヘアデザイン提案
8. 次回の予約時期提案
9. 美容室を変えたきっかけ・理由
10. 美容室を選ぶ基準（メニュー、料金、雰囲気、接客など）
11. 美容室ではどう過ごしたいか（静かに過ごしたい、楽しく会話など）

上記のような内容で詳しく順に記載しておくことで、お客様が美容室・ヘアサロンに求めていることが見えてきます。

これは全スタッフで共通認識を保つことが必要です。

こうして顧客ニーズを見出し、それに応えていくサービスの提供やアプローチを積極的に実践し、繰り返していくことで集客や売上に反映されていくと考えられるからです。

無料でダウンロードできるテンプレート

無料でダウンロードできるサロン・美容室向けカルテ（エクセル）のテンプレートを2つご紹介します。

Nagomi

Nagomiは、サロン向けカウンセリングシートのテンプレートを無料でダウンロードできます。

ダウンロードには氏名・メールアドレスの入力が必要です。

テンプレート祭り

テンプレート祭りは、美容室向けカルテのテンプレートが無料でダウンロード可能です。

登録不要でダウンロードできます。

【無料アプリ】ヘアサロンにオススメ！電子カルテ3選

ここでは、無料で利用できるヘアサロン向けのオールインワン型電子カルテアプリをご紹介します。

美容室でのカルテ管理には、電子化を推奨します。

なぜなら、紙カルテならではの苦労を払拭できるからです。

電子カルテがオススメな理由

• 閲覧・編集がいつでも可能
• スムーズなデータ検索・引継
• 写真も記録できる
• 全スタッフでわかりやすくデータ共有
• 破損や紛失の心配がいらない
• 操作が簡単

電子カルテには、オールインワン型・特化型の2種類あります。

 オールインワン型：カルテ作成・管理以外の業務まで幅広く対応しているタイプ。
 特化型：特定の業務に強みを持つタイプ。

CASTFILE（キャストファイル）

引用元：CASTFILE

CASTFILE（キャストファイル）は、使用する容量ごとの料金設定が特徴的な美容サロン向けクラウド型カルテサービスです。

カウンセリングシート・施術同意書など、サロン仕様のカスタマイズが自由。

アフターフォローの充実、顧客満足度・集客率アップに役立てられるでしょう。

施術カルテに写真や手書きメモも残せる機能性。

デバイスひとつで顧客情報をまとめて管理。

LiMEsalon（ライムサロン）

引用元：LiMEsalon

LiMEsalon（ライムサロン）は、美容師が企画・設計したカルテ＆予約管理アプリです。

スマホで手軽にカルテ管理や予約管理、レポート、顧客とのカルテの共有、プロフィールページの作成が無料で行えるオールインワン型。

カルテ作成でカレンダー予約情報も同時に更新、効率的な予約管理が魅力。

カルテ機能では、写真・手書きスケッチ・メモ・会計履歴を一括管理。

有料機能では、ネット予約・Instagram予約連携・LINE公式アカウント連携・レジ会計といったサービスも豊富。

STORES（ストアーズ）

引用元：STORES

STORES 予約は、充実した機能を搭載した導入費用が無料の電子カルテアプリです。

アプリ上で顧客管理もできるなど、業務効率と同時に売上分析もできるオールインワン型。

有料バージョンでは、利用できる機能性もさらに広がります。

それぞれの詳しい機能性については>>美容室顧客管理ソフトでもご紹介しています。

ヘアサロンのカルテに関するFAQ

美容室・ヘアサロンのカルテに関してよくある質問をまとめました。

• 美容室で電子カルテを導入するメリットは？
• 美容院のカルテは何年間保存しておくもの？
• 美容室のカルテに悪口とか書かれていたりする？

Q.美容室で電子カルテを導入するメリットは？

A.導入によって得られるメリットは以下の内容です。

メリット

• 作成時間・手間削減
• ペーパーレス促進
• 業務効率向上
• 再来店率アップ
• 失客率低減

Q.美容院のカルテは何年間保存しておくもの？

A.施術終了日から5年、その他の書類は3年間の保存が義務付けられています。

参考：保険医療機関及び保険医療養担当規則

Q.美容室のカルテに悪口とか書かれていたりする？

A.悪口を書くようなことは美容師としてあってはならないことですが、カルテには、お客様との会話内容や趣味、性質、ファッションなど、髪以外にも特徴的なことを書き記している場合が一般的です。

また、サロンによっては年間支払額でランク分けしていることもあったりと、お店によって書く内容は様々と言えます。

まとめ

今回は「美容院カルテの内容・電子カルテの無料アプリ」について解説しました。

今回ご紹介したテンプレートや、電子カルテの無料アプリから、お店で使いやすいタイプを選んで、効率よくカルテの電子化を進めてみるのはいかがでしょうか。

>>美容室顧客管理ソフトでは、おすすめのサロン向け無料アプリについてご紹介しています。