カットモデルの声かけとは?成功させるポイントやコツ、基準を紹介
「カットモデルの声かけに挑戦したい」
「どのような基準でカットモデルを選べば良いかわからない」
このような方に向けて、本記事では「カットモデルの声かけ」に関する内容を徹底解説しています。
また、成功させるためのポイントやコツ、基準なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
そもそもカットモデルとは?
カットモデルとは、アシスタントレベルの美容師がカットの練習をするためのモデルです。
基本的にはスタイルチェンジすることが一般的なので、ロングスタイルからミディアムスタイルやミディアムスタイルからショートスタイルへと長さを変えられる方をモデルにします。
カットモデルとカラーモデルの違い
リタッチやフルカラー、デザインを入れたカラーなど、練習したいカラーの条件と合った方をモデルにします。
このように、カットモデルとカラーモデルの違いは、練習する内容に違いがあります。
カットモデルとサロンモデルの違い
サロンモデルとは、美容室のホームページやSNS等に掲載するスタイル写真等のモデルのことです。
基本的にカットやカラー等の施術はせずに、スタイリングだけさせてもらい、写真を撮るようなことが多いです。
また、サロンモデルは髪型だけでなく、スタイルや顔の印象等も重視して選ばれます。
カットモデルとサロンモデルの違いとしては、カットモデルは無料or格安でカットの施術をするのに対して、サロンモデルは美容室側がモデルさんに謝礼を渡して依頼するモデルになります。
カットモデルの声かけを成功させるポイント・コツ
カットモデルの声かけを成功させるポイント・コツには下記のものがあります。
- 何が目的なのか明確化する
- 名刺を渡して何者か明らかにする
- 相手に合わせて柔軟に提案する
次項では、何故これらがポイントなのかそれぞれ解説させて頂きます。
何が目的なのか明確化する
何が目的で声かけをしているのか明確化して話しかけることが最初のポイントです。
カットモデルなのか、カラーモデルなのか、サロンモデルなのか、それぞれの条件や目的を最初に伝えることが大切になります。
その上で、相手の要望は何なのか耳を傾けることも重要です。
明確な目的等が無いと、ナンパや勧誘に間違えられてしまいますので、必ず明確な目的を持って声かけをしましょう。
名刺を渡して何者か明らかにする
次に信頼してもらえるように名刺を渡すことも重要です。
この時に、SNSのフォロワーが多いor有名美容室であればそちらもアピールするようにしましょう。
逆に権威性をアピール出来ない方であれば、自身のスタイルやお店のホームページ等を見せて、安心感を持って頂くことも有効です。
相手に合わせて柔軟に提案する
最後に相手に合わせて柔軟に提案することを解説させて頂きます。
声かけといっても1人1人対応が異なるので、その人に合わせて柔軟にカットモデルの提案をすることが大切です。
自身の要望ばかり強要してしまうと、相手は応じてくれません。
相手の要望を汲み取った上で、提案をしてみると成功率は上がるかと思います。
また、今は条件が合っていない相手でも、将来的にはモデルさんとなってくれる可能性がありますので、連絡先等を交換しておくとモデル集めもスムーズに進められるでしょう。
カットモデルの声かけする人の基準
カットモデルの声かけする人の基準はそれぞれの目的に合わせて変更する必要があるのです。
どのようなスタイルにカットしたいのか、どのぐらい長さをカット出来るのか等の基準があり、それぞれの目的もことなるかと思います。
カットモデル以外でも、カラーモデル・サロンモデル等も基準がありますので、それぞれ異なる基準を解説させて頂きます。
カットモデルの場合、声かけする人の基準
カットモデルの場合、声かけする人の基準は以下の通りです。
- 練習したいモデルに声をかける
- 5cm以上カットできる、練習したいヘアスタイルにすることを承諾してくれる人
他にも基準がある場合がありますが、この2つが主要な基準となります。
5cm以上の長さをカット出来ないと、あまり練習出来ないということ、練習したい年代や顔の雰囲気に合うモデルを探すこと、これらを意識してモデルさんを見つけてみて下さい。
カラーモデルの場合、声かけする人の基準
カラーモデルの場合、声かけする人の基準は以下の通りです。
- 根元がプリン状態になっている人や髪の毛が長すぎない
- 長い方だと時間がかかりすぎてしまうので、できれば短い人
カラーモデルもこれらが主要な基準となります。
また、カラーは薬剤を使用した施術になりますので、髪のダメージレベルも見極める必要があるのです。
このように、カットモデルよりも気を使いながらモデルを探さないと、後々のトラブルになりかねませんので、気をつけましょう。
サロンモデルの場合、声かけする人の基準
サロンモデルの場合、声かけする人の基準は以下の通りです。
- 自社サロンに集客できる人材
- 美容室がターゲットにしている年代や職業など細かく指定して、声かけする
この2点になります。
サロンモデルの場合は髪質の他に、見た目がかなり重要視されます。
お客様を呼び込む為のモデルさんですので、お客様から魅力的に見られる方を探すのが望ましいでしょう。
また、サロンモデルは美容室側が謝礼をお支払いする場合も多いです。
そのため、どのぐらいの予算をかけられるのかも、事前に確認しておくのが望ましいかと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はカットモデルについて解説させて頂きました。
美容師を志す方は必ず、カットモデルを用意する必要があるかと思います。
その際に、よりスムーズにモデルさんを探せるように記事を書いてみましたので、参考にして頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。