【フリーランス美容師】サロンの探し方|集客マッチングサイトや予約・求人
フリーランス美容師は店舗とは違って自力で顧客を獲得する必要があり、フリーランスとして営業する上での最大の課題となります。
なぜならば、様々な集客方法を駆使しながら顧客を獲得する必要があることに加え、集客ができないと売上につながらないためです。
対面だけでなくSNSやネットから顧客にアプローチする方法もあるため、集客方法は多岐に渡ります。
今回は、フリーランス美容師の集客方法や施術を受けたいお客様とのマッチングサイト、予約管理アプリをご紹介します。
集客に苦戦しているフリーランス美容師の方だけでなく、自分に合った美容師をお探しの方もぜひご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
フリーランス美容師の集客方法
フリーランス美容師にとって、集客活動は長期の活動をするために最も重要な仕事と言えます。
その理由は「リピーター」とも呼ばれる固定客を獲得できないと売上の確保することが困難となり、赤字が続いて経営に影響を及ぼすことがあるためです。
>>フリーランス美容師のやばい末路とはの記事で経営がうまくいくコツを紹介しています。
また、店舗とは違って一から顧客を集めないといけないので、固定客の獲得につながる新規客の呼び込みも重要となります。
顧客側からしても都市部のように自分に合った美容室や美容師を探すのが大変な地域があるため、効率的に美容師を探したいと考えている人も多いです。
ここでは、フリーランス美容師の集客方法として有効なものを紹介します。
集客方法の例
- マッチングサイトを利用
- SNS等で発信
- お客様からの紹介
- 街中でのスカウト
- チラシ配布・投函
集客の参考にして下さいね。
マッチングサイトを利用
個人のお客様とフリーランス美容師を結びつけるサービスとして、「美容師マッチングサイト(アプリ)」というものが存在します。
大きな特徴としては顧客は自分にあった美容師を見つけることができ、美容師も実績や得意なジャンルを発信することが可能なことです。
美容師の自己PRや顔写真まで掲載できるサイトが多く、自分の強みや人柄をアピールすることができます。
SNS等で発信
SNS上に施術後の写真をアップしたり、情報発信を行うのも集客方法の一つとして挙げられます。
少ない費用での集客活動ができ、顧客も気軽に情報を得ることが可能です。
ただし、SNSでの集客には他の美容師との差別化が重要となります。
お客様からの紹介
集客活動の中で最も有効とされているのが、お客様からの紹介です。
有効とされている理由は、既存のお客様からご友人やご家族を紹介してもらうことで新規の顧客を獲得できるチャンスが高まるためです。
信用している人から美容師を紹介してもらうことは口コミよりも信頼できます。
技術や応対品質についても信憑性が高まるのです。
街中でのスカウト
街中で通行人に直接声を掛けるという方法もあります。
直接美容師の顔を確認することで、雰囲気や人柄を確認することができる点がメリットです。
ただし、急に声を掛けられると警戒する人もいることが予想されます。
チラシ配布・投函
お店の近くでチラシを配ったり、ポスティングする方法も集客方法の一つです。
昔から基本的な宣伝方法として使われており、店舗の存在を認知してもらう目的があります。
また、SNSやネットを利用しない年齢層の高い顧客への効果が期待できます。
一方で、マンションへのチラシ投函だと断られるケースがあるということや、チラシの制作にコストがかかるという点に注意が必要です。
ブログ・YouTubeを活用した活動報告
短文投稿が主流のSNSよりも充実した内容でPRできるものとして、ブログやYouTubeの活用も有効です。
フリーランスだと時間の自由があるため、空き時間を活用しながら集客活動ができます。
また、SNSでは伝えきれない内容を詳しくアピールすることも可能です。
特にYouTubeだと顔出しで動画を撮影することによって、雰囲気や人柄を視聴者に伝えることができます。
いずれも基本的に費用を掛けずに集客することができますが、ブログへの投稿はアクセス数を増やすためにSEO対策などターゲットの絞り込みが特に重要となります。
>>美容室SEO対策・美容院MEO対策とはの記事で、集客に成功するポイントを紹介しています。
オススメのマッチングサイト【美容師 × 顧客】
美容師と顧客を結びつけるマッチングサイトでは、顧客が自分に合った美容師を見つけることができるだけでなく、美容師も予約や支払いの手間を省くことができます。
その理由としては、
- 美容師の情報が充実しているため顧客へのアピールが可能
- 予約から支払いまでの流れをサイトもしくはアプリの中で完結させることができる
という点が挙げられます。
顧客のメリットとしては、サイトでは掲載している美容師の自己PRや実績・評価からニーズに応じた美容師を探すことができることがあげられます。
さらに条件を絞り込むことで精度の高いマッチングが可能です。
また、予約から支払いまでの流れをサイト内で完結させることで、本来であれば手間がかかるキャンセルを減らすこともできます。
ここからは、おすすめの顧客と美容師のマッチングサイトを2つ紹介します。
Kamista
画像引用:Kamista(カミスタ)
「Kamista(カミスタ)」は、女性の利用者に特化した美容師とのマッチングサイトです。
また、掲載する美容師を兵庫県南部を拠点に活動されている方に限定することによって、地域活性化を目指しているサイトでもあります。
最大の特徴は美容師の全身写真が掲載されていることや、インタビューや施術中の動画が掲載されていること。
日頃どのような態度でお客様と接しているのかなど美容師の人柄をイメージしやすいため、施術を受ける際の緊張や不安も軽減されます。
ヘアリー
画像引用:ヘアリー
「ヘアリー」は、男女問わず美容師とのマッチングができるサイトです。
特徴として挙げられるのは予約から支払いまでをサイト内で完結させることができ、当日もスムーズに施術を受けられることです。
また、スケジュールや評価、サロン名など美容師についての情報が見やすくまとまっているため、顧客は一目で情報を収集することができます。
オススメのマッチングサイト【美容師 × シェアサロン】
ハサミやスタイリング剤など最低限の備品のみで働くことができるシェアサロン。
店舗の空席や空き時間を利用する「面貸し」とは違ってサロンの中を自由に使うことができ、複数のフリーランス美容師で共有するスペースです。
このようなシェアサロンと美容師のマッチングを行うサイトを2つ紹介します。
ShareLon(シェアロン)
画像引用:ShareLon(シェアロン)
シェアサロンの検索ができるだけでなく、フリーランス美容師に向けた情報発信も行っているのが「ShareLon(シェアロン)」です。
ShareLonは、独立を目指す美容師の急増を受けて創設されたマッチングサイト。
主に美容室の経営コンサルティングに関わっていたメンバーが運営しているため、独立に不安を抱えている美容師の方に寄り添った内容となっています。
おすすめの決済端末や集客サイトなどを紹介するコラムも充実しているため、集客や経営のための情報を集めることもできます。
SALOWIN【サロウィン】
画像引用:SALOWIN【サロウィン】
売上の8割を還元し、シェアサロン業界の中でも最高水準を誇るマッチングサイトが「SALOWIN」です。
SALOWINでは首都圏を中心に多数のシェアサロンを展開。ひと月当たり5万円+売上の20%から使用料を支払う基本プランからシェアサロンを使用することができます。
SALOWINでの勤務から、店舗を開業したい美容師へのサポートも行っています。シェアサロンを通じてフリーランス美容師に様々な選択肢を与えてくれるマッチングサイトです。
フリーランス美容師のサロンの探し方
フリーランス美容師の勤務場所であるサロン探しは慎重に行わないといけません。
フリーランスの働き方
- シェアサロン
- 面貸し
- 業務委託
の3つに分けられ、それぞれの希望やスタイルに合った形態を選ぶ必要があります。
それぞれの働き方によって探し方も異なります。
ここでは、3つの働き方に応じたサロンの探し方を紹介します。
シェアサロン・面貸しならマッチングサイト
既存店舗での空席や空き時間を利用する「面貸し」や、貸し出し用の店舗をレンタルする「シェアサロン」で働きたい場合、マッチングサイトがおすすめです。
店舗を持たないフリーランス美容師にとって、「面貸し」「シェアサロン」で設備が整ったスペースが使えるのは魅力の一つです。
求人サイトで面貸し店舗を探す場合は条件を指定する手間がかかりますが、マッチングサイトでは面貸しの定義を理解した店舗やサロンが美容師を募っています。
業務委託なら求人募集
既存の店舗と報酬や勤務形態などに関する契約を結んで業務を行う「業務委託契約」の場合、店舗から美容師に向けた求人募集サイトで勤務場所を探すことをおすすめします。
このような求人募集サイトでは、地域や条件を絞り込むことによって美容師を募集している店舗を効率よく探すことが可能です。
業務委託契約の店舗を探すポイントとしては、集客力と保証された給料が出るかということ。
客が来ずに閑散とした店舗だと報酬も期待できないため、給料が支払われる保証のある店舗を探す必要があります。
オススメの予約管理アプリ
ネット予約を管理するアプリを活用することで、美容師の業務負担を減らすことができます。
施術で手が離せないときに電話を取る必要がなく、いつでも予約の受付を行うことができるのが大きなメリットです。
また、電子カルテをはじめとした顧客情報の管理なども可能で、多岐に渡る業務を自動化することもできます。
ここでは、フリーランス美容師におすすめの予約管理アプリを2つ紹介します。
それぞれの機能を比較してみましょう。
tol | Lime | |
---|---|---|
予約管理 | 無料 | 無料 |
ネット予約 | 無料 | 有料 |
SNSとのリンク | 無料 | 有料 |
顧客管理 | 有料 | 無料 |
月額料金 | ¥3,180~ | 売上により変動 |
自分に合った予約管理アプリを利用しましょう。
tol
画像引用:tol
最短3分で予約サイトを作ることができ、スマホやタブレットで使用できる便利な予約管理アプリが「tol」です。
一番の強みは自分で簡単に予約システムを運用できること。
予約の管理だけでなく、顧客の情報も自動的に振り分けて整理・蓄積する機能が備わっているため、業務負担を大幅に軽減できます。
さらに月3,180円からの有料プランでは、無料のプランに加えてSNSへのリンク機能なども利用可能です。
スマホやタブレットでの運用が可能なため、外出や移動が多い美容師の方も手軽に使うことができます。
Lime
画像引用:Lime
現場の美容師から絶大な支持を得ている予約管理アプリが「Lime」です。
支持を得ている理由は現役美容師が代表の会社が運営しているため、現場での経験を取り入れた機能が備わっていることです。
リアルの声に耳を傾けた上で企画設計がなされているため、使いやすさを追い求めたアプリとなっています。
ネット予約やレジ会計などの有料プランもありますが、利用料金が一ヶ月の売上に応じて変動するため、顧客が少なくても低コストで有料プランを利用することができます。
まとめ
フリーランス美容師が勤務する場所を見つけるためには自分のスタイルに合ったサロンを探し、それに合った働き方も確立しなければなりません。
主なフリーランス美容師の働き方には、以下の3つが挙げられます。
・面貸し
・シェアサロン
・業務委託契約
また、集客に向けて様々な方法があるということも知っておく必要があります。
既存の顧客から紹介してもらう方法やSNSでの情報発信という手段もありますが、顧客とマッチングするためのサービスを活用することも大切です。
マッチングサイトを活用することで、顧客に対して実績や評価・得意分野などを視覚的にアピールすることが可能です。
顧客は美容師の人柄やサロンの雰囲気をあらかじめ知ることができるので、施術への緊張感を軽減することができます。
効率的にサロン探しと集客をすることでフリーランス美容師としてのスタイルを確立することが期待できるため、マッチングサイトの活用は集客活動を行う上で非常に有効な手段です。
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