サロン様も無料で求人できる!詳細はこちら

美容師の時給|年収や給料の実態!アシスタントや店長の仕事内容・働き方とは

美容師の時給|年収や給料の実態!アシスタントや店長の仕事内容・働き方とは

美容師は実力次第で年収1,000万円も夢じゃない仕事として語られがちですが、割合としてはわずか4.6%です。

ほとんどの美容師がその収入面に不安を抱える人も少なくありません。

「実際、時給に換算するといくら?」「アシスタントや店長でどれくらい差があるの?」

そんな疑問を解消するために、本記事では美容師の時給・年収・役職別の相場について徹底解説します。

編集者ゆき

美容師を目指す学生さんや、現在働いているものの「収入に限界を感じている」方にとって、将来設計のヒントになる内容をお届けします。

美容師専門の無料求人サイト

「優秀な美容師を雇いたい、、」
「人気の美容室で働きたい、、、」

上記のようにお考えの「美容師や美容学生」「美容室オーナー」は、ぜひアプリを登録してみてください。

目次

全国最低時給ランキング

全国最低時給ランキング

画像:求人ボックス

美容師に限らず、全国の最低時給ランキングは上記のとおりです。

まず、日本全体で見る最低賃金の時給は、秋田県の951円

一方で、最も高いのは東京都の1,163円

次いで、神奈川県の1,162円、大阪府の1,114円、埼玉県の1,078円となっています。

都心などの中心部だと、最低時給でも1,100円を超えますが、地方の場合は900円台後半となっているのがわかります。

最低賃金制度とは
最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする制度です。

引用元:厚生労働省「最低賃金制度の概要」

全国平均時給は1,054円

全国最低時給ランキング

画像:自民党

令和6年の全国平均時給は1,054円となっています。

前年の令和5年と比べて、全体的に50円増加していることがわかります。

参考:厚生労働省「令和6年度地域別最低賃金改定状況」

【美容師の役職別】給与の相場

美容師の役職別給与は以下のとおりです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

役職平均時給平均月給平均年収
アシスタント960円~1,300円18万円~20万円180万〜240万円
スタイリスト1,100円~1,600円22万円~40万円264万〜480万円
店長クラス30万円~40万円360万〜480万円
有名トップスタイリスト40万円〜500万〜1,000万円超

※独自調査による

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

>>美容師の生涯年収は?では、美容師の給料は本当に安いのか、気になるスタイリストのリアルな収入を解説。

美容師の平均時給

美容師の平均時給は、前述のとおり地域によって変動するとお伝えしました。

東京都内であれば1,200〜1,500円が相場ですが、地方の場合は1,000円前後になっています。

この数字は一見すると一般的なアルバイトよりも高めに感じるかもしれませんが、実際には長時間労働・残業・拘束時間の多さが影響し、時給換算すると700〜900円台になるケースも多々あります。

特にアシスタント時代は正社員であっても低賃金で、先輩の技術補助や雑務が主な業務のため、給与に対する満足度が低いのが現実です。

一方で、パートや業務委託の美容師は、自分で働く時間をコントロールできるため、効率的に時給1,500円以上を狙うことも可能です。

働き方次第で大きな差が生まれるため、就業形態の選択が重要になります。

>>美容師アシスタントの給料では、新卒・初任給や平均年収や、見習いの手取りを解説。

美容師の平均月収

美容師の平均給与は月給で24.6万円程度です。

役職別の月収目安

  • アシスタント:19万円
  • 新人スタイリスト:22万円
  • トップスタイリスト店長33万円

これは業界全体の平均値であり、アシスタントや新人、ベテランがすべて含まれたデータです。

実際にはインセンティブ(指名・技術売上)が加算されることが多いため、売上を上げるほど給料は上乗せされていきます。

しかし、基本給の設定が非常に低い店舗も多く、「指名が取れないと月収20万以下」という声もあります。

このため、固定給重視のサロンか、歩合制サロンかによって収入構造が大きく変わります。

編集者ゆき

自身の働き方や生活スタイルに合った報酬体系を選ぶことが、長く働き続けるためのポイントです。

美容師の平均年収

厚生労働省の「職業情報提供サイトjobtag」によると、美容師の平均年収は約370万円です。

一見安定しているように見えますが、実際にはアシスタント・パート・業務委託なども含んだ全体平均であるため、高収入のスタイリストが平均を引き上げている側面もあります。

アシスタントの数が多いほど、平均値は下がると考えられます。

実際に動画調査では、年収180万円(手取り12万円)というケースも複数確認されています。

一方で、売上をしっかり立てられるスタイリストや店長であれば、年収500~700万円、トップ層では1,000万円超も可能です。

つまり、年収水準は「役職×集客力×勤務エリア」で大きく左右されるため、自分のステージに合わせた収入戦略が必要です。

編集者ゆき

平均値ではなく「中央値」でも見ていきましょう。

美容師の年収中央値は330万円

全国の年収中央値

画像:Career Theory「全国の年収中央値」


平均値はデータの合計をデータ数で割った値であり、中央値はデータを並べたときの中央の値です。

平均値は一般的に使われますが、極端な値(異常値)に影響されやすいという欠点があります。そのため、異常値の影響が大きい場合は、中央値の方が中心を示す指標として適しています。

日本全体の平均年収が443万円であるのに対し、日本全体で見る年収の中央値は366万円程です。

一方で、理容師・美容師の中央値は330万円程で、比べると約131万円低い結果となっています。

業種、年代、性別、雇用形態などにより年収の中央値は大きく変動します。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査」

美容師が年収アップさせる方法

美容師になるための国家試験では受験資格が必要

美容師が年収アップさせる方法は以下のとおりです。

方法成果期待難易度再現性
フリーランス転向★★
高単価サロン転職
独立開業★★★
SNS活用★★

美容師として年収を上げたいなら、「がんばる」だけでは限界があります。

重要なのは仕組みと選択の視点を持つことです。

単価を上げる、収益構造を変える、固定給から歩合給に切り替えるなど、働き方次第で収入は劇的に変化します。

以下に紹介する4つのアプローチは、実際に成功例も多く、特に20~30代のうちにキャリア戦略を見直すことで収入曲線を大きく変えるチャンスになります。

「今のサロンでは限界かも…」と感じている方こそ、未来の自分の収入と自由を守るためのヒントとして参考にしてください。

フリーランス・業務委託に転向

サロンに雇われるのではなく、個人で働くスタイルがフリーランス美容師です。

面貸し・業務委託・シェアサロンなどの選択肢があり、売上の50〜70%を自分の収入として確保できます。

勤務時間や休日も自分で決められるため、育児や副業との両立にも向いています。

女性美容師の事例では「指名売上70万円→手取り40万円超」のママスタイリストも紹介されていたりと、働き方改革の1つとして注目が集まっています。

ただし、集客力や管理能力も必要となるため、顧客基盤がある人におすすめです。

高単価サロンへ転職

年収アップの近道は「単価の高いサロンに転職する」ことです。

特に都心(青山・表参道・銀座)では、1回あたりのカット単価が5,000〜10,000円以上になることも珍しくなく、人気スタイリストになれれば、歩合給の割合が大きいサロンでは売上に直結します。

実際にshimaやAFLOATなどの有名サロンでは、トップスタイリストが年収1,000万円超を実現しているケースもあります。

また、高単価サロンは教育制度や撮影・メディア露出の機会も豊富で、自身のブランディングにも好影響をもたらします。

今の環境で収入が頭打ちになっているなら、環境を変える選択が有効です。

編集者ゆき

ただし、自身のレベルアップや自己ブランディングが必須です。

店舗運営・独立開業

初期投資や経営リスクはありますが、月収100万円超えや、年収1,000万円以上を実現する美容師も多数います。

自分のサロンを持つことで、売上・利益をすべて自分でコントロールできるようになるからです。

実例としてもSNSやユーチューブで多く目にしますが、リスクを避けたい慎重な方は、

シェアサロン利用→月間目標達成→法人化

というトライアルステップを取ることをおすすめします。

より安全に独立を目指すためにはトライ&エラーを繰り返しながら試していくのがコスト面においても健全でしょう。

経営志向がある方には最適な道です。

>>美容師の給料上げるにはでも、美容師の年収1000万円を目指す収入アップ術を解説しています。

SNS・YouTubeで集客・収益化

現代の美容師は「技術者」だけでなく「発信者」としても活躍できます。

近年、InstagramやTikTok、YouTubeなどで集客を行い、SNS経由での予約獲得・収入アップにつなげている美容師が増えているからです。

さらに、企業案件・アフィリエイト・収益化により副収入として数万円〜十数万円を安定的に得ているケースも。

フォロワー数の獲得は人気・知名度と比例し、新規獲得などの成功例に直結します。

とはいえ、毎日の投稿や編集の労力は必要なので、継続力と発信力に自信がある人向きと言えるでしょう。

編集者ゆき

年収アップの鍵は、単なる技術力ではなく「売上・集客・単価」の3軸をどう設計するかです。

フリーランス転向や独立開業は一気に年収を引き上げる力がありますが、再現性や難易度にも注意が必要です。

現状の働き方に限界を感じているなら、「何を伸ばせば収入が上がるのか」を逆算し、戦略的にキャリアを設計していくことが、長期的に美容師として成功するための近道となります。

将来の選択肢を狭めないためにも、今からできる一歩を踏み出しましょう。

>>【タイミー】美容師ばかりでは、美容室や美容師の求人・単発バイトの探し方をご紹介しています。

まとめ

美容師の給料は、役職・地域・雇用形態によって大きな差があります。

アシスタント時代の手取りは10万〜15万円前後、スタイリストで20万〜35万円、店長クラスやフリーランスで月収50万超も可能です。

ただし、平均年収は約300万円前後というのが実態。

だからこそ、「技術力だけでなく売上構造や働き方を理解すること」が収入アップのカギになります。

編集者ゆき

夢だけで終わらせず、確実に稼ぐための選択を。

環境や戦略を変えれば、美容師として年収700万~1,000万円も夢ではありません。今の働き方を見直す一歩を、今日から踏み出しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次