美容師に向いてない人・向いている人の特徴とは｜辞めたいアシスタントの悩み
美容師をしていてうまくいかない場合、自分は美容師に向いていないのかなと悩んでしまうこともあると思います。
どんな人が美容師に向いているのかなということが気になりますよね。
- 美容師に向いていない人の特徴
- 美容師に向いている人の特徴
- 美容師の良くある悩み・対処法
美容師の仕事は華やかに見えますが、体力的にもハードで忍耐力が必要な仕事です。
性格的に向き不向きがあるのも事実です。
体力が無かったり、向上心が無かったりする場合はつらい仕事となってしまうかもしれません。
自分は美容師に向いていないかもと悩んでいる方は参考にして下さいね。
この記事を書いた人
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美容師に向いていない人の特徴
美容師に向いていない人の特徴を3つ紹介します。
- 体力がない
- 顔や態度に感情が出やすい
- 向上心がない
専門学校で勉強して資格を取ったからといって、美容師に向いているとは限りません。
美容師に向いていない人は、仕事を続けていくのが難しくなる可能性があります。
>>美容師が病む・うつ病で辞めたいアシスタントの記事で、向いていない人の特徴などをとりあげています。
体力がない
体力がない人は美容師には向いていません。
美容師の仕事は立ち仕事で、ほぼ休憩が無いからです。
労働環境は改善してきているとはいえ、体力がない人にはつらい仕事といえるでしょう。
シャンプーやスパなど力が必要なシーンが多いだけでなく、きちんと休憩時間が取れないことも。
顔や態度に感情が出やすい
顔や態度に感情が出やすい人は美容師には向いていません。
なぜなら、美容院には鏡が多くお役様に常にみられている環境だからです。
だらだらしていたり機嫌が悪い表情などは、お客様だけでなく他の美容師にもみられています。
編集者yukiお客様に美容師の態度などで不愉快な思いをさせてしまうのはプロとして失格です。
慣れないうちは不安そうな顔をしてしまうアシスタントは多いものですが、不安そうにされるとお客様も不安になってしまいます。
向上心がない
向上心がない人は美容師には向いていません。
なぜなら、美容師は下積みの期間が長いからです。
地道な努力を重ねるのが苦手で、失敗したことを振り返れない人は成長することができません。
失敗に対して何が悪かったのか振り返り、主体的に努力をすることができる人は優秀な美容師になることができます。
美容師に向いている人の特徴
美容師に向いている人の特徴も紹介します。
- おしゃれが好き
- 好奇心が強く学習意欲が高い
- 人と話すのが好き
- 忍耐力があってタフ
それぞれ詳しく初会します。
おしゃれが好き
美容師はおしゃれが好きな人には向いているといえるでしょう。
なぜなら、お客様の魅力を引き出す仕事だからです。
ファッションや美容に興味があれば、美容師の仕事も好きなこととして熱意をもって取り組むことができます。
メイクやファッションに関して楽しんでいる美容師は、お客様からも魅力的に感じられます。
好奇心が強く学習意欲が高い
好奇心が強く学習意欲が高いことは、美容師にとって大切なことです。
美容師業界はトレンドの移り変わりが激しく、知識や技術のアップデートが常に求められるからです。
自分から好奇心をもって新しいものを求めなければ生き残っていけません。
向上心を持って新しい技術を習得するために、繰り返し練習をする努力も必要。
失敗した時も何が悪かったのか、同じことを繰り返さないために検証できる人は美容師に向いているといえます。
人と話すのが好き
人と話すのが好きな人は美容師に向いています。
美容師のお仕事は接客業だからです。
お客様との会話を楽しめるコミュニケーション能力が必要です。
美容院に緊張してしまうお客様もいるので、相手の気持ちに寄り添った態度や悩みを聞き出す力も要求されます。
忍耐力があってタフ
忍耐力があってタフな人も美容師に向いています。
この理由は美容師は基本的に立ち仕事で休憩がろくに取れないこともあるからです。
忙しい日は一日中立ちっぱなしになります。
体力があるだけでなく、精神的にもタフなことも必要です。
美容師の世界は上下関係が厳しいですし、失敗してお客様に文句を言われることも少なくありません。
アシスタントとして下積みを長く務める必要もあるので、忍耐力と粘り強さが要求されます。
美容師として成功する人については>>美容師売り上げ100万と50万の給料・平均年収の記事も参考にして下さい。
美容師の仕事がうまくいかない！よくある悩み・対処法
美容師になって仕事が上手くいかないという悩みを持っている人は少なくありません。
| 悩み | 対処法 |
|---|---|
| 人間関係が辛い | オーナーや先輩と話し合う |
| 給料が安い | キャリアアップを目指す |
| 拘束時間が長い | 労働環境の良いサロンを探す |
| 下積みが長い | やりがいや面白さを模索する |
よくある悩み・対処法を紹介します。
>>美容師で大変なことの記事で「辛い・辞めたい」というスタイリストやアシスタントの声も紹介しています。
人間関係が辛い
先輩スタイリストなどとの人間関係が辛いという悩みは少なくありません。
きつく叱られることが多いと、自分には向いていないのかと辛くなってしまうでしょう。
この場合、スタッフ同士の連携がうまくいかずお客様に迷惑をかける場合もあります。
人間関係が辛く感じるという人は、自身の協調性の無さが原因の可能性もあります。
オーナーや先輩に相談することで、自分の欠点を改善し周りと調和のとれた動きがとれるようになるかもしれません。
給料が安い
給料が安いことも美容師の悩みとして良くあげられます。
アシスタント期間は給料が安く、生活するのがやっとということも少なくありません。
令和4年賃金構造基本統計調査によると、ひと月あたりの所定内給与額の全国平均は311,800円です。
美容師はひと月あたりの給与額が258,900円ですので52,900円少ないことに。
個人経営の美容院の場合、一般的な企業と比べると収入が低い傾向があります。
下積み期間は給料が安いですが、スキルアップをすることで年収アップをかなえることは可能です。
自分の努力次第でどんどん成長することができ、独立・フリーランス・役職者となるなど収入アップの可能性は広げられます。
参考：国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」
拘束時間が長い
拘束時間が長いことも、美容師の悩みとしてあげられます。
美容師は
- 営業前の準備
- 営業後の片付け
- 講習会
など、営業時間外にも拘束される時間が長いケースが多いです。
この拘束時間には残業手当として支払われることはほとんどありません。
もちろん、きちんと労働時間と休憩時間をチェックして残業代を支払うオーナーもいます。
ですが、暗黙の了解として時間外の業務が固定給に含まれていることが多いのが現状です。
その際は、実際に足を運んで職場の環境を確認することが重要です。
下積みが長い
美容師の悩みとして、下積みが長くなかなかスタイリストになれないということも良く言われます。
アシスタントの平均的期間は2～4年といわれています。
技術の習熟度によって異なりますが、5年以上かかる事も。
スタイリストの補助だけでなく、夜遅くまでの練習の日々が辛くてやめてしまうことも多いです。
編集者yuki下積み期間はやりがいや仕事の面白さを模索して乗り越えましょう。
スタイリストと協力したり、お客様とコミュニケーションをとったり仕事のやりがいを見つけていきましょう。
様々な人との出会いや技術の習得など、スタイリストデビューまでに多くの経験をすることは重要です。
スタイリストになるまでの研修環境が整っているサロンもあれば、実力があるのにアシスタントが不足しているためにスタイリストになれないサロンもあります。
美容師を辞めてよかったという声も。>>美容師辞めてよかったの記事では美容師を辞めた後・辞めたいなどの理由を解説しています。
どうしても無理と感じたら転職するのもアリ！
美容師の仕事がどうしても無理と感じたら、転職することも検討しましょう。
美容師の仕事はプレッシャーを感じる要素が多く、精神的負担が大きいからです。
体力的・精神的にも辛くなってしまった場合は、他の道に進むことも考えましょう。
編集者yuki腰椎椎間板ヘルニアになってしまって美容師を辞める決断をした人もいます。
例えばアシスタントでやめたとしたら、まだ20代の前半です。
いくらでも他の道を選ぶことができます。
もし美容業界に戻りたくなったとしても、いつでも戻ることはできます。
美容師を辞めても資格や経験は失いません。
新しいキャリアに進みたいと考えるならば、それは転職のタイミングなのかもしれません。
美容師の転職については>>美容師転職難しい？で解説しています。
美容師からの転職先としておすすめの業種や再就職の方法も参考にして下さい。
【無料】自分に向いている職業を診断するツール
美容師から転職を考えているなら、無料の自分に向いている職業を診断するツールを試してみましょう。
厚生労働省の無料自己診断ツールで、どんな人がどの職業に向いているか診断することができます。
仕事への興味や価値観などから、自分にあった仕事を探索することができます。
まとめ
美容師免許を取得しても、実際に美容師として働き始めると「自分には向いていないかも……」と感じてしまうことはあります。
体力が無かったり性格的に向いていない場合は、美容師として働くのが辛くなる場合もあるでしょう。
どうしても美容師を続けるのが辛い場合は転職することも検討しましょう。
美容師に戻りたくなったらいつでもやり直すことはできます。
他の仕事に興味を持った時は、転職のタイミングなのかもしれません。
自分にとって後悔の無いように、自分の可能性を広げるために行動することも大切ですよ。
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