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パーマ液の美容師おすすめランキング|美容室の縮毛矯正剤 ・業務用メーカー

パーマ液の美容師おすすめランキング|美容室の縮毛矯正剤 ・業務用メーカー

パーマ液や縮毛矯正剤は、仕上がりの質を左右するサロン技術の要(かなめ)。

近年はドラッグストアでも市販のパーマ液が手に入りますが、美容師が現場で使う業務用メーカーの薬剤は、ダメージを最小限に抑えつつ理想のカールやストレートを実現できる点で圧倒的な差があります。

ここでは、全国の美容師から信頼される人気メーカーのパーマ液・縮毛矯正剤を厳選して比較。

解説内容

  • パーマ液・縮毛矯正剤ランキング
  • 市販でも買えるおすすめパーマ剤
  • パーマ液の基礎的知識
編集者ゆき

美容室で使われている薬剤から、ドラッグストアで手に入るものまで一挙にご覧ください。

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目次

【業務用】最新|パーマ液・縮毛矯正剤ランキング

【業務用】ウェーブパーマ液ランキング

美容師さんの信頼を集める人気パーマ液ランキングTOP5は以下のメーカー・商品です。

ウェーブパーマ液ランキング・比較一覧表

スクロールできます
順位製品名画像メーカー取扱商品容量(代表)備考
1QUOLINE
(クオライン)
クオラインARIMINO
(アリミノ)
チオ系
縮毛矯正剤
過酸化水素
ウェーブ
400mL全国サロンで
定番人気。
やわらかな
仕上がり。
2COSME CURL
(コスメカール)
コスメカールARIMINO
(アリミノ)
ヘアカラーリングローション
ヘアコンディショナー
400mLカラーやストレートとのコンビも自在。
保湿成分配合。
3XFLEEK
(エクスフリーク)
エクスフリークデミ
コスメティクス
カールミルク
カールリキッド
400mLメンズパーマ特化。
サロン評価が高い。
4Neo Liscio
(ネオリシオ)
ネオリシオMILBON
(ミルボン)
ストレートパーマ
縮毛矯正剤
〜800mLエイジングダメージ対応。
5ANCES
アンセス
アセンスOrange Cosme
(オレンジコスメ)
高濃度還元剤
酸性溶剤
リキッドタイプ
ジェルタイプ
クリームタイプ
〜1000mLダメージ補修、
水分バランスを整える効果。

第1位、2位を獲得したアリミノは1946年創業以来、日本人の髪を通じて美容の楽しさ・喜びを体感できるモノづくりに専念してきたメーカー。

編集者ゆき

サロンで採用される率トップクラスのクオリティと実績。

1位. クオライン(ARIMINO)

クオライン

引用元:ARIMINO

クオラインは、WWD BEAUTY Best Cosmetics2025パーマ部門で1位を受賞しました。

現役美容師による高い評価・口コミも多く、採用しているサロン多数。

髪質を問わない万能な扱いやすさと、髪質向上も期待できるラインナップです。

2位. コスメカール(ARIMINO)

コスメカール

引用元:ARIMINO

コスメカールは、髪への負担を抑えながらも、多彩なカールが表現できるのが魅力です。

毛髪補修成分でやわらかい仕上がりに。

3位. エクスフリーク(デミコスメティクス

エクスフリーク

引用元:デミコスメティクス

メンズ用パーマ液で最強なのがエクスフリーク。

カールがしっかり持続するのにダメージも抑えてくれる、業界初のミルクタイプパーマ液です。

4位. ネオリシオ(MILBON)

ネオリシオ

引用元:MILBON

プロ用のストレートパーマ液として高い人気のネオリシオ。

タンパク質サイエンス発想による技術で生まれつきの柔らかストレートに導きます。

5位. アンセス(Orange Cosme)

アセンス

引用元:Orange Cosme

痛まないパーマ液と言えば酸性パーマ液、髪のpHに近い酸性領域での作用は、通常のパーマ液よりも髪への負担が少ないく仕上がります。

クリームパーマ剤、リキッドパーマ剤、ジェルパーマ剤の展開です。

【ドラッグストアで買える】パーマ液・縮毛矯正剤5選

【ドラッグストア】縮毛矯正剤ランキング

「パーマ液はどこに売ってる?」という声にお答えするため、市販でも手軽に買えるパーマ剤・縮毛矯正剤でおすすめを5つご紹介します。

スクロールできます
商品名画像メーカーパーマ液の種類ストレート/
ウェーブ
主な成分*特徴
クリスタライジングストレートクリスタライジングストレート

画像:SHISEIDO
資生堂
プロフェッショナル
縮毛矯正剤ストレートチオグリコール酸塩(第1剤)
ヒドロキシプロリンなど毛髪保護成分
ダメージレスを追求した縮毛矯正剤。
クセをしっかり伸ばしながら、やわらかく自然な質感。
ダメージ毛〜健康毛まで対応でき、仕上がりがなめらかで潤いのある髪に。
フェーブ
ストレート
フェーブストレート

画像:napla
ナプラ縮毛矯正
ストレートパーマ剤(プロ用セット)
ストレート髪への負担を抑えつつストレートに整えやすいコスメパーマ縮毛矯正剤。
比較的やさしい処方で、柔らかめストレートや自然な髪の流れを求める人向け。
リファイン
ストレート
リファイン ストレート

画像:Amazon
Asstyle
(アズスタイル)
縮毛矯正
ストレートパーマ剤
(サロン商材)
ストレートプロ向け縮毛矯正剤。市販品というより美容室向け商材。自然なストレート。
TGバンク
PPT
コールドパーマ液
TG

画像:Amazon
ルノン
(Renom Cosmetic 系列)
コールドパーマ液(PPT/システイン配合) ウェーブ
(パーマ)
PPT
システインなど(PPT系還元剤)
従来のアルカリパーマほど強くない還元力、比較的ダメージを抑えやすい「PPTシステイン系」のコールドパーマ液。
仕上がりは自然なウェーブやカール、柔らかめの質感を重視する人向け。
ベネゼル
ウェーブパーマ液
部分用
ベネゼル

画像:Amazon
ダリヤコールドパーマ液(部分用) ウェーブ手軽に使える部分用の市販パーマ液。
部分的にウェーブをかけたい人向け。
薬局やドラッグストアで入手しやすく、初めてのパーマや部分的アレンジ用途に適している。

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パーマ液には「1剤」と「2剤」がある

パーマ液には「1剤」と「2剤」がある

美容院でパーマをかける際に使用する薬剤では「1剤」と「2剤」があります。

1剤の役割は、髪を柔らかくしてカールをつけやすくすること、2剤の役割は髪の形状を固定することです。

1剤と2剤に含まれる成分やそれぞれの役割について解説します。

パーマ薬剤には2種類

  • 1剤は髪を柔らかくしてカールをつける
  • 2剤は髪の形状を固定する

参考:DEMI「髪と頭皮の基礎理論」

1剤は髪を柔らかくしてカールをつける

1剤は「還元剤」と呼ばれ、髪の内部にあるシスチン結合(髪の形を決める構造)を一時的に切る働きを持っています。

この段階で髪が柔らかくなり、ロッド(カーラー)を巻くことで新しい形が作られます。

代表的な1剤の成分には、

  • チオグリコール酸
  • システアミン
  • システイン

などがあり、それぞれに特徴があります。

たとえばチオ系はしっかりカール、システアミン系はやわらかい質感を出しやすいタイプです。

髪質やダメージの程度によって、適した1剤を選ぶことが仕上がりを左右します。

2剤は髪の形状を固定する

2剤は「酸化剤」と呼ばれ、1剤で切ったシスチン結合を再びつなぎ直す働きをします。
これにより、新しく形成したカールやウェーブが固定され、シャンプー後も形が戻らないように安定化します。

主な成分としては、以下の2種類が含まれています。

  • 臭素酸ナトリウム(ブロム酸塩)
  • 過酸化水素

放置時間や塗布量を守らないと、カールの持続性が下がったり、髪が傷む原因にもなるため、使用説明をしっかり守ることが大切です。

パーマ液の1剤と2剤は「順番」と「放置時間」がとても重要
1剤だけで放置しすぎたり、2剤を均一に塗らなかったりすると、仕上がりムラやダメージの原因になります。
特に市販のセルフパーマでは、髪の状態を見ながら短めの放置時間でテストカールを確認するのが失敗を防ぐコツです。

参考:日本パーマネントウェーブ液工業組合

パーマ液に含まれる成分には5種類

パーマ液に含まれる成分には5種類

パーマ剤は髪質やダメージの状態を見極めて適切な成分を選ぶことが重要です。

5種類の主な成分

  • チオグリコール酸
  • チオグリセリン
  • システイン
  • システアミン
  • スピエラ
  • サルファイト

参考:近代化学株式会社

チオグリコール酸

チオグリコール酸は、もっとも古くから使われてきたパーマ液の代表的な還元剤で 強いカーリング効果を発揮します。

太くしっかりした髪質やクセ毛など、カールが出にくい髪に対してもしっかりとウェーブやカールをつけられる点が大きなメリットです。

その反面、還元力が強めで髪への負担も大きく、ダメージやパサつきが出やすいため、髪の状態や目的を考慮して使う必要があります。

チオグリセリン

チオグリセリンは比較的マイルドな還元剤で、低アルカリ性〜弱アルカリ性の性質を持ち “中間的” な特性として扱われます。

大きな特徴は「保湿力の高さ」です。

グリセリン由来の保湿成分が含まれるため、パーマ後の髪に重みやしっとり感を与えやすく、乾燥してパサつきやすい髪、毛先に重さを持たせたいロングヘアなどに向いています。

ただし還元力は強い成分に比べると穏やかであるため、極端に硬い髪や強いカールを求める場合には向かない場合があります。

システイン

システインは、還元剤の中でも髪への負担が比較的少なく、優しく自然なウェーブやカールを作れる成分です。

  • 髪が細い人
  • 柔らかい人
  • ダメージを抑えて自然なパーマをしたい人

には特に適しています。

ただし 還元力が弱いため、ヘアが太い・硬い・クセが強いなどの場合には、カールが入りにくい・持ちが悪いなどのリスクがあります。

システアミン

システアミンは、従来のチオグリコール酸よりも髪への負担を抑えつつ、カールをつけやすい還元剤です。

分子が比較的小さく、毛髪内部に浸透しやすいため、少量で効果が得られやすく、カラー毛など負担のかかりやすい髪にも比較的使いやすいという利点があります。

仕上がりの質感は柔らかく、

  • ダメージを抑えながらパーマをかけたい人
  • 髪が傷みやすい人
  • 自然なウェーブを好む人

に向いています。

ただし 独特のにおいや刺激が出やすい場合もあるため、施術時の注意が必要です。

スピエラ

スピエラは近年登場した比較的新しい還元剤で、酸性または弱酸性/ノンアルカリの性質を持つため、髪や頭皮への負担が非常に少ないのが特徴です。

  • 髪が細い人
  • 傷みやすい人
  • カラーや縮毛矯正を繰り返している人

など、髪へのダメージを極力抑えたい人に適しています。

またチオやシス系に比べて浸透性が高めで、毛髪内部に均一に働きかけやすいという利点も。

ただし「強いパーマをしっかりかけたい」「リッジの効いたカールを出したい」という場合には 作用が穏やかすぎて物足りない可能性があります。

サルファイト

サルファイト(たとえば亜硫酸ナトリウムなどの硫酸塩系成分)は比較的還元作用が穏やかで、パーマ液としてはマイルドな部類。

髪へのダメージをできるだけ抑えたい人、自然なウェーブやソフトなパーマを望む人に向いています。

ただし、還元力が弱いため カールの強さや持ちが他の還元剤に比べて劣ることも。

加温(熱)を併用することで効果は上がりますが、それでも「強めのパーマ」を求める人にはやや物足りなさがあります。

パーマ液の強い順

パーマ液の強い順

パーマ液は「還元剤の種類」と「施術方法(加温/コールド)」によって還元力やカールの強さが異なります。

一般的に「強さ(=髪の内部のシスチン結合をどれだけしっかり切断し再結合できるか)」の順序は以下のように分類されます。

強いパーマ液の順番

  • チオ系加温式
  • チオ系コールド式
  • シス系加温式
  • シス系コールド式

この順を理解することで「髪質(硬さ・太さ・ダメージの有無)」や「希望のカールの強さ・持続性」に応じて最適な方法を選ぶことが可能です。

参考:日本パーマネントウェーブ液工業組合

①チオ系加温式

“チオ系加温式”は還元剤にチオ系薬剤を用い 加温(通常60℃以下)して施術する方法です。

加温により薬剤の浸透が促進され 還元作用が強くなるため、髪が太く硬い、もしくはクセが強いような毛髪にも深く作用し 強いカールやウェーブをしっかりつけることができます。

また、加温による薬剤の効きの良さでパーマの持ちも良く ボリューム・リッジ・持続力を重視したい人に向いています。

編集者ゆき

一方で還元力が強いため 髪への負担やダメージも大きめ 施術前後のケアが重要です。

②チオ系コールド式

“チオ系コールド式”は、チオ系の薬剤を使い 室温(熱を加えず)で施術する伝統的なパーマ方法です。

熱を加えない分、加温式より髪へのダメージは抑えられます。

しかしチオ系の還元力そのものは強いため、比較的太くて丈夫な髪、バージン毛やロングヘアなど カールが入りにくい髪質に対してはしっかりとカールが出やすく、持続性・再現性の高いパーマになりやすいのが特徴です。

ただし毛髪へのアルカリや膨潤の影響はあるため、髪の状態や施術頻度には注意が必要です。

③シス系加温式

“シス系加温式”は、還元剤にシス(たとえばシステイン系など)を使い 加温(60℃以下)してパーマをかける方法です。

シス系はそもそもチオ系より還元力が穏やかで、髪へのダメージが比較的少ない傾向があります。

そのうえ加温することで浸透性や効きの安定性が増し、髪が細い人、ダメージが気になる人、ナチュラルなカールややわらかい質感を求める人に向いています。

しっかりした強めのカールを求める人にはやや物足りないこともありますが、仕上がりのナチュラルさ・まとまり・手触りの良さが魅力です。

④シス系コールド式

“シス系コールド式”は、還元剤にシス系を使い 室温で施術する最も穏やかなパーマ方法です。

熱も強い薬剤作用もないため 髪への負担が最も小さく、細い髪・やわらかい髪・ダメージ毛・カラーや縮毛矯正毛などへの施術にも比較的安全です。

ただし還元力は最も弱いため、カールの入りや持ちは控えめで 強めのウェーブやしっかりしたリッジは期待しづらいです。

編集者ゆき

自然なニュアンスウェーブ、軽めのパーマ、傷みを抑えて頻繁にかけたい人には最も適しています。

まとめ

今回はプロが使うおすすめのパーマ液についてランキング形式でご紹介しました。

使う薬剤についての知識を身に付けるのも大切。

仕上がりに差がつくため、含まれている成分の種類やその特徴についてもお伝えしましたね。

髪に優しい仕上がりで、美しく満足度の上がる薬剤選びにお役立てください。

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