美容室カラー剤ランキングを一覧で比較!人気のヘアカラー・おすすめの市販剤

美容室で使用されるプロ仕様のカラー剤から白髪染めまで、種類が多すぎてどれを選べばよいか迷っていませんか?
本記事では、プロの美容師が実際に使っているサロンカラー剤の特徴や違いを一覧で比較。
さらに、自宅でも使いやすいおすすめの市販カラー剤も紹介します。

発色・ダメージケア・色持ちなど、選び方のポイントを押さえて、自分やサロンに最適なカラー剤を見つけましょう。
サロン用カラー剤人気ランキングTOP10


下記は、美容室(業務用・プロ用)としてよく購入されている人気のヘアカラー剤をランキング形式で比較した一覧表です。
美容室カラー剤ランキング比較一覧表
順位 | メーカー名 | 商品名 画像 | おすすめ ポイント | 発色 | ダメージケア | 色持ち | 対応色数 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ミルボン | オルディーブ![]() ![]() | 高発色 高明度 高彩度 | ◎ | ◎ | ◎ | 約120色 | やや高め |
2位 | ウエラ | イルミナカラー![]() ![]() | ツヤ 透明感 | ◎ | ◎ | ◎ | 約30色 | 高め |
3位 | ナプラ | N.カラー![]() ![]() | 低刺激 色持ち 香り | ○ | ◎ | ○ | 約60色 | 中価格帯 |
4位 | アリミノ | アジアンカラー![]() ![]() | 赤味を抑える | ○ | ○ | ◎ | 約50色 | 中価格帯 |
5位 | hoyu (ホーユー) | プロマスターカラー![]() ![]() | コスパ 幅広い使用感 | ○ | ○ | ○ | 約90色 | 比較的安価 |
6位 | デミ | セレクティブライン![]() ![]() | クリエイティブなカラー | ◎ | △ | ○ | 約70色 | 中価格帯 |
7位 | フィヨーレ | BLカラー![]() ![]() | 発色 コスパ | ○ | ○ | ○ | 約60色 | 安価 |
8位 | サンコール | R-21カラー![]() ![]() | ハーブエキス配合 | △ | ◎ | ○ | 約40色 | 中〜やや高め |
9位 | 資生堂プロフェッショナル | プリミエンスカラー![]() ![]() | 上品な色味 リピーターが多い | ◎ | ○ | ◎ | 約90色 | 中価格帯 |
10位 | ルベル | マテリアカラー![]() ![]() | 鮮やか ナチュラル | ◎ | ○ | ○ | 約100色 | 中価格帯 |
※独自調べ
※2025年7月時点
比較一覧表は発色・ダメージケア・色持ちのバランスをもとに、実際の導入実績や美容師の評価を加味して構成。
「発色」は仕上がりの鮮やかさ・透明感、「ダメージケア」は施術後の手触り・保湿成分など、「色持ち」は色落ちしにくさを意味します。
>>【ヘアカラーシミュレーション】では、おすすめの髪色調合アプリを一挙に比較!
第1位:ミルボン「オルディーブ」|高発色・高明度・高彩度の業界スタンダード


画像:公式サイト
人気のカラー剤で第1位に輝いたのは、ミルボンの「オルディーブ」です。
中でもオルディーブは業界でもトップクラスの支持を誇る定番カラー剤。赤味や黄味を自在にコントロールできる高精度な処方で、鮮やかで明るい仕上がりが可能です。
カラー展開は約120色と豊富で、ナチュラルからビビッドまで幅広いニーズに対応。
幅広い客層を抱えるサロンや、カラーバリエーションを強みにした高単価サロンに最適。
発色・ダメージケア・色持ちのバランスが非常に優れており、サロンワークでの信頼性も抜群です。
>>カラーリングとカラーの違いでは、リタッチカラーやヘアカラーの色知識について詳しくご紹介しています。
第2位:ウエラ「イルミナカラー」|ツヤと透明感で差がつくSNS映えカラー


画像:公式サイト
イルミナカラーは、ウエラが誇る高級ラインとして、特にハイトーン・透明感・ツヤ感を重視するサロンで人気を集めています。
髪へのダメージを最小限に抑える処方により、ブリーチ毛でもツヤのある柔らかい仕上がりが実現。
対応色は約30色と限定的ですが、外国人風カラーやくすみ系トレンドカラーに強く、InstagramなどSNS映えを意識したサロンワークにも好適。高価格帯でも価値を提供できる製品です。
>>セルフカラーに対する美容師の本音では、美容院で怒られる・嫌がる?セルフカットやカラーについて解説。
第3位:ナプラ「N.カラー」|低刺激・オーガニック系のやさしさ重視カラー


画像:公式サイト
N.(エヌドット)カラーは、ナチュラル志向・オーガニック思考の顧客層に強く訴求できる低刺激設計のカラー剤。
植物由来成分配合により、地肌や髪にやさしく、施術中の香りにも配慮されています。
発色はやや控えめですが、自然なトーンと色持ちの良さが魅力。全60色のラインナップで、ナチュラルからくすみ系までカバー。
敏感肌のお客様や、地肌への刺激が気になる層を抱えるサロンに適しています。
第4位:アリミノ「アジアンカラー」|日本人特有の赤味を抑える設計が魅力


画像:公式サイト
アリミノのアジアンカラーは、日本人の髪に多い赤味を自然に抑え、透明感のあるカラーを表現できるよう設計されています。
くすみ系・モード系の色表現に強く、ファッション感度の高い若年層に人気。
全体にやや落ち着いたトーン設計ながら、色持ちが良くサロンワークでの扱いやすさにも定評があります。
20代〜30代女性が中心のサロンや、デザイン性を重視するトレンド志向のサロンにおすすめです。
第5位:ホーユー「プロマスターカラー」|幅広く使えてコスパも良い万能型カラー剤


画像:公式サイト
ホーユーのプロマスターカラーは、白髪染めからファッションカラーまで幅広いラインナップを揃えた万能型カラー剤。
対応色数は約90色と豊富で、コスパに優れた価格設定も魅力です。
発色やダメージケアは標準的ですが、安定した仕上がりと使いやすいテクスチャーで多くのサロンから支持を得ています。
地域密着型のサロンや、白髪カバーのニーズが高い店舗にとっては、導入しやすく継続性のある商材です。
第6位:デミ「セレクティブライン」|クリエイティブ志向の高彩度ラインナップ


画像:公式サイト
デミのセレクティブラインは、ビビッドな発色と個性的なカラーバリエーションで、感度の高い若年層向けサロンから支持されているカラー剤。
特に高彩度な赤・青・紫などの色味が得意で、トレンド発信型のサロンワークに適しています。
ダメージケアはやや劣るものの、カラーで差別化を図りたいスタイリストにとっては重宝するアイテム。
大胆な表現をしたいカラー特化型サロンにおすすめです。
第7位:フィヨーレ「BLカラー」|コストを抑えながら安定感のある仕上がり


画像:公式サイト
フィヨーレのBLカラーは、発色・色持ちともに安定していながら、コストパフォーマンスに優れた実用的なカラー剤です。
初期導入コストが低く、少量から使えるため、カラー比率の低いサロンや新規開業サロンでも扱いやすいのが特徴。
対応色数も約60色と必要十分で、発色の安定感も◎。
カラー施術の頻度は高くないが、一定の品質は担保したいというサロンに最適な選択肢です。
第8位:サンコール「R-21カラーソムリエHA/NA」|ハーブ由来成分で髪と頭皮にやさしい


画像:公式サイト
R-21カラーは、ハーブエキスや天然由来成分を配合し、施術中のにおいや刺激を抑えた設計が特徴のカラー剤。
美容と健康に意識が高い顧客層に支持されており、地肌が敏感な方や繰り返し染める方でも安心して使用できます。
発色はやや控えめですが、自然な色合いと保湿感のある仕上がりが魅力。
髪や頭皮への負担を最小限に抑えたいサロンにおすすめです。
第9位:資生堂プロフェッショナル「プリミエンスカラー」|均一な染まりと上品な発色


画像:公式サイト
資生堂のプリミエンスカラーは、上品で均一な発色が魅力のプロ向けカラー剤。対応色数は約90色と豊富で、白髪カバーにも対応可能。
染まりムラが少なく、繊細な色調整にも対応しやすいため、リピーター顧客の多いサロンや高年齢層が中心の店舗に最適。
ダメージも比較的少なく、仕上がり後の髪の質感が良い点も高評価。
高品質・安定性を重視するサロンにおすすめです。
第10位:ルベル「マテリアカラー」|鮮やかさとナチュラルさを両立した実用型カラー


画像:公式サイト
ルベルのマテリアカラーは、日本人の髪質に最適化された処方で、ナチュラルながらも鮮やかな発色を実現できるカラー剤です。
全体的に扱いやすく、塗布性や操作性にも優れ、時短施術との相性も良好。
幅広い年齢層にマッチするカラーラインナップで、明るすぎない自然な仕上がりを求める顧客にぴったり。
効率を重視するサロンや時短メニュー構成を考える店舗に最適です。
グレイカラー剤人気ランキング TOP10


サロン用白髪染めで人気のカラー剤ランキングは以下のとおりです。
グレイカラー剤人気ランキング TOP10
順位 | ブランド・シリーズ | 画像 | 特徴・強み・用途 | 口コミ・評価 |
---|---|---|---|---|
1位 | NASEED ナシードカラー<グレイファッション> | ![]() ![]() | 自然派処方×豊富な35色 高コスパ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
2位 | THROW スロウ コンフォートカラー(グレイ) | ![]() ![]() | くすみ系ニュアンスに特化 柔らかく自然なグレートーンが人気 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
3位 | NASEED ナシードカラー<クイックグレイカラー> | ![]() ![]() | 時短対応で仕上がり◎ 放置10分前後で発色良好 全30色展開 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
4位 | リフュール グレイカラー(フリーチョイス8+2) | ![]() ![]() | 大容量120g 染まり・色持ちも安定 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
5位 | N.(エヌドット)カラー〈グレイカラー〉 | ![]() ![]() | 高いデザイン性 ツヤ髪ケアのコンフォートライン | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
6位 | アステティックヘアカラー〈グレイ〉 | ![]() ![]() | 中価格帯で導入しやすく、バリエーション豊富 サロンニーズ対応型 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
7位 | sroloc(エスロロック)ディープブラージュ(グレイ) | ![]() ![]() | 深みや柔らかさと色持ちに優れるディープライン 構成色の清潔感◎ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
8位 | ホーユー プロステップN(グレイカラー) | ![]() ![]() | ダメージケアと色持ちが強み 草花由来成分配合で施術時の快適性向上 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
9位 | ミルボン オルディーブボーテ グレイ | ![]() ![]() | シルクのような光沢と深い発色 上品で大人向けのグレイ表現に最適 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
10位 | HB ケアテクトカラー〈グレイファッション〉 | ![]() ![]() | 髪と頭皮コンディションを整えつつ白髪染め ルーティン使用を想定 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
※独自調べ
※2025年7月時点
第1位:ナシードカラー〈グレイファッション〉|自然派×高発色の王道グレイカラー


画像:公式サイト
ナシードカラーのグレイファッションシリーズは、植物由来成分を配合した自然派設計ながら、白髪・黒髪ともにしっかり染まる発色力が魅力。
全35色と豊富なカラーバリエーションを持ち、赤味を抑えた寒色系やナチュラル系まで網羅。
頭皮への刺激も少なく、継続使用でも安心感があるため、幅広い年齢層の顧客に支持されています。
価格帯もお手頃で、コスパ重視のサロンにも最適です。
>>【カラーリスト】美容師の資格では、ヘアカラーリストの仕事内容や資格の種類について解説。
第2位:スロウ コンフォートカラー|くすみ系・寒色系グレイでおしゃれに白髪カバー


画像:公式サイト
スロウのグレイライン「コンフォートカラー」は、くすみ感と寒色系カラーに特化したニュアンス重視の白髪染め。
赤みを抑えた透明感あるグレイ表現が可能で、若年〜中年層の「白髪はあるけどおしゃれに染めたい」ニーズにマッチ。
デザインカラーとの親和性も高く、グレイカラーにファッション性を求めるサロンにおすすめです。
第3位:ナシードカラー〈クイックグレイ〉|時短×高品質を両立する10分染め


画像:公式サイト
ナシードのクイックグレイシリーズは、放置時間約10分でしっかり染まる時短設計が最大の強み。時短ながら発色・色持ちともに高水準で、忙しい顧客層や回転率を重視するサロンに最適。
全30色とバリエーションも豊富で、明るめ〜ナチュラルなグレイカラーまで幅広く対応。
スピード施術でもクオリティを妥協しないプロに選ばれています。
第4位:リフュール グレイカラー|大容量×コスパ最強の業務用グレイ剤


画像:公式サイト
リフュールは、1本120gという業界最大級の大容量が特長で、業務効率とコストパフォーマンスを両立したグレイカラー。
染まり・持ちの安定感もあり、白髪カバーに求められる基本性能を高水準で満たします。
カラーバリエーションも実用的な構成で、導入初期や頻度の高い施術に強い味方。リーズナブルかつ安定感のあるカラー剤を探しているサロンにマッチ。
>>カットカラーの美容室の料金相場では、平均的な値段はいくらかを中心に解説しています。
第5位:N.カラー〈グレイライン〉|女性支持の高いデザイン性×ケア性能


画像:公式サイト
ナプラのN.(エヌドット)グレイラインは、トレンド感とケア性能を両立したグレイカラー。
特に女性顧客からの支持が高く、白髪を自然にぼかしつつ、ツヤや手触りの良さを実感できる仕上がりが魅力。
ファッション性を失わずに白髪を染めたい顧客に好まれ、リピート率も高く、高単価メニューの構築を狙うサロンにぴったりの設計です。
第6位:アステティック グレイカラー|バランス型で導入しやすいコストと品質


画像:公式サイト
アステティックシリーズのグレイカラーは、中価格帯で安定した染まりと色持ちを提供する「バランス重視型」の白髪染め。
奇をてらわずベーシックなグレイニーズをしっかり満たし、施術しやすいテクスチャと仕上がりが特徴です。
導入コストも抑えやすく、地域密着型や中小規模のサロンにも導入しやすいブランド。
第7位:sroloc ディープブラージュ|深みと清潔感を両立したくすみグレイ


画像:公式サイト
sroloc(エスロロック)のディープブラージュシリーズは、やや暗めの色調設計で、白髪をカバーしながら深みのある仕上がりが得意。
くすみ系で清潔感のある印象に整えられるため、落ち着いた色味を好む顧客層に向いています。
特に大人世代やナチュラル志向の方に人気が高く、褪色も緩やかでリピーターにも強いです。
第8位:ホーユー プロステップN|ケア力と植物成分で地肌・髪にやさしい


画像:公式サイト
ホーユーのプロステップNは、カラー剤特有の刺激やにおいを軽減し、植物由来成分を配合したグレイカラー。染まりだけでなく、施術中の快適性や仕上がり後の手触りにも配慮した処方で、肌が敏感な方にも配慮されています。落ち着いたナチュラル系の色味が多く、傷みにくいため白髪率の高い顧客の満足度が高い製品です。
第9位:オルディーブボーテ|上品なツヤ感と深みのある大人カラー


画像:公式サイト
ミルボンのオルディーブボーテは、「大人のツヤ髪」をテーマに設計されたグレイカラー。白髪をカバーしながらも、上質で落ち着いた印象の深みある色味が特徴です。
サロンワークでの扱いやすさや染まりの良さに加え、ブリーチを使わず自然に明るくする設計も評価され、40代〜60代の上品な髪色ニーズにしっかり応える製品です。
第10位:ケアテクトHB グレイファッション|地肌ケアもできる低刺激カラー


画像:公式サイト
ケアテクトHBは、髪と頭皮のケアに重点を置いた低刺激設計のグレイカラー。
ハーブエキスや保湿成分を配合し、繰り返し染める白髪世代にもやさしい処方です。
毎月染める顧客に対しても、ダメージの蓄積を抑えながらしっかり白髪をカバー。
刺激が気になる方や、エイジングケアを意識するサロンにぴったりです。
ヘアカラー剤を選ぶときのポイント!


ヘアカラー剤を購入する際に着目すべきポイントは以下の3つです。
選び方のポイント
- 発色力(色の鮮やかさ・透明感)
- ダメージケア性(頭皮や髪へのやさしさ)
- 色持ちの持続力(退色のしにくさ)
発色力(色の鮮やかさ・透明感)
鮮やかな発色やトレンド感あるくすみカラーを求めるなら、高彩度系や寒色系に強いカラー剤を。
特にイルミナカラーやスロウが人気です。
ダメージケア性(頭皮や髪へのやさしさ)
繰り返し染めることが多い場合、地肌や毛髪へのやさしさは必須項目です。
ナシードやN.カラーなど、植物由来成分配合の低刺激設計が有効に。
色持ちの持続力(退色のしにくさ)
長く色味をキープできるかも重要。
特にサロンでは、プロマスターやプリミエンスなど、色持ちに定評のある商品を選ぶとリピートにもつながりやすいです。
まとめ
ヘアカラー剤を選ぶ際は、発色の鮮やかさやダメージケア性、色持ちなどのバランスが重要。
美容室で使用されるプロ向けのカラー剤には、それぞれ明確な強みがあり、施術の目的や客層によって最適な選択肢は異なります。
市販カラー剤も進化しており、使いやすさと仕上がりの美しさを両立した製品が増えています。



本記事を参考に、用途に応じた最適なヘアカラー剤を選んでくださいね。