美容学生の就職は大変?就職が決まらない!とならないために、内定を取るためのコツを解説!
美容学生の就職活動の仕方。就職先の選び方と内定を取るためのコツ。
ここ数年、コロナ禍で売り上げが落ち、美容院の経営も厳しいお店が多くなりました。
現在はかなり良くなってきてはいますが、人手不足の美容院が多い中、即戦力を求める傾向にあるのが現状です。
今回は、就職が決まらない美容学生のために、内定のコツを解説していきます。
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ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容学生の就職。決まらない!とならないために、美容学生はいつから就職活動すべき?
美容学生の就職活動は、早ければ早いほどよく、入学してからすぐというのが理想です。
一般的な専門学校生の就職活動は、2年生になった夏頃からというのが基本的なスケジュール。
美容学生も同じでいいと考えている学生もいると思います。
就職活動とは、単に履歴書を持っていって面接を受けるだけではありません。
就職したい美容室を選ぶため、サロン情報を得るところから始まります。
いざ美容院を探そうとすると、ネットや誌面などの求人情報だけでは良いことしか書いていない場合も多くあり、実際に働いてから「こんなはずじゃなかった」となることも。
また、どんな美容院が自分に合うのかがわかりにくいといったこともあります。
自分に合う美容院なのか情報を知りたいと思った時には、働きたいと思う美容院に直接通うことが重要です。
その美容院の情報を直に知ることができ、文字や画像だけでは伝わらない雰囲気や働く美容師の姿も見ることができます。
身の回りの友達や知り合いの情報もよいのですが、実際に自分の目で見たり感じることが大切です。
2年生になり就職活動を遅く始めた人も、希望するお店の情報を可能な限り集めるようにしましょう。
関連記事:「美容学生はいつから就職活動を始めれば良いのか」ベストな時期を徹底解説
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美容学生の就職!決まらない!とならないために、まずは就職したい美容院を決めるより、将来のビジョンをはっきり持とう!
就職活動を始めると、「早く内定が欲しい!」という気持ちから、ついつい就職したいお店を先に考えてしまいがち。
ですが、まずは自分がどんな美容師になりたいかを考えます。
- カラーリストになりたい
- カリスマ美容師になりたい
- 親しみやすい美容師になりたい
- 将来は自分のお店を持ちたい
初めはざっくりとしたイメージを持つところから始めて、徐々に将来のビジョンをできるだけ明確にすることが大切です。
5分や10分、ちょっとした時間にでも、自分の将来の姿を考えてみましょう。
最初はぼんやりしていたイメージも、考える時間を重ねていくことで、将来のビジョンがはっきりしていきます。
なぜこれが重要なのかというと、はっきりとしたビジョンを持った人は、履歴書や志望動機などに説得力が出るからです。
採用する側は面接時に「一緒に働く姿をイメージできるかどうか」が、内定の決め手になることが多くあります。
説得力のあるビジョンがある人は、一緒に働く姿を思い浮かべやすくなります。
ですから、まずは将来の自分のなりたい姿を明確にして、将来のビジョンをはっきり持ちましょう。
美容学生の就職!決まらない!とならないために、働きたい美容院を選ぶ方法は、主に2つ。
将来の美容師像がはっきりしたら、次は美容院選びです。
チェーン展開している大型サロンや個人店、雑誌に載っているような有名サロンなど、美容院といってもさまざま。
ヘアメイクがしたい、ネイリストになりたいなどビジョンによっては、美容院への就職よりも結婚式場やヘアメイク事務所、ネイルサロンも就職先として考えられます。
給与や福利厚生、教育カリキュラムやブランド力など気になるキーワードはたくさんありますが、美容院選びでは、主に2つの観点から選んでいきます。
順番に見ていきましょう。
給与や労働条件など環境を選ばず、就職先の美容院を選ぶという考え方
- 尊敬する美容師がいる
- 憧れの有名美容院がある
- そこでしか学べない技術や知識がある
このような方は、給与や労働条件を重視しない選び方があります。
自分のビジョンがはっきりしている人にとって、理想のスタイリストの仕事を間近で見る環境に身を置くことは、大きなメリット。
また、一緒に働く志の高い仲間もできることでしょう。
働きやすさよりもそれ以上に大切に考えていることや学ぶことに重点を置くことになります。
他の美容院よりも給与が低い、通勤に時間がかかる、労働時間が長いなど、環境を選ばずに就職先を選ぶという考え方になるので、注意点もあります。
- その給与条件で生活ができるのか
- その労働条件で続けていけるか
- どんなことを学べるのか
を考え、確認することが必要です。
給料だけで生活ができなかったり、体力に自信がないのに重労働となると、体やこころを壊してしまい、美容師を続けられないといった事態になりかねません。
特に入社したての給与が低いうちは、実家から通ったり、シェアハウスをしたり、会社に寮が用意されている場合は利用したりなど、生活の目処を立てることが大切です。
また、憧れの美容師のいる美容院へ就職しても全く接点がなかったり、学びたい技術を会得している美容師がいない場合も考えられます。
自分のビジョンに沿って必要な学びたいことや、知りたいことを得られるかも確認しましょう。
給与や労働条件など環境を重視して、就職先の美容院を選ぶという考え方
労働環境を重視する考え方は、技術をじっくり学び、長く続けたい人に向いています。
給与や労働時間、シフトや通勤のしやすさを第一に考えるというのもよい考えです。
生活の基盤を整えることは、働きやすさにつながります。
注意点としては、スタイリストとアシスタントでは、給与システムが違うところが多くあるので、両方の給料の確認をしておくこと。
アシスタントとしての給料は高めだったけれど、スタイリストになってもあまり変わらない、または給料があがりにくいといったこともあります。
また、技術というものは、見ているだけでは得ることはできません。
特に新しい技術を学ぶ初めのうちは、ひとりで練習していても上達するのは難しいでしょう。
先輩が教えてくれる、カリキュラムがしっかりしている、営業時間に練習ができるなど、技術向上のサポートがしっかりしている美容院もあります。
休みや労働時間も美容院によってさまざまです。
週休二日と書いてあってもセミナーに行かなければならなかったり、有給休暇が使いにくいといった美容院もあれば、予約がなければ早く帰宅できる、産休や育休を積極的に取り入れているというところもあります。
長く働く美容師にとって休暇も大切な要素です。
自分の時間を確保できることでこころに余裕ができ、仕事を長く続けやすい心理状態を保てるというメリットもあります。
新しいチャレンジをしたり、プライベートを充実させることも可能です。
全て理想の条件を探すのは難しくても、優先順位をつけることで探しやすくなるでしょう。
美容学生の就職!決まらない!とならないために、出来れば美容院でバイトをしよう!
単純にお店の雰囲気や流れなどを知るだけでなく、実際の現場で経験を積むことで同級生より有利に就職活動ができます。
とはいえ、求人サイトを見ていても、スタイリストやサロン経験者の募集ばかり。
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- 自分に合った美容室が知りたい
- どんな美容師が理想かまだわからない
まだ将来のビジョンがない方も、美容院でのバイトを通じて、「自分のやりたいこと」や「なりたい美容師のイメージ」がだんだん湧くようになるでしょう。