美容学生の履歴書の書き方はどうすれば良い?履歴書の基本から志望動機の書き方まで全てを教えます!
美容学生の履歴書における自己PR・志望動機の書き方を例文と合わせて解説!
就職活動で欠かせない履歴書。
履歴書の作成は簡単そうに見えて意外と難しく、自己アピールや志望動機の欄で手が止まってしまう、苦手と感じている人も少なくありません。
ここでは、美容師の就職する際に必要な履歴書の書き方や志望動機の例文をご紹介。
履歴書を使った自己アピール方法を解説していきます。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
履歴書の書き方の基本
履歴書は書き方にマナーがいくつかあります。
基本的なマナーが守られていないと、どれだけすごい経歴があっても書類選考を通過できないこともあります。
まずは、一般的な履歴書の基本的なポイントを解説していきます。
履歴書は丁寧な字で
履歴書を手書きで書く場合は丁寧な字で書きましょう。
字の上手、下手は関係ありません。
字をきれいに書くのが苦手という方でも、丁寧に書いているかどうかは見るとすぐに分かるもの。文字に人柄が現れます。
また、略字や略語も使わない方が良いでしょう。
履歴書を書くときは、必ず黒インクのボールペンを使いましょう。
履歴書は公的な書類となります。
文字を消したり書き換えたりすることが可能な鉛筆や消せるボールペンの使用はNG。
間違った場合は、修正液や修正テープの使用、二重線などでの修正はせず、新しい用紙に書き直すようにしましょう。
履歴書はなるべく埋める!
空白や白い項目が多い履歴書は良い印象を持たれません。
例えば、趣味の項目が「読書」とだけと書く場合と、「文芸小説の読書、特に●●の作家をよく読みます」と書いている場合、どちらが良い印象を受けると思いますか?
このように、ちょっとした工夫で印象は変わるので、できるだけ白い部分は作らないように書きましょう。
何を書いたらいいかわからないといった方におすすめなのが、まず箇条書きにメモすること。
履歴書にいきなり書こうとすると、最もアピールしたい部分がどこなのかわからないまま書いてしまうことになってしまいます。
そういったことにならないよう、まずは思いつく限り別の紙に書き出していきます。
初めは単語だけでも大丈夫です。書き出した項目から具体的に広げていくとよいでしょう。
その中から、自分が大切にしていることや、強み、アピールしたいことが見えてきます。
初めから完璧にする必要はないので、できるところから始めてみましょう。
美容学生の履歴書の書き方とは?書類選考のポイントを紹介!
美容学生の履歴書の書き方として重要視されている写真の撮り方のコツや、志望動機、自己PRの書き方を紹介します。
ポイント1 履歴書の写真の撮り方のコツ
写真は、写真館やカメラマンなどプロに撮ってもらうのがおススメです。
証明写真ボックスなどを利用した場合と比べると、出来栄えの差は歴然。
印象の良い表情を教えてくれたり肌をきれいに見せてくれるなど、自分だけではわからない客観的によく見えるポイントを抑えて撮影してくれます。
美容師は、お客様のヘアスタイルやファッションスタイルが美しくなるように提案するのが仕事です。
当然、お客様から顔やファッションなどを見られることが多いため、採用担当者は履歴書の写真で、最低限のヘアスタイルや服装、メイクができているかをチェックしています。
基本的には顔写真ですが、美容室によっては全身の写真も要求されることがあります。
履歴書の写真というとスーツ着用でリクルート向けのメイクをして撮影するのが一般的ですが、美容室では私服で撮影した写真を求められることも少なくありません。
応募先の美容室で私服での撮影との指定があれば、自分の個性を生かすことも大切ですが、清潔感があり身だしなみに気をつけた写真を用意すると良いでしょう。
証明写真は3ヶ月以内のものが一般的で、古くても6ヶ月以内のものが最低限のマナーです。
ポイント2 履歴書の志望動機を書く上でのポイントと例文
志望動機の欄に書くポイントは、
- なぜ美容師になりたかったのか
- 絶対このお店で働きたい!
という熱意を伝えるのが肝心です。
ただ、志望動機欄にダラダラと長く書いてしまうと相手が読みにくくなってしまいます。
自分の気持ちを伝えることは大切ですが、読み手のことを考えて分かりやすく簡潔に書く事を心掛けましょう。
例文
貴社へ来店した際のサロン全体の雰囲気が心地よく、技術力だけでなく、スタッフさんたちのあたたかい人柄、スタッフ同士を尊重する社風に大変魅力を感じて応募いたしました。小さい頃から髪をアレンジするのが好きで、美容師になるのがずっと夢でした。在学中も早く美容室の環境に身を置きたかったので、サロンでアルバイトをしていました。一通りの接客はすぐに対応できます。学んだことを最大限に活かし、いち早くプロとして活躍できるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。
どの美容室にも当てはまるようなことを書くと、アピール力が弱くなってしまいます。
美容室によってそれぞれ特徴があり、他にはないその美容室のポイントを事前にリサーチすることも大切です。
ネットや求人情報だけでなく、直接美容室に行ったり、アルバイトを募集していれば働いてみることもいいでしょう。
また、学校で学んだことやコンテストの実績など、美容師としてアピールできるところがあれば盛り込んで書きましょう。
実績がなくても、働くことを想定してどんなことが役立てるかを考えると書きやすくなりますよ。
ポイント3 履歴書の自己PRを書く上でのポイント
自己PR欄を空白にするのは絶対NG!
採用する側は、実は技術力よりも、
- 応募者がお店の雰囲気に合っているか
- コミュニケーションがしっかりとれるか
が、重要視されるためです。
新入社員となる美容学生にとって、技術はこれからたくさん覚えていくことですが、こういった基本的な人柄や性格はこれから働く上での土台になります。
まずは、美容師として生かすことの出来る自分の性格を素直に伝え、コミュニケーション力の高さをアピールすること。
例えば、「人と話すのが好きで誰とでも仲良くなれる」なんてことも、美容師にとっては大切な要素となるのです。
学校で学んだことや今までの経験も含めて、志望サロンでどういった貢献ができるかをアピールしましょう。
在学中にアルバイトをしていた人は、その仕事中に学んだこともアピールポイントになります。
飲食店なら「接客力」、人と触れ合わない仕事でも「こつこつと業務を正確にこなす」など、他にはない自身の強みとして書くことができます。
採用側は履歴書から人物像を感じ取る
美容学生の履歴書は基本的なポイントを抑えつつ、丁寧に書くことが大事です。
採用側は一緒に働く仲間を探しているので、自分がその一員になることを想像して力になれることを考えてみると、強みも見えてきます。
今回紹介したポイントを参考にして、憧れの美容室や希望の就職先にしっかりアピールしましょう!
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- 好きな時間に働ける
- バイトが終わったら即報酬を受け取れる
まだ就職先をはっきり決めてなくても、美容院での仕事を通じて、自分に合う職場をイメージすることができるようになります。
また、いち早くサロンで経験をすることで、履歴書に書く内容も充実したものになります。
就職活動に有利になり、経験している分、就職後も同期と差をつけることができるでしょう。 学校終わりや休みの日など予定のない隙間時間を利用して、学びながら働くこともできるので、気軽に試してくださいね。