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【美容室】儲かるメニュー!美容院で儲かる仕組み・面白い高単価メニューとは

【美容室】儲かるメニュー!美容院で儲かる仕組み・面白い高単価メニューとは

美容室経営において、「どうすればもっと儲かるのか?」「儲かる方法が知りたい…」と悩む方は少なくありません。

単価を上げたいが、客離れが心配。
利益率を上げたいが、どうすればいいか分からない 。

これからもっとサロンの利益を向上させたい経営者やスタイリストの方々に向けて、
本記事では美容院が儲かる仕組みと、実際に利益を生んでいる面白いアイデアや高単価メニューの実例をご紹介します。

美容室は施術時間=売上なので、時間効率とメニュー設計が要(かなめ)です。

今回紹介する「儲かるメニュー戦略」を知れば、今よりもっと利益を安定して出せるサロンが目指せます!

編集者ゆき

「美容室は儲かるのか?」の答えはまさに”戦略次第”ということですね。

それでは、具体的な成功パターンを見ていきましょう。

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目次

美容院の儲かる仕組み|1000万円以上の利益を出しているサロンのパターン

1000万円以上の利益を出しているサロンのパターン|手堅い多店舗展開

結論から、美容院が本気で儲かるための仕組みとして挙げられるのは手堅い多店舗展開です。

それは、1店舗のみでは利益を生み出すのに限界があるからです。

この場合、感覚やセンスだけでなく、再現性ある“仕組み”を構築することが欠かせません。

ここでは、年商1,000万円以上の純利益を出している美容室の特徴を具体的に紹介します。

儲かるための仕組み

  • 好立地での出店
  • 拡大を見越した規模からのスタート
  • 行動量が多い経営者
  • 技術よりもマーケティング優先
  • お金をかけない集客法(SNSはプロに依頼)
  • コミニュケーションのミスマッチを防ぐ
  • 業務委託で人件費削減

① 好立地での出店

駅近や人通りの多い商業エリアは、フリー集客が期待できる鉄板立地です。

特に初期段階では「アクセスの良さ」は無条件の武器になります。

② 拡大を見越した規模からのスタート

小さく始めて大きく育てるのも一つですが、「2階建て物件」「シャンプー台3席以上」など、拡張性のある設計にすると、成長と共にスムーズに人材・客数を増やせます。

③ 行動量が多い経営者

儲かっている美容室のオーナーは、例外なく“現場+経営”の両方にフルコミットしています。

行動量=売上の法則はこの業界でも不変です。

>>1人美容室経営の年収では、内装や経費・独立資金や、1人経営を成功させるポイントをわかりやすくご紹介しています。

④ 技術よりもマーケティング優先

優れた技術者でも、集客できなければ意味がありません。

逆に「平均的な技術+強い集客戦略」で売れているサロンは多くあります。SNS運用・LINE構築・予約サイトでの分析などが必須です。

例えばホットペッパービューティーの特集などに掲載される美容院では、>>美容室の会話なし無言メニューなどといったニッチでありつつ、潜在意識としてニーズの高いユニークなメニューを展開しているサロンも。

お客様が実は何をサロンに求めているのか、いま一度じっくりと見極めてみることが重要です。

⑤ お金をかけない集客法(SNSはプロに依頼)

インスタやLINEでの予約導線設計、髪質改善や小顔ヘッドスパの投稿戦略は、外注するだけで来店数が増えるケースも。

広告費ゼロで効果を出すならプロの戦略導入が最短ルートです。

⑥ コミュニケーションのミスマッチを防ぐ

カウンセリング時のすれ違いは、クレームや失客に直結。スタッフへの教育も徹底させましょう。

AI髪質診断や画像生成ツールを活用することで「見た目で納得」されやすくなり、単価アップにもつながります。

⑦ 業務委託で人件費削減

固定給の正社員ではなく、売上歩合の業務委託スタッフを活用することで、コストを変動化できます。

経営リスクを抑えながら売上拡大が可能です。

儲かっている美容室の多くは「固定費の管理・集客導線・メニュー設計」の3軸を最適化しています。

特に1人美容室や田舎の店舗ほど“戦略性”が利益を左右します。

>>田舎美容室儲かる?では、地方での開業で、効果的な集客方法や儲かる秘訣について解説。

【サロンが儲かる仕組み】高額メニューをつくることを推奨する理由

高額メニューの提供を推奨する理由

「高額メニューなんて売れないのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。

しかし、高単価メニューはむしろ必要としている人に届けば確実に売れるのです。その理由は次の通りです。

高単価メニューが必要な理由

  • お店のファンはもっと良いサービスを欲しがっているから
  • VIPに扱われたいという潜在意識があるから
  • 買われなくても損はしないから

お店のファンはもっと良いサービスを欲しがっているから

既存のお客様、特にリピーター層は、「もっと丁寧に扱ってほしい」「悩みにしっかり対応してほしい」と感じています。高額でも価値を感じてもらえる設計なら、アップセルは自然に成立します。

アップセルとは
顧客が利用する商品・サービスより上位モデル、高機能なものを提案すること。
顧客単価を向上させる販売戦略。

>>美容室が値上げをするべき理由では、美容業界の現状・失客させない注意点や例文をご紹介しています。

VIPに扱われたいという潜在意識があるから

“特別扱いされたい”という心理は、全ての顧客に共通する欲求です。

専用カウンセリングや個室対応、専用シャンプーの提供などを組み込んだプレミアムプランは、その欲求にマッチします。

潜在意識を満たすサービス提供は最大の差別化に。

買われなくても損はしないから

高額メニューは「提示するだけでブランディングになる」ため、選ばれなくてもイメージ向上につながる効果があります。また、予約サイトでの見栄えもよく、価格帯の基準点としても機能します。

メニューを用意しておくだけなので損失は生まれません。コストのかからないメニューで付加価値が生み出せる内容を考慮するといいでしょう。

編集者ゆき

高額メニューは「すべての人に売る」のではなく、「必要とする一部の人に刺す」設計が鍵です。

提案は義務、選択は自由。このスタンスが成功につながります。

付加価値メニュー・差別化サービスで成功しているサロン実例

付加価値メニュー・差別化サービスで成功しているサロン実例

「美容室 高額メニュー」と聞くと、多くの方がまず思い浮かべるのは「髪質改善」や「デザインカラー」などの技術メニューかもしれません。

しかし、実際に利益をしっかり出している美容室の多くは、単なる高単価ではなく“提案の仕方”が極めて上手いのです。

価格に見合う理由づけ、期待を超える体験、そしてお客様の悩みを深く理解したサービス設計。そうした工夫が、差別化と収益性を同時に成立させています。

ここでは、実際に成果を上げている4つの付加価値・差別化型メニューを紹介します。

「売れるメニュー」を成功させたサロンの実例

  • 1年間美髪プロデュース
  • フェイスラインすっきり極上ヘッドスパ
  • 外国人専用サロン
  • 40代・50代をターゲット層にしたサロン

1年間美髪プロデュースプラン|“通わせる”ではなく“伴走する”提案

とある人気美容室が導入している「1年間美髪プロデュース」は、年間98,000円で6回の施術とホームケア商品がセットになったサブスクリプション型の提案です。

これは単なるトリートメントメニューではなく、お客様の「髪を綺麗にしたいけど、何から始めれば良いかわからない」という悩みに対して、1年間伴走してサポートするという形で設計されています。

来店時には毎回髪質診断が行われ、状態に合わせてオーダーメイドの施術とホームケアを提供。

しかも「美髪保証」という安心設計があるため、お客様は金額に対する不安よりも、“結果が出る”という期待感を持って申し込んでくれます。

このように、単発施術ではなくストーリー性をもった長期プランにすることで、LTV(顧客生涯価値)を飛躍的に高めることが可能になります。しかも、年間契約のため売上の見通しも立てやすく、経営面でも非常に安定します。

LTV(顧客生涯価値)とは
1人のお客様が、自社にどれだけお金を使ってくれるかという「総額」のこと。

フェイスラインすっきり極上ヘッドスパ|「癒し」×「変化実感」のハイブリッド訴求

もう一つの成功事例が、「フェイスラインすっきり極上ヘッドスパ」という高付加価値メニューです。

このメニューの価格帯は6,000円〜9,800円と、通常のクイックマッサージとは一線を画します。

最大のポイントは、「癒し」だけでなく「見た目の変化」という明確なベネフィット訴求に成功していることです。

「小顔効果」「自律神経のリセット」「睡眠の質向上」といった複数の効果を科学的・構造的に説明しながら、実際に施術直後に鏡を見ることで“変化を体感”させることができるため、リピート率も高く、指名にもつながります。

さらに、訴求ワードを見直すことで価格の根拠を強化しています。

ただし、景品表示法には注意が必要です。

景品表示法とは
消費者を騙すような広告、過度な表現、景品などを禁止する法律。

美容師の行うヘッドスパについて詳しくは、以下の記事を参考にご覧ください。

>>ヘッドスパ資格・ドライヘッドスパの資格は必要?
>>美容室のヘッドスパは意味ない・効果ない?死亡説など良くない噂は本当か

外国人専用サロン|ニッチ特化でファン化と紹介連鎖を実現

多文化共生が進む現代日本では、在留外国人やインバウンド観光客に対応する“外国人専用サロン”も一つの差別化戦略として注目されています。

英語・中国語・韓国語などに対応したスタッフのみ在籍にして、メニュー表示やWeb予約も多言語化。そうすることで、外国人顧客が安心して利用できる環境が整います。

彼らの多くが抱えている課題は、「日本の美容室で髪質に合うサービスが受けられない」「意思疎通が不安」というもの。つまり、“受け入れてくれる場所が少ない”という根本的な悩みです。

この需要に応えることができれば、競合が少ないブルーオーシャンでファン化・リピートが期待できます。さらに、来日している友人や同僚への口コミも広がりやすく、紹介連鎖による集客が加速するのも魅力の一つです。

サービスの質がいいと人気の日本サロンが、とても価値が高いと海外からのニーズや評価については>>美容師が海外で働くのに免許がいらない国で詳しく解説しています。

40代・50代をターゲット層にしたサロン|共感型マーケティングでLTV最大化

「若い子向けのサロンは入りづらい…」といった40代〜50代の悩みに寄り添うサロンは、価格以上の“安心”という価値を提供しています。

同年代のスタイリストが落ち着くというニーズに対応!

この世代向けに成功しているサロンでは、

  • 明るめのグレイカラー提案(“隠す”より“活かす”)
  • 会話のトーンを合わせた接客
  • カウンセリング時間を十分に確保

といった細かな配慮が徹底されています。

さらに、LINEでのフォローや次回来店提案が設計されており、お客様の“次を迷わせない導線”ができているのが特徴です。

単価は8,000〜12,000円と中価格帯ですが、滞在時間あたりの利益率とLTVの高さでみると、実は非常に安定した収益モデルとなります。

「美容室 付加価値 メニュー」の本質は、見た目の変化や技術力ではなく、“悩みの深さにどれだけ寄り添えるか”にあります。

売れているメニューは、単なる施術ではなく体験の提案であり、「お客様の人生にどう関わるか」を言語化できていることが共通点です。

価格で勝負せず、価値で選ばれるサロンを目指すためには、これらの事例のように「誰のどんな悩みに対して、どうアプローチするのか?」を明確に設計し、それをしっかり伝えることが何より大切です。

>>【50歳から美容師】美容師免許を通信で50代からでは、美容師として長く働くためのキャリアプランについて詳しくご紹介しています。

まとめ

美容室の儲け方について解説しました。

美容室が本気で利益を出したいなら、“客数勝負”から“単価勝負”への転換が必要です。

そしてその鍵を握るのは、高単価・付加価値メニューの設計と、再来を前提とした顧客との関係構築。

今すぐできることとしては以下の内容を挙げました。

  • カラーやトリートメントに明確な名前とストーリーをつけて差別化
  • ヘッドスパや髪質改善をサブスクやセット提案で定着化
  • 高額メニューは「売れないからやらない」ではなく「伝え方を変える」

「美容院 メニュー わからない」「一人 美容室 失敗」とならないためにも、利益率の高いメニュー設計は取り組むべき領域。

美容室経営は「感覚×仕組み」の融合が重要であることを認識したうえで、小さな一手から始めましょう。

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