マツエクサロン開業には資格が必要?必要なものや知識を徹底解説【2023年版】
「マツエクサロン開業について知りたい」
このような方に向けて、マツエクサロンの開業に必要な情報をすべて網羅しました。
役立つ内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
マツエクサロン開業の未来とは
マツエクサロンの市場規模は近年、上昇傾向にあります。
その要因としては、ナチュラルメイクの流行やメイクにかける時間を早くしたいという女性ならではの悩みが根本にあるのです。
また、リクルートの出した調査結果では、2019年時点で800億円の市場規模が想定されています。
これらを踏まえて、女性の美容への関心は尽きないことからも、この市場規模は上昇傾向に向かうと思われます。
マツエクサロンのオーナーはどのくらい稼げるの?
マツエクサロンオーナーは、原価率の低さや利益率の高さから、他業種よりも儲かりやすいビジネスモデルかと思います。
実際の年収は店舗規模によっても左右されますが、個人で出店した場合でも年収500万円程は見込めるでしょう。
ただし、集客力やリピート率が低水準になってしまうと想定よりも厳しい経営状態にも陥りやすいのが実情です。
よって、顧客様の母数や自身の技術力・サービス力にも左右される業態だと言えます。
マツエクサロン開業の種類
マツエクサロン開業をする際は下記の3種類が多いです。
- 自宅
- 店舗型
- フランチャイズ
それぞれどのような業態なのか、メリットやデメリットについて深掘りさせて頂きたいと思います。
自宅型
自宅型のマツエクサロンは初期費用が抑えられ、自己都合に融通の効く、営業スタイルかと思います。
店舗型の場合は内装費だけでも300万円を越えるケースも少なくなく、安定的な経営状態を維持するためにも、週休2日程に休日を抑える必要が出てきます。
それを踏まえると、自身のペースで、低コストでの出店ができることはメリットになるでしょう。
自宅サロンで開業する場合、大きな利益は上げられません。
そのため、広告宣伝費にかけられる資金も限られてきてしまいます。
その結果、新規集客力が下がってしまい、リピート率が悪いと安定的な収入を得ることは難しいでしょう。
このように、大きく稼ぎたいという方には不向きですが、自身のペースで無理なく開業したいという方にはおすすめのビジネスモデルです。
店舗型
店舗型のマツエクサロンは最も一般的な開業方法かと思います。
自分1人での営業では、売上の限界値も低くなってしまいます。
そのため、複数人で営業のできる物件を見つけ、尚且つ駅の近く等の集客を見込める立地での出店ができれば、大きく収入を増やすことも十分に可能です。
店舗を借りる場合であれば、仲介手数料や保証金に加えて、多額の内装費用もかかります。
自宅型の開業費用に比べると、倍以上の開業資金が必要になるため、ある程度の元手がなければ、店舗型の開業は難しいでしょう。
これらを踏まえて、ある程度の元手が確保でき、大きく収入を増やしたいという方は店舗型の開業方法がおすすめです。
フランチャイズ型
フランチャイズ型のマツエクサロンは元々確立されたブランド名や経営ノウハウを借りることができる開業方法です。
フランチャイズを募集している企業というのは、ブランド力があり、知名度をより拡大させたいという企業が募集を募ることが多いです。
そのため、確立されたブランド力の恩恵を受けられるかつ、成功体験の詰まった経営ノウハウを借りることができるため、安定的な経営を目指しやすいかと思います。
ロイヤリティというのは、毎月の売上の数%をフランチャイズ本部に渡す契約のことで、毎月の利益が減少してしまいます。
またフランチャイズでの出店をする際には、加盟金という登録料のような多額の費用がかかるのです。
ロイヤリティや加盟金を考慮しても、自社に利益をもたらしてくれる見込みがあるのかどうかを見極めることが非常に重要かと思います。
これらを踏まえると、元手の資金が十分にあり、開業当初から安定的な経営を図りたいという方におすすめの開業方法です。
マツエクサロンの開業に必要なもの・資格
マツエクサロンの開業時に必要なものには「資格」があります。
マツエクの資格には必須なものと、あったらより良い資格と2種類あります。
必須な資格は美容師免許です。
2008年以前は無資格でも営業ができましたが、目に接着剤が入ってしまう等のトラブルが相次いだため、美容師免許が必須の技術職となりました。
また、必須ではないですが、あると便利な認定の資格には様々な種類があります。
- 日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)
- 日本まつげエクステンション協会(JLA)
主にこの2つの団体が出している認定資格を取得するのが望ましいです。
経験値によっても受けられる資格が変わってきますので、営業をしていき、経験値が伴ってからの資格取得でも有効かと思います。
開業資金
マツエクサロンの開業資金は200万円程が相場になります。
マンションの1室を借りて開業する場合では、100〜150万円程に抑えられます。
主に内装費にかかるコストを削減できるため、マンションの1室を借りた開業の方がローコストでの開業ができるのです。
またそれぞれ共にかかる費用としては、テナント賃料、設備費、備品代が主にかかる費用になります。
初めての開業は誰しも慣れないものです。
予め余裕を持った資金を用意した上で開業を目指しましょう。
開業に必要な届出
開業時には様々な届出が必要になります。
1つ目が開業届です。
開業届は、事業を営む際には業種問わず必要になる届出になります。
サロンオープンの1ヶ月前には必ず提出するようにしましょう。
2つ目が美容師免許の取得です。
自身が施術をしない場合には不要になりますが、施術者であれば、必ず持っておかなければならない資格になります。
2〜3年の美容専門学校への通学をし、国家試験合格の後に取得が可能です。
3つ目が美容所登録です。
美容所登録とは、管轄の保健所に美容業を営んでも良いか基準を満たしているのか判断してもらう届出になります。
美容所登録には1ヶ月程かかる場合も多く、開業までに終わらせなければなりませんので、余裕を持ったスケジュールで確認してもらうようにしましょう。
内装の準備
内装費には多額の費用が発生してしまいます。
相場で1坪あたり、20万円〜50万円程です。
多額の費用がかかるからと言って、内装費を極端に削減してしまうと、様々なデメリットが生じてしまいます。
- お客様の居心地の低下
- 美容所として機能しない場合の再工事
- 価格交渉での業者とのトラブル
このような問題が発生してしまうでしょう。
多額の費用を掛ければ良いというものではありませんが、適切な価格を見極めて内装を依頼しましょう。
入っておくべき保険
マツエクサロンオーナーが加入するべき保険は以下の3種類です。
- 美容所賠償責任補償制度
- エステティックサロン総合賠償保険
- サロン様向け賠償責任保険
それぞれ役割が異なり、お客様に怪我や不都合を与えてしまった場合の「美容所賠償責任補償制度」
災害等でサロンに損害が出てしまった場合の「エステティックサロン総合賠償保険」
美容施術以外の部分でお客様に不都合を与えてしまった場合に適用される「サロン様向け賠償責任保険」
このような役割があります。
万が一の際に必要となりますので、必ず加入するようにしましょう。
マツエクサロン開業後の集客施策
マツエクサロンは多くの店舗が存在します。
そのため勝ち抜くためには集客施策を考えなくてはなりません。
主な集客施策は以下の通りになります。
集客 | 内容 |
---|---|
チラシ集客 | ポスト等への投函や駅前での配布をし、認知を高めます。 |
紹介制度 | お客様からお客様を紹介してもらい、紹介された方と紹介してくれた方に対しての特典を配布します。 |
ホームページ集客 | 自社ホームページを作成し、web上での認知を図ります。 |
SNS集客 | InstagramやTikTok等で店舗アカウントを作成し、お客様に魅力が伝わるような投稿をしていきます。 |
インフルエンサー広告 | インフルエンサーに依頼して、自社のPRをSNS上でしてもらいます。 |
口コミサイト集客 | Google等の口コミを増やしていき、評価を高めることで、お客様に来店してもらいやすくします。 |
アフィリエイト集客 | アフィリエイト広告を打ち出して、自社の宣伝をしてもらえるようなwebサイトを増やすことで認知を高めてもらいます。 |
このような集客施策を実施し、競合店舗にはない魅力を伝えられるように意識しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はマツエクサロン開業についてまとめさせて頂きました。
ざっくりとマツエクサロンの開業について、ご理解が深まり、開業への第1歩を踏み出すきっかけになってもらえれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。