美容師休み・年間休日|美容室の休日は週1で休みは少ないのか解説!
「美容師のお休みは年間何日あるのが普通?」
「美容師スタイリストに連休はある?」
「休日の美容師は何をしているの?」
このよう疑問がある方に向けて「美容師の休み・年間休日」について以下の内容を解説します。
- 美容師の平均休日数
- 美容師が休みの日にしていること
- 休日の多い美容室で働きたい場合
結論から言えば、美容師のお休みは週に1〜2日程度が平均的。
月平均では5〜8日、年間休日にして60〜96日程です。
たとえ正社員であっても「休みが少ない」と言われている美容師さん、貴重なお休みの日にはリフレッシュできることやスキルアップに役立つことに時間を使っています。
美容師の休みの平均日数や、お休みの日の過ごし方など、美容師の休み事情について詳しく深掘りしています。
気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師の休日は5日〜8日程度で、休みは少ない
美容師の一般的な休日の日数は月に5〜8日程度です。
厚生労働省による、休日の平均取得日数をご紹介します。
1ヶ月間の平均休日数は6日が46.3%と最も高く、つぎに「5日」が20.8%、「7日」が16.3%となっています。
美容室の休日で週一回の休みプラス2日で4週6休みというところも多いようです。
また、1施設当たり平均定休日数をみると5.5日となっています。
美容師の休みは月曜日か火曜日
「美容師 休みいつ?」
これは、美容師の休みあるですが、美容室やサロンが定休日となる
月曜日か火曜日(関西は月曜日、関東は火曜日)が一般的。
理由は、以下の内容からとされています。
- 昭和初期に電力不足解消のため設けられた「休電日」の名残
- 美容師向けの講習会やセミナー開催が多い日
また、シフト制であればその他の平日となり、土日祝日はなかなか希望休などが出せない環境とされています。
それは、サロンにとって需要が集中する日となるため、休めることはほぼないと言えます。
美容師の年間休日・平均日数は60〜96日
美容師 | 一般企業 |
60〜96日 | 120〜129日 |
美容師の休みの日は、年間平均にして60〜96日と、他業種と比較してやや低い傾向に見られます。
それは、週1日休みと、週2日休みが隔週となっていることが一般的なため。
一方で、一般企業に勤める会社員の月平均の休日は8~10日の完全週休2日制。
注意したいのは、「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いです。
年間休日の計算方法
ここでは、年間休日の計算方法をご紹介します。
1年間を週になおすと、下記のように約52週となります。
365日(1年間)÷7日(1週間)= 52.14週
ということは、週休何日かによって、だいたいの年間休日を算出することができます。
(週休日数)×52=年間休日
月に何日休みなのかによっても計算できます。
単純に、月の休みの日数×12ヶ月となりますので、
月に
- 5日休みの場合は60日
- 6日の場合は72日
- 7日の場合は84日
- 8日の場合は96日
となります。
労働基準法では年間休日を最低でも105日と設定してある
労働日が週5日で年間52週、合計260日間とすると、残105日が年間休日の最低日数です。
一方で、美容師の休みの日数は、労働基準法の規定未満であることが多くあります。
特に美容師はサービス残業も多く、
週一休みが当たり前と思われているところも少なくありません。
その場合、残業代が発生するので、もし現時点で発生していないのであれば、労働基準準監督署に相談することをおすすめします。
美容師の有給休暇事情
平成26年の厚生労働省が発表しているデータによると、有給休暇の取得率は約37.1%となっています。
参考:平成26年就労条件総合調査結果の概況:結果の概要(1 労働時間制度)
有給があっても実際に使っている人は4割に満たないということがわかります。
近年ではこうした有給もしっかり消化できるように美容室でも改善が行われていますが、まだまだ取りにくいといったことも少なくないようです。
美容室によって有給休暇の待遇も変わるので、希望に沿った働き方は美容室選びも重要と言うことになります。
美容師の長期休暇事情
美容師は連休や長期休暇が取りにくいと言われています。
それは、シフト制であったりと、交代で休んだりしているところも多いためです。
年末年始(5日)は基本的に休みが多いですが、お盆(5日)は営業しているところも多く、ゴールデンウィーク(7日)やシルバーウィーク(3日)、祝日などは営業していることがほとんどです。
カレンダー通りのお休みの日はお客様が増えるタイミングなので、お正月以外は休みではないことが多い傾向にあります。
美容師は休日に何してる?
美容師が休日にしていること
- 一日中寝る
- マッサージ
- サウナ
- 旅行
- キャンプ
- ショッピング
- 美術館
- 映画
- その他趣味など
美容室に行ったことがある方なら「お休みの日は何をしてるんですか?」と聞かれたことがあるかと思いますが、逆に美容師さんはどんなことをしているのか気になりますよね。
美容師さんというと、多趣味な方も多いです。
美容師さんのSNSなどを覗いてみると、休日は何をしていたかなどを知ることもできますが、サウナやマッサージなどリフレッシュに時間を使う方、旅行やキャンプ、映画や趣味に没頭する方などさまざまです。
技術向上のための練習や研究、知識を深めたりすることに時間を使う方もいます。
美容が好きで仕事をしている人が多いので、仕事もプライベートも髪のことを考えているという美容師も珍しくありません。
また、美容師は月曜日・火曜日が定休日であることが多いため、テーマパークやショッピング、旅行先も土日ほど混雑しているところが少なく、お出かけしやすいというメリットもあります。
休日の多い美容室で働きたい方は「JOB VR」がおすすめ
休日の多い美容室を探すとなると、求人だけではわからないことが多くあります。
有給が取れると書いてあっても取れない、取りにくいなど、実際に美容室で聞いてみるまで不明確なことがあるといったことも少なくありません。
実際に働く前に問い合わせがしやすいといいですよね。
JOB VRは美容室に特化したマッチングアプリ。
特徴
- 面接・履歴書なし
- 簡単なマッチング
- 好きな時間に働ける
- バイトが終わったら即報酬を受け取れる
厳選した優良美容室のみが登録されているので安心です。
自分の条件に合った美容室とメッセージでやりとりができるので、聞きたいことがあったらすぐに聞くことができます。
働く前に知ることができるのも安心ポイントですよね。
まずは、どんな美容室があるのか気軽に覗いてみるのも良いかもしれません!
休日の多い美容室で見るべきポイント
では、休日の多い美容室で把握しておきたいポイントはどのようなことでしょうか?
- 年間休日の多さを確認する
- 有給取得率を確認する
休日は週休で書かれたり、月に何日と書いてあったり、年間で書かれていることがあります。
週に何日休みがあって、月に何日休みがあり、年間で言うと何日あるということを具体的に調べておいた方が良いと思います。
有給休暇の有無はもちろんですが、その消化率も見落としたくないところ。
有給休暇と書いてあっても、実際に使っている人がいないという美容室も少なくありません。
また、有給があっても年末年始のお正月休みに自動的に当てられて、自分の希望する日には使えないということもあるので気をつけたいところです。
休みが多いフリーランス美容師
自分で休みを調節したい方は、フリーランス美容師という働き方もおすすめです。
休みが多い少ないは自分の裁量で決めることができ、自分の思う収入がキープできるのであれば休みを多く取ることも可能です。
どこへ行こうと付いてきてくれるような信頼関係を築いた顧客が増え、売上が安定している方は、より自由な働き方を選んでみるのも良いかもしれません。
まとめ
ここまでで「美容師の休日」についてご説明してきました。
まとめ
- 美容師は休みが少ない傾向にある
- 美容室によって待遇はかなり変わる
- 有給休暇があっても消化できないこともあるので注意
- 美容室選びはJOB VRがおすすめ
昔ほどではありませんが、まだまだ美容業界も休みが取りにくい、有給休暇は使えないというところも少なくありません。
自分の働きたい環境は、自分で選ぶことができます。
休みの多い美容室で働きたい方は、情報をしっかり把握しておくことが大切です。