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美容師の業務委託とは|業務委託サロンやフリーランスのメリット・デメリット

美容師の業務委託とは|業務委託サロンやフリーランスのメリット・デメリット

美容師の働き方の一つに、「業務委託」というものがあります。

通常のヘアサロンに就職して会社員として働くのとは違って、業務委託はフリーランス・個人事業主と呼ばれる立場となり、サロンと契約を結んでスタイリストとして働く方法です。

売上の一部を報酬として受け取ることが多く、成功報酬型の給与体系。

業務委託美容師は自由度が高く、働く時間や休みを自分で決められるのが大きな利点である一方で、収入が安定しないリスクも伴います。

編集者yuki

今回はそんな美容師の業務委託について詳しくご紹介します。

雇用契約の詳細についてや、知っておくべきメリット・デメリットなど、業務委託という選択肢がオススメな方の特徴をまとめていますので、これから美容師を目指す方や活躍の場をもっと広げたいという美容師の方は、ぜひ最後までご覧ください。

それではまず、美容師としての働き方を比較して見ていきましょう。

編集者yuki

この記事を書いた人

ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。

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目次

業務委託とは|美容師の働き方を比較

業務委託とは|美容師の働き方を比較

雇用されない美容師として様々な場で活躍するフリーランス美容師。

そんなフリーランス美容師としての働き方は、以下の3つに分けることができます。

業務委託面貸しシェアサロン
テナント料なしスポット料金
or
年・月額利用料
スポット料金
or
年・月額利用料
集客サロンで行う自分で行う自分で行う
薬剤などの在庫サロン側で用意
持ち込み可
サロン側で用意
持ち込み可
自分で用意
サロンで購入
価格設定サロンの設定自分で設定自分で設定
還元率フリー:平均40~50%
指名客:平均50~60%
平均60%前後100%還元

3つの共通点は、個人事業主でありながら、店舗を持たない働き方であるという点です。

編集者yuki

サロンのブースをレンタルして機材を利用できるため、開業に必要な費用を抑えられるのが魅力。

面貸しとシェアサロンは、利用する際には場所代が発生したり、集客からすべて自分で行う必要があるのに対して、

業務委託とは、雇用ではない「業務委託契約」を交わし、来店する顧客にサロンスタッフとしてサービスを提供するシステムです。

雇用契約しているサロンスタッフとの違いは報酬形態です。

フリーランス美容師は、個人事業主として契約内容に沿った売上に対する還元率を報酬として受け取るシステムになります。

正社員の美容師との違い

正社員と業務委託の違いは、稼働時間の自由度や報酬システムです。

正社員の美容師は、特定のサロンに雇用される形態。いわゆる一般的な美容師の働き方です。

労働時間が決められており、固定給を受け取るため、安定した収入を得ることができます。

業務委託とは
特定のサロンと委託契約を結び、独立した立場で働く美容師のこと。
売上の一部を報酬として受け取ることが多く、成功報酬型の給与体系。

一方で、業務委託の美容師は自由度が高く、働く時間や休みを自分で決められるのが大きな利点で、複数のサロンで働くことも可能です。

自分のペースで仕事を進められ、収入面も幅が生じやすく、安定しないリスクと同時に大幅なアップも見込めます。

フリーランスのシェアサロン・面貸しとの違い

同じフリーランスでも、業務委託とシェアサロン・面貸しとの違いは、集客を自分で行うか行わないかという点です。

また、サロンのルールに従って働くというのも、シェアサロンや面貸しとは異なる点と言えます。

シェアサロンとは
複数の美容師が同じサロン内の設備やスペースを共同で利用。
必要なときだけ共有スペースを使用できる。

面貸し(ミラーレンタル)とは
美容師が自分専用のブースやスペースを借りて独自に運営。
自分の道具や装飾を置くことができ、個別のサービスを提供。

どれもコスパ良く柔軟な働き方ができるといった点は共通しますが、シェアサロンと面貸しはお客様を自分で集める必要があります。

そのため、指名客を多く持つ美容師の方にとっては、シェアサロンや面貸しの方が、自由度・売上の還元率が高くてオススメ。

一方の業務委託では、サロン側が集客を行なってくれます。

集客に注力せずに、個人事業主として自由な働き方をしたい美容師の方は「業務委託」が向いていると言えるでしょう。

フリーランス美容師は全体の約16%

フリーランス美容師は全体の約16%

フリーランスの美容師の数は年々増加傾向にあり、美容師全体の約16%といったデータが出されています。

美容師は約50万人のうちフリーランスは約83,000人

正社員やパートの割合が約40%に対してみると、決して少なくない数値といえます。

これまでよりも美容師としての働き方の選択肢が増えてきたということに。

ここから見てとれるのは、ライフスタイルを重視した働き方や、より効率の良い稼ぎ方に対するニーズが高まっているということ。

編集者yuki

今後もこの需要はさらに拡大していくと考えられます。

参考:フリーランス実態調査

業務委託サロンやフリーランスのメリット・デメリット

業務委託サロンやフリーランスのメリット・デメリット

業務委託サロンやフリーランスのメリット・デメリットは以下の内容です。

メリットデメリット
ライフスタイルに合わせて働ける
コスパ良く独立できる
働いた分だけ収入UP
マンツーマンの対応ができる
収入が不安定になる可能性
手続きを自分で行う手間

自由度の高さが最大のメリット

業務委託という働き方は、努力次第で収入を大幅に増やせることが最大の魅力です。

なぜなら、美容室に支払う費用以外の売上はすべて自分の報酬になるからです。

出勤日や休日、勤務時間も自分で決められるので、自分のライフスタイルに合った働き方が実現でき、心身のバランスが保てるのもメリット。

同じ独立でも開業とは違って、機材を用意したりテナントを借りるコストも発生しません。

また、業務委託では、アシスタントをつけず美容師ひとりでお客様を担当します。

基本的にマンツーマン対応での接客で掛け持ちがないため、集中して丁寧な施術が行えるのも美容師だけでなくお客様にとってもメリットと言えます。

スタッフの教育指導や人間関係、店内の掃除など、施術以外の業務が発生しないシンプルな働き方

>>美容師の出張カットでは、フリーランス美容師の訪問美容で、料金相場や訪問美容師の個人サービスを解説しています。

収入が不安定になる可能性がデメリット

デメリットは、収入が不安定になる可能性が挙げられる点です。

自分の努力次第では収入アップを目指せるものの、安定した雇用形態とは真逆の働き方。リスクも伴います。

ただ、独立して開業するよりも初期費用を抑えることができる点から、リスクは最小限に抑えながらも独立を実現させることができるとも言えるでしょう。

また、自由度が高い反面、売上管理や確定申告などの事務作業はすべて一人でこなす大変さもあるといえます。

これまでは会社がしてくれていた不慣れな作業を、美容師の仕事と並行させることは、慣れるまで負担に感じる方もいます。

フリーランス美容師の給料平均相場については、>>美容師売り上げ100万と50万の給料・平均年収で解説。

業務委託はフリーランスとして挑戦してみたい美容師さんにおすすめ!

業務委託は〇〇な美容師さんにおすすめ!

業務委託は、美容師がフリーランスとして独立しながら、自分のスタイルで仕事ができる魅力的な選択肢であることをお伝えしてきました。

  • 自分のペースで仕事を進めたい
  • 勤務時間や休暇を自由に設定したい
  • 歩合制で高収入を目指したい

ご紹介したデメリットなどのリスクはつきものですが、そこを踏まえたうえで

フリーランスとしてより自分らしく働くことを実現させたい方にはおすすめの働き方だといえます。

異なるサロンでの業務経験を積むことで、多様な技術や知識を習得でき、成長の機会が豊富です。

自分の夢や目標に向かって挑戦する意欲がある美容師さんには、業務委託は最適な働き方です。

編集者yuki

業務委託を通じて、自由と責任を持ち、自分らしいキャリアを築き上げることができるでしょう。

>>業務委託美容師は稼げない?なくなる?では、業務委託サロンで働く美容師の現実を徹底解説。

業務委託サロンを見つける方法

業務委託サロンを見つける方法

業務委託サロンで働きたい場合、どのようにサロンを探せば見つかるのかわからない、といった人も多いのではないでしょうか。

方法は以下の2つを併用するのがオススメです。

業務委託サロンを見つける方法

  • 転職エージェントに登録
  • 求人サイトの掲載情報をチェック

転職エージェントに登録

転職エージェントを利用することで、自分では見つけられない非公開求人を紹介してもらえるメリットがあるためです。

業務委託はもちろん、フリーランスに強いエージェントを選ぶようにしましょう。

転職エージェントではコンサルタントのアドバイスや相談、面接対策などと、気軽に利用できるだけでなく、転職活動における手厚いサポートが受けられるのも大きな特徴。

求人サイトの掲載情報をチェック

業務委託やフリーランスに強い求人サイトから探すこともできます。

求人サイトでは、詳細な検索条件を設定している場合もあるので、希望する内容で絞り込んで探すことで理想に近いサロンを見つけられます。

個人事業主としての手続き

個人事業主として必要な手続き

雇用されていた時は会社が行っていた手続きですが、業務委託で働く場合には以下の手続きを自分で行う必要があることを知っておきましょう。

個人事業主としての手続き

  • 契約書の作成
  • 確定申告

契約書の作成

サロンと業務委託契約を結ぶ際には、契約書を交わしてから業務に入るのが一般的。

これは業務開始後のトラブル回避のために作成するものです。

ただ、サロンによっては、口頭の打ち合わせのみで合ったりと、契約書をきちんと交わさないまま業務を開始してしまうとケースも。

これだとトラブルが発生したときに解決が困難になったり、不利な立場になる可能性もあります。

そのため、事前に契約書を作成することは自分を守るためにとても重要です。

業務委託契約書の内容

  • 報酬などお金に関すること
  • 勤務時間に関すること
  • 業務に関すること

以上の3つは必ず盛り込むようにします。

契約書のテンプレートはサロン側が持っている場合がほとんどですが、ない場合は自分でインターネットからダウンロードして使うことも可能です。

作成した契約書は、できれば弁護士に目を通してもらうなど、双方が納得したうえで取り交わすようにしましょう。

確定申告

フリーランスとして働いている美容師は、個人事業主という経営者の立場として確定申告が必要となります。

収入や支出・経費の計算をして、納めるべき税額を算出するためです。

フリーランスの美容師の所得区分は事業所得となり、青色申告で節税対策することをお勧めします。

青色申告特別控除が適用されることで、所得金額から最大65万円(55万円)、又は10万円が控除されるため所得税の支払い額が少なくなるからです。

詳しくは以下の記事を参考にご覧ください。

>>美容師確定申告では、フリーランス・個人事業主の経費や白色・青色申告のやり方をご紹介しています。

>>インボイス制度で美容師と美容室オーナーはどう変わる?では、美容師としてやるべきことを解説。

まとめ

業務委託サロンで働く美容師について解説しました。

業務委託美容師は高い自由度と歩合率で受け取る報酬で収入アップが見込める一方で、収入が不安定になるリスクや自己管理能力が求められます。

自由度が低く、サロンの規定に従う必要がある正社員美容師として安定した収入と福利厚生を享受しながら働き続けるか、業務委託と正社員、雇用されるかフリーで働くかなど、美容師としての選択肢が増えました。

編集者yuki

より自分に合った働き方を実現できる選択肢を持つことは、人生を豊かにします。

自分のライフスタイルやキャリアプランに合った形態を選ぶことがとても重要です。

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