ホットペッパービューティーは集客できない?集客のコツと集客方法の成功事例

ホットペッパービューティーに掲載しているのに全く予約が入らない…
費用ばかりかかって効果が感じられない…
そんな悩みを抱えるサロンは少なくありません。
実は、集客できない原因の多くは“掲載の仕方”にあります。
本記事では、ホットペッパービューティーで集客に失敗する3つの理由と、その対処法・成功事例を徹底解説。

結論として、媒体の特性を理解し、見せ方・導線・リピート設計を最適化すれば、十分に成果は出せます。
ホットペッパービューティーで集客できない!3つの理由


ホットペッパービューティーに掲載したものの、集客効果を実感できないサロンオーナーの方も多いことでしょう。
ホットペッパービューティーで集客できない理由には、以下の3つであることが考えられます。
集客できない理由
- 差別化できずに埋もれてしまう
- 上位表示されず検索に引っかからない
- 初回ばかりでリピートにつながらない
>>美容室の新規集客方法では、美容室の集客アイデアで平日でも効果的なポイントを解説しています。
①差別化できずに埋もれてしまう
ホットペッパービューティーの集客でよくある失敗が「他店と似たような掲載内容」になってしまい、埋もれてしまうことです。
ホットペッパービューティーは多くの美容室・サロンが掲載しており、競合がひしめくプラットフォームだからです。
スタイル写真がどれも似ていたり、メニューやPR文がテンプレのような構成だと、ユーザーの目に止まりません。
選ばれる理由が明確に伝わらない限り、クリック率も予約率も伸びないのです。
>>ホットペッパービューティーの無料掲載プランでは、値引きや最安値の掲載料金について解説。
②上位表示されず検索に引っかからない
検索順位が下位にあると、そもそも閲覧すらされません。
なぜなら掲載プランや更新頻度、口コミ数などが影響するホットペッパービューティーの表示ロジックがあるから。
また、スタイルやこだわり条件に合ったキーワードを設定していないと、ターゲットに届かず機会損失が発生します。
戦略的に表示順位を上げる施策をしなければ「集客ゼロ」の状態が続いてしまいます。
>>美容室の集客方法6選では、効果や新規集客の悩み・マーケティング戦略のコツをご覧いただけます。
③初回ばかりでリピートにつながらない
「クーポン目的の一見客ばかりで、リピートにつながらない」という声は少なくありません。
ホットペッパー経由で集客できても、単発で終わってしまうと売上は安定しません。
来店後に次回予約を促す仕組みや、LINEやSNSとの接点づくり、指名客化の仕掛けがないと、集客の効果が一時的になってしまいます。
美容室でリピート率を上げるカウンセリング術を解説している>>美容師のカウンセリングのコツもご覧ください。
集客ゼロからの脱却!3つのコツ


では、具体的にどう改善すべきかを見ていきましょう!
ホットペッパービューティーを最大限活用して、集客力UPを実現する方法は以下のポイントを押さえることです。
集客のコツ
- プロフィールと写真を徹底改善する
- キーワードとハッシュタグを意識した検索対策を行う
- 口コミ・リピート導線を仕組み化する
①プロフィールと写真を徹底改善する
まず改善すべきは、プロフィール欄やスタイル写真です。
また、掲載する写真はプロのカメラマンに依頼するなど、明るさ・構図・トーンを統一するだけで印象が大きく変わります。



「誰に、何を提供しているか」を見た瞬間に伝える工夫がカギ。
美容室のプロフィール写真や、美容師自己紹介文について詳しくは、>>美容師プロフィール例をぜひ参考にしてください。
②キーワードとハッシュタグを意識した検索対策を行う
ホットペッパービューティー内でも「ハッシュタグ検索」や「こだわり条件検索」が主な閲覧経路になっているため、掲載ページの各項目に適切なキーワードを入れることが重要です。
ターゲットに刺さるメニュー名や、スタイル名に人気ワードを盛り込むなど、内部SEOを意識した設計にすることで閲覧数と予約率が向上します。
>>美容室SEO対策・美容院MEO対策は、成功させる集客方法のポイントや注意点を参考にしていただけます。
③口コミ・リピート導線を仕組み化する
初回来店後の動線づくりが、リピート率を左右します。
施術後に口コミ投稿をお願いする仕組みを用意したり、次回予約やLINE登録をセットで提案したりと、リピーターを自然に生む流れをつくりましょう。
口コミ数と評価が増えることで、ホットペッパー内での表示順位にも良い影響を与えるため、集客の土台強化にもつながります。
サロンの口コミ対策については、>>美容室口コミ怖いをご覧ください。
ホットペッパービューティーの集客方法を再設計


ホットペッパービューティーの集客方法を再設計することで、効果に期待できます。
具体的な対策は以下のとおりです。
集客方法を再設計
- 競合が多い中で選ばれる見せ方
- 約導線・SNS・Googleマップとの連携
- 外部マーケティング視点を取り入れる
競合が多い中で選ばれる見せ方
「他サロンと何が違うのか」を打ち出すためには、打ち出しポイントを絞ることが重要です。
全方位にアピールするのではなく、「ショート専門」「透明感カラーに強い」「白髪ぼかし特化」など、対象を限定することで、検索ユーザーの目に留まりやすくなります。
競合が多いほど尖った戦略が有効です。
予約導線・SNS・Googleマップとの連携
ホットペッパー単体での集客には限界があるため、SNS(Instagram)やLINE、Googleマップとの連携で複数の接点を設けることが効果的です。
Instagramからスタイルを見て予約、Googleマップで口コミを確認して予約、LINEで再来予約…といった流れをつくることで、ホットペッパー依存からの脱却と相乗効果が見込めます。
>>インスタの美容師がうざい?では、美容室の集客・フォロワー増やす美容垢の始め方を紹介しています。
外部マーケティング視点を取り入れる
サロン経営にもマーケティング視点が求められる時代です。
Googleビジネスプロフィールの活用、リスティング広告やYouTube集客、エリア戦略や価格設計の見直しまで、視野を広げて対策を講じることで、ホットペッパーとの相乗効果が高まり、安定的な集客につながります。
>>【フリーランス美容師】では、サロンの探し方や集客マッチングサイトをご紹介。
集客に成功したサロン事例3選


ここで参考にしたい、集客に成功したサロン事例を3つご紹介します。
成功事例3選
- 月間予約0→80件達成!30代女性メインの駅前サロン
- 個人サロンでも「指名客数」が安定
- ホットペッパー離れしてLINE集客へ移行
成功事例①:月間予約0→80件達成!30代女性メインの駅前サロン
開業直後から半年以上、立地は良いのにホットペッパー経由の予約が“月に1〜2件”という状態が続いていた駅前の個人サロン。オーナーは「ターゲットが漠然としすぎている」と気づき、思い切ってコンセプトを「30代女性の髪質改善専門」に特化。メニューは“クセ・うねり・エイジング毛”に絞り、スタイル写真も落ち着いた大人女性に寄せて撮り直した。さらにキャッチコピーを「年齢髪の悩み、解決します」に統一。狙いが明確になったことで、3ヶ月後には予約数が月80件を突破。40〜50代女性の来店も増え、今では常にリピート枠が埋まる人気サロンに。
成功事例②:個人サロンでも「指名客数」が安定
マンツーマン施術で営業していた個人サロンでは、リピート率の低さに悩んでいた。改善に着手したのは「指名される理由を明確にすること」。スタッフ紹介文に“過去の実績”や“こだわりの施術工程”を記載し、初回の信頼感を高めた。同時に、施術後にLINE登録と次回予約を必ず案内する運用をスタート。さらに口コミを依頼するテンプレートも整備し、自動で送信される仕組みに。その結果、3ヶ月で口コミ件数を2倍に増やすことに成功。再来率も61%まで上昇し、「〇〇さんじゃないとお願いできない」と名指しで来る指名客が安定的に増加した。
成功事例③:ホットペッパー離れしてLINE集客へ移行
ホットペッパー掲載で月5〜6万円の広告費をかけていたが、売上への貢献度が落ちてきたことを受け、オーナーは「脱・依存」を決意。まずは自社予約サイトをSTORESで構築し、LINE公式アカウントにリッチメニューを設定。Instagramで“Before→After動画”を週3回投稿し、そこからLINEへ誘導。来店後の次回予約やクーポンはLINEで完結する仕組みに移行。結果、広告費をかけずに新規・リピート集客が回り始め、3ヶ月後にはホットペッパーを最小プランに切り替えても売上を維持。現在は広告費ゼロで利益率を高める経営モデルを確立している。
>>ホットペッパービューティーを使わない方がいい?では、やめたメリット・デメリットを解説。
まとめ
ホットペッパービューティーで「集客できない」「効果ない」と悩むのは、多くのサロンが直面する共通課題です。
しかし、掲載の仕組みを理解し、見せ方・検索対策・再来導線を強化することで集客率の改善は十分に可能です。



大切なのは、集客の“仕組み”をサロン内に構築すること。
この記事をヒントに、自サロンの掲載内容と戦略を今すぐ見直して攻略しましょう。