プライベートサロンのネーミング｜自宅サロンで覚えやすいサロン名前の決め方

店名を決めたいと思っても、なかなか理想的なサロン名が浮かばないとお悩みではありませんか？

売れるサロン名のアイデア、何かないかなあ、とお探しでしたらここでご紹介していきますね。

「プライベート空間でゆったりと心地よい時間を過ごしたい」

そんなお客様が集まるサロンづくりに効果的な店名。

開業にあたってオーナーの想いを反映させる、コンセプトに合ったサロン名が見つかるはずです。

成功に導くサロン名の特徴、ネーミングの注意点なども交えてお伝えしていきますので、お店の名前を決める参考としてぜひご活用ください。

サロン名の付け方

美容サロンにおいてお店の名前は大事なブランディング！

以下の方法を通じて、オーナー自身の想いやサロンの魅力を引き出すネーミングが実現できるでしょう。

ネーミングのヒント

• オーナーの想いを反映させる
• コンセプトに合ったものにする
• 造語にする
• 言語ごとに変換してみる
• 風水でみる
• クラウドソーシングで募集する
• SNSや家族・友人に募る

オーナーの想いを反映させる（開業した理由）

オーナー自身のストーリーや想いを反映させた名前は、感情的なつながりを生み出すからです。

どういった気持ち、経緯でいまに至ったのかを書き出してみてはいかがでしょうか。

共感を持つお客様が集まってくる傾向があるため、最も効果的な方法と言えます。

例えば、有名タレント・モデルに人気のサロン「AIR（エアー）」の由来はこうです。

AIR(空気）とは色や形もありませんが
人間にはぜったいなくてはならない存在です。
そんな空気のようにお客様の生活スタイルの一部に
溶け込めるような美容室を作りたくてAIRと名づけました。
私達が考えるAIRは人間が夢を見続けることで、
どんな形にもなりどんな色にも染まり何度でも生まれ変わる空気。
そんな空気と最高な雰囲気、サービス、 そして技術をお客様に
提案していくのが私達の使命です。

これにより、オーナーの個性が顧客に伝わり、共感を得やすくなります。

コンセプトに合ったものにする

サロンのコンセプトや提供するサービスに基づいた名前を選ぶことも重要です。

存在意義や価値、独自の強みを伝えることができるためです。

たとえば、オーガニック製品を使用するサロンであれば「ナチュラルビューティーサロン」「herbs（ハーブ）」など。

こうすることで、顧客はサロンの特性をすぐに理解できます。

>>【美容室のコンセプト】例文紹介でサロン開業の集客に効果的な作り方を解説！

造語にする

既存の言葉を組み合わせて新たに造語を作る方法も効果的です。

例えば、有名人御用達の人気サロン「BEAUTRIUM(ビュートリアム)」は、

Beauty（美しい）とstadium（スタジアム）を合わせた造語です。

このように、サロンのコンセプトに関連する言葉の掛け合わせで、他のサロンと差別化を図ることができます。

言語ごとに変換してみる

言語を変換することで、面白いサロン名が生まれることがあります。

英語、フランス語、ラテン語 、ハワイ語など。

たとえば、「美」を英語に訳して「Beauty」を使った「Beauty Nest」や、フランス語の「Bellesse（美しさ）」を使って「Bellesse Salon」とすることで、国際的な印象を与えることができます。

翻訳機能を使って、色々思いつく単語を見比べるといいヒントにつながることも！

ちなみにプライベートサロンを他の言語に言い換えると…このように同じ意味でも印象が変わります。

• 英語：private salon
• フランス語：salon privé
• ラテン語：privata Salon
• ハワイ語：hale kūʻai pilikino

>>売れるサロン名(ネーミング)とは？でも、覚えやすい名前によく使われる言語、実例をご紹介しています。

風水で見る

風水を取り入れることで、運気を考慮した縁起の良いサロン名を選ぶことができます。

たとえば、「吉」を意味する言葉を使ったり、「水」を表す「ミズ」を含む名前にすることで、開運を狙うことができます。

「水の流れを感じるサロン」などのイメージを反映した名前も良い選択です。

>>サロンの名前を風水でをぜひ参考に、売れる美容サロン名・ネーミングの決め方やアイデアをご活用ください。

クラウドソーシングで募集する

アイデアが全く浮かばない場合には、クラウドソーシングを活用する方法もあります。

登録しているユーザーから応募されたサロン名を一覧で見比べて選択することができます。

例えば、希望するデザインや、使用して欲しい単語、コンセプトなどを提示して募集するすることで、より多くの人からサロン名のアイデアを集めることができます。

クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなど

SNSや家族・友人に募る

SNSや身近な人にサロン名を募ることで、より親しみやすい名前を見つけることができます。

ブレインストーミング（brainstorming）と言って、複数人で自由な意見を出し合い、新しいアイデアを創出することを目的とした会議手法。「集団発想法」とも言われる。

近くいる、いつもみてくれている存在だからこそ信頼性が高く、自分らしい名前が見つかる可能性も。

ネーミングの重要性

ヘアサロンの開業においては、以下の理由からネーミングの重要性が問われます。

重要性

• 店のイメージが決まる
• 口コミに影響する

店のイメージが決まる

ヘアサロンのネーミングは、その店のイメージやブランドを決定づける非常に重要な要素です。

名前は顧客に対して最初に触れる部分であり、店のコンセプトや雰囲気を瞬時に伝える役割を果たすものだから。

例えば、「シンプルでスタイリッシュな名前」は、モダンで洗練された雰囲気を、「かわいらしい名前」では、親しみやすくリラックスできる空間を連想させることができます。

このように、ネーミングが持つ印象は、顧客がサロンに対してどのような期待を持つかに直接影響します。

さらに、ネーミングを通じて独自のブランディングを構築することで、競合との差別化が図れ、顧客の記憶に残りやすくなります。

口コミに影響する

ネーミングは口コミにも大きな影響を与えます。

顧客がサロンの名前を口にする際、その響きや印象が口コミの広がり方に関わってくるからです。

覚えやすく、発音しやすい名前は、顧客が友人や家族に勧めやすくなります。

逆に、長くて難しい名前や意味がわかりにくい名前は、口コミでの広がりを妨げることがあるため、注意が必要です。

また、ネーミングが明確にサロンの特徴やサービスを示している場合、顧客はその内容を他者に伝えやすくなり、より多くの人に知ってもらうチャンスが増えます。

このように、効果的なネーミングは口コミを促進し、新規顧客の獲得や集客につながる重要な要素となるのです。

成功に導くサロン名の特徴

繁盛するサロン名には以下のような特徴が見られます。

流行るサロン名の特徴

• わかりやすい・覚えやすい
• 検索しやすい
• おしゃれ・かわいい
• 一貫性・独自性がある

わかりやすい・覚えやすい

成功に導くサロン名の基本的な特徴は、わかりやすく、覚えやすいことです。

名前がシンプルで直感的であればあるほど、顧客はすぐに思い出しやすく、口に出しやすくなります。

例えば、業種やサービス内容を明確に示す名前は、初めての顧客にも親しみを持たれやすく、リピートを促進する要因になります。

難しい言葉や長いフレーズは避け、誰にでも理解できる言葉を使うことで、集客効果を高めることができます。

>>美容室のホームページ・サイトでは参考になるおしゃれなデザイン・美容院の集客について解説。

検索しやすい

現代のビジネス環境では、オンラインでの検索が重要です。

サロン名は、検索エンジンやSNSでの検索時にヒットしやすいものが理想であるからです。

一般的な単語やフレーズが含まれていると、他のサロンと競合しやすくなります。

そのため、ユニークな名称を選ぶことが大切ですが、同時に関連するキーワードを含めることで、潜在的な顧客が容易に見つけやすくなります。

おしゃれ・かわいい

サロン名には、イメージやブランディングを反映させる要素も大切です。

特に美容業界では、「おしゃれ」や「かわいい」といった魅力を持つ名前は、視覚的なインパクトを与えるだけでなく、ターゲットとする顧客層に訴求しやすくなります。

スタイリッシュで洗練された名前は、サロンの雰囲気やサービスの質を示す手段となり、顧客に安心感や期待感を与えることができます。

一貫性・独自性がある

サロン名は一貫性と独自性を持つべきです。

ネーミングに一貫性があれば、ブランドのメッセージや価値観が明確になり、顧客にとっての認識が深まるため。

また、独自性は他のサロンとの差別化を図るために不可欠です。

例えば、競合にはない和風な雰囲気で演出するなど。

特に競争が激しい市場では、ユニークな名前が新しい顧客の関心を引きつける重要な要素となります。

独自性を持ちながらも、顧客が共感できる名前を選ぶことで、ブランドのアイデンティティを強化し、長期的な成功へとつなげることが可能です。

>>美容室顧客管理ソフトでは開業時に検討したい顧客管理アプリ・無料おすすめサロン電子カルテをご紹介。

ネーミングの注意点

サロン名の決め方において注意すべき点は以下の2つです。

注意点

• 商標登録されている名前であるか確認
• 固有名詞など被りやすい名前は避ける

商標登録されている名前であるか確認

お店の名前を決める際には、選んだ名前が商標登録されていないかを必ず確認することが重要です。

同じ業種内で商標登録されている場合、その名前を使用することはできません。

屋号や会社名において、商標権は他者が特定の名称やロゴを独占的に使用する権利を保護するため、商標登録されている名前を使用すると、法的トラブルに発展する可能性もあります。

屋号とは
個人事業主が事業を行う際に使用する名称。

このため、ネーミングを検討する際には、特許庁の商標データベースを活用して、商標登録状況を調査することが推奨されます。

固有名詞など被りやすい名前は避ける

固有名詞や一般的な単語を使用する場合、他のサロンやビジネスと被りやすい名前は避けるべきです。

被りやすい名前は、顧客に混乱を招いたり、ブランドの認知度を下げたりする原因になるためです。

特に、地域に密着したサロンの場合、近隣の同業者と名称が似ていると、顧客が間違えて別のサロンに訪れてしまうリスクもあります。

注意点を踏まえたうえで、唯一無二の素敵なサロン名を見出しましょう。

>>【美容室のコンセプト】例文紹介では、でサロン開業の集客に効果的なコンセプトの作り方を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

プライベートサロンのネーミングは、集客やブランドイメージに大きな影響を与える重要な要素です。

自宅サロンでは、親しみやすさや居心地の良さを感じさせる名前が特に効果的でしょう。

まず、覚えやすさを重視することがポイント。

短くてシンプルな言葉や、親しみを感じるキーワードを使うことで、リピート率を高めることができます。

また、サロンの特徴やコンセプトを反映させることも大切です。

たとえば、使用する技術やメニュー、ターゲットとする顧客層を意識した名前を選ぶことで、どのようなサービスが受けられるかを明確に伝えられます。

さらに、他のサロンと差別化を図るために、オリジナリティのある言葉や、自分自身の名前やニックネームを取り入れるのも一つの手。

最終的には、サロン名を友人や家族に聞いてみてフィードバックを得ることで、より多くの人に愛される名前に近づけることができるでしょう。

自宅サロンの個性を表現し、顧客の記憶に残るネーミングを心がけることで、成功への第一歩を踏み出すことができます。