美容院常連が来なくなる失客|美容室で常連来なくなった・美容師常連さん離れる理由
「最近、常連のお客様が来なくなった..」
「常連客が来なくなる原因がわからない..」
このような悩みを抱えている美容師の方へ、「常連のお客様が来なくなった原因とその対策」について解説します。
この記事でわかること
- 常連客が離れる理由
- 常連客を離さない対策
- 失客の判断基準
結論、顧客満足度を下げないように工夫し続けることで、失客を防ぐことができます。
それは、お客様にとってもうれしいことであり、サロンにとっても必要不可欠な要素。
そのために考えられる原因と対策をここでしっかりと把握しておきましょう。
また、常連のお客様を失客する兆しについても詳しくご紹介していきますので、参考までにご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
常連客が離れる原因と対策
特定の美容師を指名して毎月来るお客様である常連の方は、何らかの理由により突然来なくなってしまうケースも多々あることでしょう。
主に挙げられる原因とその対策は以下の内容です。
原因 | 対策 |
技術・サービス質の低下 常連客への甘え・手抜き作業 引っ越し | 技術・サービス質の向上 スキルアップ制度 定期的なアプローチ 顧客情報管理の徹底 |
常連客が来なくなる原因
失客原因
- 技術・サービス質の低下
- 甘え
- 手抜き
- 担当の異動・退職
- 引っ越し
常連客の失客原因のほとんどは、このような満足度の低下が挙げられます。
理由は、他にもサロンは星の数ほど存在するからです。
例えば、引っ越しで遠方から通うのが困難になった、などお客様の都合による場合を除いては、これまでに受けたサービスや技術よりも質が落ちたと感じられれば来なくなる原因に直結します。
また、繁忙のタイミングで新規顧客を優先し、常連のお客様を待たせるなどで、ないがしろにされたと感じた場合に心が離れていってしまう原因となりかねません。
常に既存のお客様が満足できているのか把握するためには、次に挙げる対策をとっていく必要があります。
また、既存客が急に来なくなった理由や新規顧客がリピートにつながらない・失客する理由についても解説している
>>美容師失客ショックで悲しい|美容院常連来なくなるのは気にしない判断・DMで対策も併せてご覧ください。
失客しないための対策
失客対策
技術・サービス質の向上
スキルアップ制度
定期的なアプローチ
顧客情報管理の徹底
大切な常連のお客様を失客しないための対策としては、サロン全体での技術・サービスの向上や顧客情報管理の徹底です。
なぜなら、常連失客は美容師だけでなく、お店全体の損失であるからです。
もしも、担当がいなくなって引き継ぐ際や、フィードバックする際にも、施術時の顧客データは数値化して管理することが大前提です。
また、お客様を飽きさせない質の高いサービスや技術の提供について、スタッフ一丸となって取り組むことでモチベーションの向上にもつながるでしょう。
マンネリ化を防ぐためにも、アップデートを欠かさないサロンづくりがカギとなります。
たとえ毎回来てもらえる既存(常連)のお客様であっても、施術前のカウンセリングや提案が雑にならないよう心がけ、定期的なDMなどでアプローチできる工夫も必要です。
より具体的なサービス向上やスキルアップ制度などについて詳しく解説している
>>サイレントクレーマー美容室・美容院に常連が来なくなる!失客理由ランキング
も併せて参考にしてみてください。
失客の判断基準
美容師は、失客すると判断する目安を把握・数値化・管理しておくことが大切です。
なぜならそれは「気づいた時には既に遅かった」と取り返しのつかない事態にならないようにするため。
失客の判断基準として、具体的には以下の内容が挙げられます。
判断基準
- 予約のキャンセルが増える
- 来店頻度が減る
- コミュニケーションが減る
- 他店での施術
予約のキャンセルが増える
以前はなかった予約のキャンセルや変更する頻度が増えているお客様は、失客の可能性があります。
それは、単に都合がつかなくなっただけの場合の他に、他店に移行している可能性も含んでいるからです。
例えば、原因として顧客満足度の低下が考えられます。
施術後のアンケートやフィードバックなどを活用して、顧客満足度を高く維持させる対策をとることが必要です。
来店頻度が減る
定期的にきてくれていたお客様の来店サイクルに、期間の幅が出てくる場合には常連客を失う可能性があるでしょう。
それは、そのサロンに通う必要性を失っている場合が考えられるからです。
例えば、一般的な来店頻度の統計からみると、リピート率の目安は以下の日数で確率が変動します。
- 90日:65〜70%
- 60日:45〜50%
- 45日:30~35%
定期的に来店されていた頃と来店頻度が減少したときの対応・サービスにどのような違いがあったのか比較・分析できるように、あらかじめ顧客情報を管理しておく必要があります。
コミュニケーションが減る
美容師とお客様のコミュニケーションは、リラックスできる空間を提供するうえで非常に重要な要素と言えます。
なぜなら、会話を楽しむこともサロンの雰囲気と直結するからです。
以前は楽しく会話をしていたのが、最近会話の頻度が減ってきたな、と感じる場合にも失客につながる可能性が高いと考えられます。
心地よく過ごしてもらえる工夫ができているかなど、検討してみるのがいいでしょう。
他店での施術
来店時に、他店での施術を受けている場合には失客の可能性が疑われます。
その原因には、技術面やサービス内容に不満を感じている可能性があると考えられるからです。
そのため、お客様は密かに他のサロンを探しているのかもしれません。
お客様に満足してもらえる、価格設定に見合った施術ができているか、接客などのサービスが不十分ではないか見直してみる必要があります。
また「美容室vip客の失客」や「美容院の来るなサイン」については
>>美容院の上客とは|美容師が好む客・印象に残る客や指名が嬉しい理由
こちらで詳しく紹介しています。
まとめ
今回は「美容院に常連のお客様が来なくなる失客」について解説しました。
美容室にとっては避けたくても避けられない大きな課題としてあげられる失客問題。
ただし、失客を防ぐための対策をしっかりととることでリピート率を保持することは可能です。
そのためにもお客様とのコミュニケーションをとり、失客の前兆を見逃さないようにすることも必要でしょう。
数ある中から選んできてくれたお客様に喜んでもらえるサロンづくり、またお店の集客や売上げの安定に役立てていただければ幸いです。
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