美容師に向いている人の特徴|適性や必要な能力から美容師に向いてる人を解説!
「美容師はどのような人が向いているのか」
「美容師の仕事内容、やりがい、年収はどのくらいなのか」
美容師になるには必要とされる以下6つの内容を解説します。
- 美容師の仕事・年収
- 美容師に向いている性格・特徴
- 美容師に必要な能力・スキル
- 美容師になる方法
- 適性チェックリスト
- 向いているかはまずやってみること!
結論、美容師に向いている人は、向上心があって人に興味が持てる人。
あとは美容師になりたいという強い意志です。
また、適性チェックリストを使って自分が美容師に向いているか、ぜひお試しください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師の仕事内容・年収
まずは「美容師の仕事・年収」について参考程度に一般的な内容を見ていきます。
現在、美容師の平均年収は300万円前後とされています。
美容師とは髪のお手入れ全般の美容を施術する職業のこと。
- カット
- セット
- カラーリング
- パーマ
美容室によっては、さらに幅広い美容サービスを展開する場合もあります。
例えば、以下のような専門技術が必要なサービスです。
- 着付け
- メイク
- まつ毛エクステ
- ネイル
スタイリストひとりでお客様を仕上げることもあれば、アシスタントなどの他のスタッフと関わりながらヘアスタイルを作る美容室もあります。
仕事内容
美容師では、主に以下の2パターンで仕事内容に違いがあります。
- アシスタント
- スタイリスト
アシスタントはスタイリストのサポート業務です。スタイリストと比べて掃除・雑務などが多くなります。
【例】アシスタント:1日の流れ
- 8:00:出勤、練習
- 9:00:朝礼・開店準備
- 10:00:開店・接客、施術サポート
- 19:00:閉店、後片付け
- 21:00:練習
- 22:00:帰宅
スタイリストとは一人で顧客を担当して施術を行えるスキルを持つ美容師のこと。アシスタントからスタイリストになれるまで一般的にはおよそ3年と言われています。
【例】スタイリスト:1日の流れ
- 9:00:出勤、朝礼、開店準備
- 10:00:開店・サロンワーク
- 予約がない時間:SNS、DMで集客作業
- 19:00:閉店、後片付け
- 21:00:練習、アシスタントへの教育・指導
- 22:00:帰宅
ただし、完全に役割分担をするサロンもあれば、みんなでできることをフォローし合うなど、美容室によって仕事の取り組み方に違いがあります。
- トレンド発信
- カラーに特化
- 教育カリキュラムに注力
- アットホームな雰囲気
仕事内容や技術だけでなく、お店の方針やスタッフの人柄、雰囲気も多様です。
また、美容師としての未来が不安になったときにも、働く美容室を変えると悩みが解消されるというケースもあります。成長と共に自分が求めている美容室が変わることも考えられます。
美容師として働くときはサロンの特徴をリサーチしておくと美容室選びに役立つでしょう。
年収
令和4年賃金構造基本統計調査によれば、
美容師の平均年収は約330万円となっています。
働くサロンにもよりますがスタイリストになれれば、700万円~800万円も見込めるように。
美容室は歩合制を採用している店舗も数多くあります。その場合は固定客、指名客が増えることによって収入増加が実現できる職業です。
ヘアメイク事務所でも、技術やセンスを信頼してもらえることで、大きく収入が伸びてきます。
また独立することで、更に収入を伸ばすチャンスが広がっていきます。
美容師に向いている人の特徴・性格
美容師に向いている特徴・性格については主に以下の4つが挙げれらます。
向いてる特徴・性格
- ファッション・美容への関心が強い
- 向上心がある
- 思いやりが持てる
- 人に興味を持てる
①ファッション・美容への関心が強い
第一に美容師に向いている人の特徴として挙げるのは「ファッションや美容に関心が強い」ということ。美容師になりたい方は、共通して興味をお持ちではないでしょうか。
トレンドは常に更新されていくもの。美容師としての勉強は終わりがないことから「好きでなければ続かない」とよく耳にします。
美容師はお客様に満足してもらえる技術を常にアップデートしていかなくてはならない職業です。
②向上心がある
向上心があって自主的に学ぶ姿勢を持ち続けることができる人は美容師に向いています。
なぜなら美容業界では、ヘアスタイルのトレンドからシャンプー、カット、パーマ、カラーリングなどの技術面といった広い分野で新しい手法や商品が展開されていくからです。
トレンドを盛り込んでスタイル提案するために、最新情報の収集だけではなく、新しい知識や技術を学び続ける必要があります。
また、持続するには目標を掲げることが必要となるため「向上心」が大切といえます。
③思いやりが持てる
思いやりや協調性を持てることは、美容師としての仕事に欠かせない要素の一つです。
お客様への配慮はもちろんのこと、一緒に働くスタッフへの気遣いも仕事に大きな影響を与えることになります。
なぜなら、サロンではチーム一丸となって利益を生み出していかなくてはならないからです。
お客様と働く仲間から信頼される美容師になることこそ、今後自分の糧になるといっても過言ではありません。
また、信頼されることで美容師としての大きなやりがいや喜びとなっていきます。
④人に興味を持てる
もし人に興味を持てるのなら、美容師に向いていると言えます。
コミュニケーション能力に自信がなかったり、接客に苦手意識があっても大事なのは「相手に興味を持てる」力です。
お客様の求めるスタイリングを提案するうえで必要な会話では、このような視点から探っていくことになるでしょう。
「どんな雰囲気が好みか」
「どんな生活スタイルを送っているか」
「どんなファッションに興味があるか」
例え、自分はコミュ障だから…
と人見知りを心配する方でも、相手に興味を持てさえすれば質問を投げかけることができます。
少しずつでも大丈夫です。丁寧に接客することを重ねていくことで、自分らしいコミュニケーションスキルが身についてきます。
美容師がキラキラ輝いて見えるのは、こうした努力の積み重ねで、技術だけでなく人間的にも磨かれた人が活躍しているからと言えますね。
また、これから美容室のサロン見学を予定している方は>>サロン見学で質問すべきことも参考にしてください。
美容師に必要な3つの能力・スキル
美容師になるうえで必要となる能力・スキルを3つ押さえておきましょう。
必要な能力・スキル
- 技術
- 接客
- 自己管理能力
①技術
美容師として必要不可欠な技術力。
理由は技術力が高ければ、お客様の髪質に合った施術や、ご要望にも応えられるようになり顧客満足度を高められるからです。
そのため積極的に練習に励み、講習会参加などにも力を入れて最新トレンドを取り入れた提案力やスキルに磨きをかけましょう。
美容師の技術は選ばれた特別な人だけが得られるというわけではなく、練習を重ねれば誰でもできるようになります。
途中で諦めてしまう人が美容師に向いていないということです。
②接客
美容師として避けることのできない接客スキル。
ただ、たくさん話せばいいというわけでもありません。
たとえば、お客様のなかには会話を楽しみにしている人もいれば、あまり話しをしたくない人もいます。
それゆえ、お客様の気持ちをくみとって、コミュニケーションのとり方を変える必要があります。
また、清潔感のある身だしなみや言葉遣いなどのマナーを心がけましょう。
③自己管理能力
美容師には、自己管理能力も求められます。
美容師は勤務時間が長い傾向にあり、体力的にも厳しい仕事です。技術が身につくまで時間もかかります。
お客様にはいつも笑顔で対応し、質の高いサービスを提供するためにも心身の健康維持は重要です。
食事や運動などで体調管理を怠らないようにしなければなりません。
美容師になる方法
美容師になるための条件は、美容師免許を取得することです。年齢制限はありません。
美容師免許の取得方法
美容師免許の試験を受ける条件は以下。
厚生労働大臣が指定した美容師養成施設(美容専門学校)で必要な課程を終了し、国家試験を受けて合格すると、美容師免許を取得できます。
- 普通課程は2年以上
- 通信課程は3年以上
どんなに技術や知識を得ても、無免許では美容師として認められず、違法となってしまいます。
無免許で美容業を行った場合、
30万円以下の罰金。
また、サロンの営業停止命令が出されることもあります。
その後、美容師試験に合格した場合も、
美容免許を受けられない可能性もあるので注意しましょう。
また、理容師になるためには理容師免許が必要になります。
美容師試験には顔そり・シェービングの試験がないため、美容師は顔そり・シェービングを行うことができません。
ただし、例外的にメイクを施す際に、うぶ毛を剃る行為は認められています。
他にも>>美容室の面接で受かる人では美容師として採用されるコツについて解説していますので、併せてご覧ください。
【美容師適性チェックリスト】向いてるor向いてないをチェック!
美容師に向いているか簡単にチェックしてみましょう。
あくまで参考ですので、気軽に試してみてくださいね。
美容師適性チェックリスト
- 美容師になりたいと強く思っている
- 人と接するのが好き
- 人に喜んでもらうのが好き
- 体力に自信がある
- 肌が強い
- ヘアスタイルに興味がある
- おしゃれが好き
- 忍耐力がある
- 向上心がある
- コミュニケーション能力が高い
- 細やかな気配りができる
- 細かい作業が得意
いくつ当てはまりましたか?
チェックが多いほど「美容師に向いている」ということになります。
例えば、「ヘアスタイルには興味があるけど、人に喜んでもらうのはそんなに好きではない」という方にとっては、美容師としてよりもお客様として美容室に通うのが好きという可能性があります。
その点からも言える、いちばん大切なのは「①美容師になりたいと強く思っている」という意志の強さです。
チェックが少なくても、時間と共に変わることもありますし、このチェック項目以外にも大切なことが見えてくるでしょう。
美容師は、人との出会いで考え方や意識が変わったり、成長と共に自信がついたり自分なりの工夫も生まれていきます。
逆にその気持ちがなければ、多くチェックがついても長く続けることが難しいかもしれません。
あなたなりの頑張り方で、素敵な美容師を目指しましょう。
美容師に向いている・向いていないをかんたんに試す方法
美容師に向いているかどうかを簡単に試す方法は、実際の現場に身を置くこと。
頭で考えているのと実際に体験するのとでは違います。
お客様として美容室に行くのも良いですが、それでは「お客様の目線」です。
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まとめ
今回は美容師に向いている人の特徴について解説しました。
美容師に適正とされる性格や求められるスキルから「こんな人が向いているんだ」という参考になれば、今後身につけていくべき能力が明確化できるかと思います。
何事にも向上心と行動力を持って取り組めば、夢を叶えることがきっとできるはず。
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