美容室の面接で受かる人|美容師面接の服装や髪型・聞かれることについて解説!
「希望する美容室の面接に落ちたら困る」
「美容師の面接は私服で行かないといけないから悩む」
「身だしなみはこだわりたいけど正解がわからない」
そんな新卒・美容学生さんに向けて、以下の内容を解説します。
- 面接で合格率をアップさせる服装・髪型・メイク
- 美容室の面接で受かる人の特徴7つ
- 美容師の面接でよくある質問6つ
結論から言えば、面接の服装はビジネスカジュアルがおすすめです。
リクルートスーツを着る必要はありませんが、キレイめなスーツスタイルは好印象でスタイリッシュです。
面接突破を目標にするなら、誰が見ても第一印象がいい身だしなみを意識しましょう。
また、面接に行く前にサロン見学をする予定の方は>>サロン見学で質問すべきことも参考にしてみてください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師の面接で合格率をアップさせる服装
面接の合格率を上げるには服装や髪型はとても重要です。美容師の面接というのならば尚更。
結論から言うと、キレイめなカジュアルスーツスタイルが好ましいと言えます。
例えば男性なら、
- ジャケット
- シャツ
- パンツ
- 革靴
女性なら、
- パンツスーツ
- スカートなら膝丈
- ブラウス
- 高すぎないヒールのパンプス
美容師は接客業です。相手に心地よく感じてもらえる対応が求められます。
面接でもその配慮を意識して振る舞えるようにすれば好印象を抱いてもらえるはず。
それらを踏まえると、自分のファッションセンスを優先する前に、社会人マナーを意識した服装であるかを重点に置きます。
ポイントはお店の雰囲気に合わせることと清潔感!
サロンによって個性が様々であるのは確かですが、清潔感が重要ポイントであることはどのサロンにも共通しています。
なぜなら清潔感がある人に対して、人は信頼や好感を持ちやすくなるからです。
新調したてで洗濯済みの、アイロンできちんと整えられた服装で挑みましょう。
服装で注意するポイント
- シワがないか
- 汚れがないか
- 露出が多くないか
また、採用する側はお店の雰囲気に合う人材であるかを見るケースも多いので、服の色選びや小物でアレンジするのも効果的です。
例
ナチュラルな雰囲気のサロン
→ 白、ベージュなど柔らかい色味を取り入れる
ラグジュアリーな雰囲気のサロン
→ ブラック系のセットアップなど
私服でいいからと言って、ジーンズやスニーカーなどカジュアルすぎる服装だと、面接にはTPO的にNGです。
TPOとは
- Time(時間)
- Place(場所)
- Occasion(場面)
これらに応じた服装を選ぶこと、マナー。
紺・黒・グレーのスーツスタイル
美容師の面接はカジュアルすぎなければOK、
とはいえ何を着たらいいかわからない!という場合には、スーツスタイルでダークカラーのタイプを選びましょう。
また、夏はノーネクタイでもOKですが、暑い季節でもジャケットは着用します。
汗をかいてしまうなどの場合はサロンに到着する手前で羽織れば大丈夫です。
スーツの基本色
- ネイビー
- ブラック
- グレー
インナーは、襟つきのシャツが好ましいと一般的には言われています。
ただ、あまり堅すぎない方がお店の雰囲気に合うようであれば襟なしでもいいので、
- シンプルなデザイン
- 色は「白」
を選ぶと顔色もパッと明るくなり、清潔感も出て好印象です。
オフィスカジュアルスタイルでもOK
「セットアップのスーツではカッチリしすぎてお店の雰囲気に合わない」
「面接では私服で来る指示がある」
このようなケースの場合は、オフィスカジュアルスタイルにしましょう。
ビジネスカジュアル、キレイめカジュアル…
どれも同様で、美容師の面接には好ましい服装です。
スーツよりも堅苦しさを軽減しつつ、ビジネスシーンにふさわしいきちんと感のある服装を指します。
- ジャケット
- シャツ・ブラウス
- パンツ
- スカートの場合はストッキング
- 革靴・パンプス
フォーマルさと上品さのあるファッションで、どんな相手に対しても好印象を与えられるメリットがあります。
スニーカーではなくシンプルな革靴・パンプス
前述のとおり、面接にスニーカーは相応しくありません。
シンプルかつ上品なデザインの革靴、もしくは女性であればパンプスにします。
選ぶときのポイント
- ベーシックカラーの靴
- かかとが高すぎない靴
- きちんと磨かれている靴
足元はファッションの要です。相手に敬意を払ったもの選ぶようにしましょう。
書類が入るサイズのビジネスバッグ
面接では履歴書などA4サイズの書類が入るバッグや鞄を持つようにしましょう。
色・素材・デザインとも華美になりすぎない上品なテイストを選びます。
また面接を受ける際には、バッグは椅子の横・足元に置く場合も多いため「自立するタイプ」で倒れないようなしっかりした素材が好ましいです。
アクセサリーは控えめに
アクセサリーをしていても問題ありませんが、面接の服装と同様におしゃれ重視のセレクトは避けたいところ。
重点に置きたいポイントは「さりげなく」です。
ピアスやリング、時計などは最低限にして控えめな印象にする方が、面接というシーンにおいてはセンスがいいと判断されます。
買わなくても済むスーツレンタルもアリ
スーツは買わずに「レンタル」することもできます。
面接の時しか着ないから購入したくないという場合は検討するのもアリです。
以下では、返却時のクリーニングが不要なサービスでオススメです。
ブランド | ショップの特徴 |
---|---|
スーツレンタル.com | 16時までの注文で 最短翌日に受け取れる。 |
洋服の青山 | 就活中の学生限定 4泊5日4,290円。 |
レンタルのやました | サイズ展開が豊富。 |
ただ、返却するのが面倒という方には、リーズナブルにスーツが買えるブランドもありますので検討してみてはいかがでしょう。
髪型はスッキリとした好印象に
髪型やメイク、ネイルなどの身だしなみは服装と同じく「清潔感」が重要視されます。
第一印象は、髪型で決まるとも言われるほど大事なポイントです。
面接前にカット・カラーをするなら3〜5日前に余裕をもって予約を入れておきましょう。
あえて面接を受けるサロンに行くのもアリ。お店の雰囲気に合った髪型にしてもらえるだけでなく面接時のネタにもできて、サロンへの愛も伝わります。
当日、スタイリングする際は以下のことに注意しましょう。
髪型で注意するポイント
- 顔に髪がかからないようする
- 髪のダメージがないように保湿する
- お店の客層を意識して雰囲気を合わせる
メイク・ネイルなどもナチュラルに
サロンに雰囲気を合わせるとしても、面接であるということを意識してメイクやネイルはあまり派手にならない方が好印象を持たれます。
当日の服装と調和するようなナチュラルさを演出しましょう。
メイク・ネイルのNG例
- 濃すぎるメイク
- まつ毛エクステが目立つ
- 不自然なカラコン
- 色味が強い、長すぎるネイル
- デコレーションネイル
美容室の面接で受かる人の特徴7つ
ここでは、美容師の面接で受かる人の特徴について詳しく見ていきます。
大事なのは、面接官を安心させてあげることです。
相手に不安な印象を与えないようにするための、重要なポイントを押さえておきましょう。
受かる人の特徴7つ
①整った身なりで背筋を伸ばす
②社会人マナーやTPOをおさえている
③目を見てハッキリ話す
④自己分析・端的な自己紹介
⑤業界・企業研究ができている
⑥ネガティブな発言はしない
⑦意欲的な質問内容
①整った身なりで背筋を伸ばす
美容に関わる仕事なだけに、見た目は最重要ポイントです。
面接では外見をくまなくチェックされています。なぜなら目に見えない内面を、面接時間だけで判断するのは困難だからです。
- 肌
- メイク
- 髪型
- 指先
- 服装
- 姿勢
- 所作
- 表情
- 足元
だからこそ、すべてに手入れの行き届いた状態で面接に備えるようにします。
身なりを整えて姿勢良く見せることで、面接の半分以上は成功していると思ってください。
②社会人マナーやTPOをおさえている
面接はこれから共に働く仲間を選ぶ場です。共存するために、最低限の社会人マナーは必須となります。
社会人マナー
- 挨拶
- 言葉遣い
- 身だしなみ
- 時間厳守
- 報連相
- 礼儀・礼節
その時、その場所・場面で相応しい振る舞い(TPO)ができるかが試されます。挨拶や正しい言葉使いを知らないと接客業は務まりません。
マナーの実践例
- 10分前には現地に到着する
- アクシデントが生じた場合には連絡する
(遅刻の場合は到着予定時間を伝える) - コートは脱いで、腕にかけてから入店する
- 必要な書類などはあらかじめ出しておく
③目を見てハッキリ話す
目を見てハッキリ話すことで、自信のある前向きな印象を与えることができるため、信用できる相手と判断されやすくなるメリットがあります。声が小さいなど自信のない様子はマイナスとして捉えられます。
一見「相手の目を見て話す」は基本的なことのようですが、面接では緊張するため意外と目が泳いでしまいがちです。
また、人は考えるとき視覚の情報を遮断するために上を見て話すこともあります。
視線は外しっぱなしも良くなければ、見続けることも圧迫感を与えるため適度に調節することも意識しましょう。
④自己分析・端的な自己紹介
面接の冒頭で求められる「自己紹介」は、本で例えるなら「目次」です。1分程度で端的に経歴を伝えましょう。
また、話す姿勢、表情、口調などから人柄を把握することが目的でもあります。
自己分析をした上で、以下のことに触れながら分かりやすく伝えましょう。
- 美容師を目指すきっかけ
- これまでの経験
- 今後の目標
自己紹介の例文
〇〇と申します。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
美容の世界に憧れて、お客様の魅力を引き出すお手伝いができる美容師を目指すようになりました。
美容学校では(前職では)〇〇を学んできました(従事していました)。
目標は、お客様と共に働く仲間から信頼されるスタイリストになることです。
どうぞよろしくお願いいたします。
⑤業界・企業研究ができている
面接では積極性を見るという採用担当者も少なくありません。
働く意欲がどのくらいあるのかをはかるには、業界・企業研究やサロンについてしっかり調べてきているかが問われます。
熱心に取り組んでいる姿勢が伝わるのはプラスに働きます。
面接では逆に質問される機会も与えられるので、調べられる範囲で事前に準備をしておきましょう。
⑥ネガティブな発言はしない
後ろ向きな発言や態度は評価されません。
日頃からのクセで咄嗟に出てしまうことなどがないように、ネガティブをポジティブに言い換える思考を癖づけたいところです。
「〇〇ですねー」
「あのー」
「そのー」
「えーっと」
といった語尾を伸ばす言い方や、間を埋めるような言葉もいい印象を与えないので注意しましょう。
⑦意欲的な質問内容
面接の終盤になると「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれる場合があります。
この場合はサロンで働くうえでの前向きな内容が好ましいです。
質問例について詳しくは>>サロン見学で質問すべきことを参考にご覧ください。
美容師の面接でよくある質問6つ
面接で不意に聞かれて慌ててしまわないように、よくされがちな質問をまとめてあります。
あらかじめ自分の考えをよくまとめて、当日は堂々と落ち着いて話せるように練習しておきましょう。
よくある6つの質問
①志望動機
②長所と短所
③特技
④前職の退職理由
⑤キャリアプラン
⑥逆質問
①志望動機
まず必ず聞かれる質問は志望動機です。
ここではできるだけ主体性のある内容、かつ具体的に表現できることが望ましいです。
さらに加えてサロンの特徴とリンクさせることで実現できる目標があることを説明できると説得力が増して、採用する側にも働く姿がイメージしやすくなります。
このことから、すぐには辞めずに努力できる人材という印象に結びつけることができます。
詳しくは>>美容師の志望動機・例文を参考にご覧ください。
②長所と短所
長所と短所を聞く理由は、仕事にどう活かせるのかを知りたいからです。また、その人がどういう人なのかがわかります。
長所と短所は表裏一体であることを心得ておくことが大事です。
例えば以下のように言い換えることができます。
短所 | 長所 |
---|---|
優柔不断 | 思慮深い 物事に対して慎重に取り組む |
引っ込み思案 | 聞き上手 サポートが得意 |
自分に甘い | 周りに振り回されない |
要領が悪い | 目の前のことに集中できる |
自分の短所は長所に言い直して、サロンへの貢献に活かせることをアピールしましょう。
③特技
ここで話す「特技」は、美容師としての技術や接客業に活かせるような内容のものが好ましいです。
関係のないスポーツなど趣味の話をすると、場合によっては裏目に出ることも考えられます。
採用後に仕事で活かせる自分のアピールポイントを探しておきましょう。
④前職の退職理由
中途採用の場合は、採用する側にとって「退職理由」が気になる部分です。
サロン側は、採用後に同じ理由で辞められては困るという不安を抱いています。その不安要素を払拭してあげる回答が必要です。
ここではネガティブな内容は避けましょう。
例えば、
- 自身のスキルアップ
- 美容師としての成長のために環境を変える必要があった
など前向きな表現で伝えることが重要です。
また、中途採用の志望動機については>>美容師の志望動機・例文を参考にご覧ください。
⑤キャリアプラン
キャリアプランを質問するのは、主に以下の理由からです。
- 将来についてしっかりと考えているか
- 会社と適合するか
自分が目指すキャリアプランを明確に答えられるようにましょう。
例
「◯年以内にはこのポジションに就きたいです」
「そのためには◯◯の経験や技術を身に着けたいです」
「御社では◯◯の経験に触れる機会も多く、高い技術が学べて実現できると考えています」
具体的に答えることで、主体性や意志の強さを感じられ高評価につなげることができます。
NG例
「いつか店長になりたいと思っています」
これでは漠然としていて積極性に欠けると判断されてしまします。
⑥逆質問
逆質問とは、応募者が面接官へ質問することです。
- 採用後は長く働いてもらえる
- お店に貢献するという意欲を感じる
こういった印象を持たれるような主体的な質問内容がより好ましいとされます。
一方で、自分本位な印象を持たれる内容は避けるべきです。
美容室の面接に使える質問例について詳しくは>>サロン見学で質問すべきことを参考にご覧ください。
まとめ
美容師の面接で着ていくべき服装や髪型、面接で受かる人の特徴について解説しました。
結論、面接で受かりやすくする服装や髪型には「社会人マナーを重点に判断すべき」ということでした。
爽やかで好印象な身だしなみを嫌うサロン経営者はいないに等しいのではないでしょうか。
現在、美容院の軒数は全国に26万件。
多くのサロンの中から希望の職場を見つけるのも一苦労です。
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