美容師で転職に失敗する理由と転職のリスクについて紹介
「美容師の仕事が辛くて転職したい」
「転職して失敗したくないから、転職前にやるべきことを知りたい」
美容師に限らず、転職には「失敗」「後悔」という言葉がついて回ります。
そこで、今回は「美容師転職で失敗しないためのノウハウ」をご紹介していきます。
今の時代にあった転職エージェントについても解説しているので、最後まで読んでくださいね。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師の転職失敗リスクはある?
結論から言いますと、美容師の転職はリスクが少ないと考えられます。
厚生労働省の調査によると、2022年4月の職業全体の平均は1.23倍で、全体的にも人材不足ですが、美容師の有効求人倍率は2.96倍。
1人の求職者に対して求人数が2.96件で、美容室は人手不足ということになります。
「今の美容室を辞めても、次の美容室に内定が出ない」
このようなリスクは少ないと言えます。
有効求人倍率とは、ハローワークに登録されている求職者数に対する求人数の割合のことで、求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものです。
このデータは全ての求人や求職者を調査しているものではないので、参考程度に見てみてください。
美容師は売り手市場ということが言えますが、サロンごとに福利厚生や働き方が違います。
給与や保険、労働時間や休日の日数など、自分の求めている条件を見極める注意が必要です。
美容師の離職率はどのくらいなの?
厚生労働省による美容師の離職率のデータです。
厚生労働省によると、美容師免許を取得した人は全国で1200万人以上で年々免許保有者も増加しています。
人気職業にも関わらず、このグラフからは「美容師として働き続けるのが難しい」と感じていることがわかります。
早い段階で離職し、転職する人が多い流れと考えられます。
美容師の転職で失敗するケース
転職に失敗してしまうこともあります。
失敗する=転職できないではないので、安心してください。
失敗しやすいケースを踏まえて、順番に解説していきますので読んでみてくださいね。
失敗1.目的なしで転職してしまう
美容師の失敗ケース1つ目は「目的なしで転職してしまう」ことです。
転職の際には、自分がどのように働きたいかを考えることが大切です。
具体例
- 独立を考えているので顧客を増やし、給料を上げたい
→集客に力を入れている美容室やフランチャイズ展開していて経営を学べる美容室 - プライベートの時間を充実させてメリハリのある働き方がしたい
→労働時間や休日、給与のバランスのいい美容室 - お客様とじっくり向き合って、自分のペースで仕事をしたい
→シェアサロンや面貸しサロン - こどもが大きくなったらフルタイムで働きたい
→産休や育休、時短勤務など柔軟に対応してくれる美容室
こうした自分を見つめる作業は、望んだ働き方を自分で確認することになります。
今の環境での不満も、どのようにしたら解消できるかを考えたり、今後美容師として働いていく上で大切にしたいことも見えてきます。
また、人によっては美容室ではなくヘアメイクやアイリストといった美容師免許を活用した職業につきたいと思う場合も。
美容師の働き方も多様化しているので、違った視点で考えてみてもいいかもしれません。
失敗2.ネガティブ要素ばかりに目を向ける
美容師の失敗ケース2つ目は「ネガティブ要素ばかりに目を向ける」ことです。
ネガティブな要素に注目しすぎると、他の大切なことを見落としてしまう場合があります。
例えば、給与面に注目して就職先を決めるとします。
実際に働いてみると、労働時間が長く作業量が多い、休みが少なくて体力面に自信がないと難しいといったことも考えられます。
給与面だけでなく人間関係や作業内容など、自身の働きやすさを考慮して就職先を選ぶことが大切です。
失敗3.プライドが邪魔してしまう
美容師の失敗ケース3つ目は「プライドが邪魔してしまう」ケースです。
キャリアのある美容師さんに多いのがプライドが邪魔してしまうということ。
新しい環境になれば、ルールが変わったり、今までのような仕事の進め方ができないこともあります。
また、全ての技術を会得していても、一からチェックする美容室もあり、新人と同じような扱いを受けるのが耐えられないという方も。
美容師転職を成功させるために知っておくべきこと
転職をする前には、自分の働きやすさを見直すことが大切ということをお伝えしてきました。
悩んでいることで頭がいっぱいで、考えられないという方はまずは簡単に書き出してみることをおすすめします。
今思っている不満を紙に書き出したり、スマホのメモアプリでもいいです。
一気に書かなくても、思いつくことから書いていくうちに、頭の中を整理できるようになります。
思っていたこと以外にも、忘れていた理想の美容師像や新しい目標が見つかるかもしれません。
転職理由に優先順位をつける
自分なりの条件を書き出したら、次に優先順位をつけてみてください。
「自分が何を大切にしているか」が客観的に見えてきます。
就職先を探す時にも冷静に判断ができるようになり、これまで悩んできたことを解消する条件を踏まえて、自分が働きやすい美容室を探すことができます。
優先順位はひとそれぞれです。
周りの意見を参考にするのはいいことですが、最後に決めるのも実際に働くのも自分。
自分の気持ちを最優先にして、理想の職場に出会えるといいですね。
今の時代にあった転職エージェントを活用する
いざ美容室を探そうと思っても、なかなか条件に合う就職先が見つからないこともあります。
そこでおすすめしたいのが美容室に特化したマッチングアプリ「JOB VR」。
JOB VRの特徴
- 面接・履歴書なし
- 簡単なマッチング
- 好きな時間に働ける
- 仕事が終わったら即報酬を受け取れる
JOB VRは、厳選した優良美容室のみが登録されています。
他の美容室で働いたことがない方も、なかなかいい美容室に出会えないと不安に思っている方にも方にもおすすめのアプリです。
また、転職活動中の隙間時間にも活用できます。
どんな働き方をしたいか見失っていた方も、他の環境に身を置くことで「大切にしていたことを思い出すきっかけ」にもなることも。
面接や履歴書が不要で、優良美容室との簡単なマッチングができます。
気軽に登録してみてください。
まとめ
今回は転職に失敗する理由や成功させるためのコツをお話ししてきました。
- 美容師の転職はリスクが少ない
- 自分を見つめ直して、何を大切にしているかを認識することが大切
- 美容室に特化したアプリJOBVRを活用するのも方法のひとつ
現代の働き方は多様化しているので、労働条件や働き方も美容室によって異なります。
数ある美容室のなかで、自分に合う働き方もきっと見つかるはずです。
転職に足踏みしている方も、まずは自分が何を大切にしているかを確認してみることから始めてみると、取り組みやすくなります。