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美容師の職務経歴書の書き方|転職するアシスタントの自己PRテンプレート・見本

美容師の職務経歴書の書き方|転職するアシスタントの自己PRテンプレート・見本

「美容師としての職務経歴書の正しい書き方を習得したい」

「アシスタントから異業種への転職でも合格率を上げる内容で作成したい」

そんな転職を考えているヘアメイク・スタイリスト・アシスタントの方に向けて、以下の内容を解説していきます。

  • 職務経歴書のテンプレート
  • 職務経歴書フォーマットのダウンロード
  • 書き方のポイント6
  • 元美容師として転職で活かせるスキル
  • 美容師からの転職でオススメの職種・業種

職務経歴書を書くポイントは、要点を簡潔に伝えることです。

テンプレートや見本を参考に、自分の経験を反映させてアレンジを加えることで、希望の転職先に貢献できる強みを明確に記すことが可能です。

それでは、希望の転職に向けて一緒に準備を整えていきましょう。

編集者yuki

この記事を書いた人

ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。

yukiのプロフィール

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目次

【テンプレート・見本】美容師から転職する場合の職務経歴書

【テンプレート・見本】美容師から転職する場合の職務経歴書

中途採用では、面接の際に履歴書と職務経歴書を求められるケースがあります。

美容師であっても例外ではなく、特に異業種への転職の場合は履歴書よりも職務経歴書の方が重要視されるケースも多いと言えます。

理由は、職務経歴書の方が職務内容が明解だから。

どんな経験をして、どのようなスキルを身につけたのか人物像を把握しやすいのが職務経歴書の特徴です。

以下のテンプレートを見本に、職務経歴書の書き方のポイントを見ていきましょう。

職務経歴書の例文

美容師から異業種(事務職)へ転職する場合
【逆編年体形式】

職務経歴書

20XX年X月X日現在

氏名 〇〇〇〇

■職務要約

美容学校卒業後〇〇へアシスタントとして入社。

スタイリスト補助の他、会計や電話対応、予約・備品管理などの事務を担当。

一身上の都合により、〇〇へ転職し現在に至ります。

■職務経歴

期間:20XX年X月~現在

会社名:〇〇株式会社(店舗名:〇〇〇〇

職務内容:アシスタント(正社員)

事業内容:ヘアサロン運営

資本金:X千万円

売上高:X億円

従業員:XXX名

店舗数XX店(20XX年X月現在)

配属店舗:〇〇店

【〇〇店概要】

スタイリストX名、アシスタントX名

客層:20代〜40代中心、女性:男性=5:5

月間接客数:60〜90名

月間売上:80〜100万円

業務内容

  • 開店準備、閉店作業
  • カウンセリング
  • 受付、会計、電話対応、接客
  • 道具の洗浄、店内清掃
  • シャンプー、カラーリング等のスタイリストサポート業務
  • カットモデル集客:声かけ、SNS
  • SNS管理・更新(Instagram、X)
  • 販売促進
  • 備品管理、発注
  • DM作成

期間:20XX年X月~20XX年X月

店舗名:〇〇〇〇

職務内容:アシスタント(契約社員)

事業内容:ヘアサロン運営

従業員:スタイリストX名、アシスタントX名

客層:20代・30代中心、女性:男性=7:3

月間接客数:40〜50名

月間売上:40〜60万円

業務内容

  • 開店準備、閉店作業
  • 受付、会計、電話対応
  • 予約管理
  • 備品管理、発注
  • 店内清掃
  • シャンプー、カラーリング等のスタイリストサポート業務

■実績

  • 20XX年度 売上XX万円(物販売上:XX万円)(目標達成率XX%)
  • 20XX年度 売上XX万円(物販売上:XX万円)(目標達成率XX%)
  • 20XX年度 社内カットコンテスト〇位入賞

■保有資格

  • 20XX年X月 美容師免許取得
  • 20XX年X月 普通自動車第一種免許取得

■パソコンスキル

  • Word(見積書作成、社内資料作成、テンプレート作成、印刷)
  • Excel(データ編集、表、グラフ作成、各種関数でのデータ整理)
  • PowerPoint(プレゼン資料作成、編集)

■自己PR

アシスタントとして3年間従事してきた中で、接客スキルやコミュニケーションスキルを向上させるために信頼関係を築く重要性を学びました。

それは同時にスタッフとの関係性にも影響し、技術向上の自主練習でもチームで協力して円滑に行うことができました。

また、商品の販売促進を担当し、前年比110%と成果を出すことができ、全ての業務において役立つことを実感しています。

幅広い業務を通して、信頼あってこその結果だと知ることができたからです。

また、SEOを独学で得た知識を活かし、SNSでの集客に前年比115%の成果を実現しました。

新しい知識を得ることには積極的に取り組みます。

未経験の事務職ではありますが、これまで経験してきた電話応対や進捗管理、パソコンスキルなどを活かし、一日でも早く即戦力となれるよう努めます。

  • 職務要約は要点を端的に説明する
  • 業務内容にはパソコンや事務的な内容を盛り込む
  • 実績やアピールしたい点は具体的な数値で記載
  • 自己PRは貢献できる理由やスキルをわかりやすく書く

職務経歴書フォーマットをダウンロード

職務経歴書フォーマットをダウンロード

職務経歴書のフォーマットにおいて、主な種類には「編年体形式」「逆編年体形式」と「キャリア形式」があります。

書きやすいと感じる形式、または自分の経歴に合った形式を選ぶようにしましょう。

編年体形式・逆編年体形式

どちらも時系列に沿って経歴をまとめる形式です。

編年体形式 逆編年体形式
  • 一番上に古い経歴が記載される
  • 直近の業務をアピールする必要がない場合に適している
  • 一番上に新しい経歴が記載される
  • 直近の職務で実績がある場合に適している

>>編年体形式・逆編年体形式をダウンロード

キャリア形式

業務内容やプロジェクト単位でまとめる形式です。

時系列とは関係なく、携わった業務やプロジェクトごとに記載します。

記載する順番に決まりはなく、アピールしたいものから書いて問題ありません。

技術職などの専門性が高い職種や、転職回数が多い場合に適しています。

>>キャリア形式をダウンロード

職務経歴書・履歴書は手書きよりパソコンがオススメ

職務経歴書・履歴書は手書きよりパソコンがオススメ

職務経歴書や履歴書は、手書き・パソコンどちらでも問題はありません。

ただ、オススメなのはパソコンです。

理由は以下の内容から言えます。

  • 保存して他社への応募にも活用できる
  • すぐに修正・更新ができる
  • レイアウトの調整が簡単 
  • 字を丁寧に書かなくて済む
  • パソコンスキルをアピールできる

以上のメリットがある反面、デメリットとして唯一挙げられるのは、前に作成した文言が残ってしまうことや変換ミスなどの誤字脱字です。

しっかり編集を加えたつもりでも、見落としてしまっている可能性もあります。

特に複数の企業へ応募する際には、注意深くチェックすることが必要です。

職務経歴書の書き方ポイント6つ

職務経歴書の書き方ポイント6つ

職務経歴書の書き方のポイントは以下6つです。

ポイントを把握しておくことで、精度の高い職務経歴書を作成することができ、取り掛かりやすくなります。

  • 職務概要:要点を端的に
  • 職務経歴:事業内容・在籍期間を箇条書き
  • 業務内容:時系列で読みやすく
  • 実績:具体的な数値で示す
  • 保有資格やパソコンスキルを明記
  • 自己PR:経験をもとに貢献できることをまとめる

①職務概要:要点を端的に

職務概要は職務経歴書の要約文です。

一番はじめの項目として記載するため、一目でわかりやすいように要点を絞って書くことがポイントとなります。

記載する項目としては、所属した社名・期間・業務内容を端的にまとめましょう。

②職務経歴:事業内容・在籍期間を箇条書き

職務経歴では、事業内容や在籍期間を箇条書きにすることで統一感が出て読みやすくなります。

美容室・美容師の事業内容とは、国勢調査の職業例示表 でみると「サービス職」が職業分類名となっていますが、美容室であれば「ヘアサロン運営」などで問題ありません。

読み手がわかりやすいよう具体的に記載することが望ましいです。

③業務内容:時系列で読みやすく

業務内容は時系列で表記することで相手に伝わりやすくなります。

編年体形式・逆編年体形式の職務経歴書が一般的なのも読みやすいという理由からです。

④実績:具体的な数値で示す

実績を書く際には、必ず「〜%達成」「〜位入賞」「指名率〜」などの具体的な数値で示すようにしましょう。

抽象的な表現では面接官の納得を得られないといった評価につながる恐れがあるからです。

⑤保有資格やパソコンスキルを明記

保有資格やパソコンスキルは、必ず記載するようにします。

多くの業界・業種で業務上欠かせないソフトが、Microsoft Officeの「Word」「Excel」「PowerPoint」です。

PCスキルを書く場合は、業種に合わせて必要となるソフトやツールを記載し、業務に関連する機能も追記するのがポイント。

記載例

■保有資格

  • 20XX年X月 美容師免許取得
  • 20XX年X月 普通自動車第一種免許取得

■パソコンスキル

  • Word(見積書作成、社内資料作成、テンプレート作成、印刷)
  • Excel(データ編集、表、グラフ作成、各種関数でのデータ整理)
  • PowerPoint(プレゼン資料作成、編集)

⑥自己PR:経験をもとに貢献できることをまとめる

自己PRでは、「自分の強みは〜で、転職後は〜の業務に活かせます」といったわかりやすい説明が、人事には刺さりやすいです。

さらに数値で具体的な実績を交えると説得力が増して評価につながります。

美容師の仕事で、具体的に何をやってきて、そこから何を学んできたか、今度どうしていきたいかを整理しておきましょう。

また、志望動機の作成に関しては>>美容師の志望動機・例文で便利な志望動機作成ツールをご紹介していますので併せてご活用ください。

元美容師として転職で活かせるスキル

元美容師として転職で活かせるスキル

元美容師として経験したスキルを、異業種の転職先でも活かせるものは以下の内容です。

書類、面接とも積極的に盛り込んでいきましょう。

  • 接客スキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル
  • 提案力
  • 忍耐力

接客スキル

お客様を惹きつける接客能力を持つ美容師は、転職市場で高い評価を得られます。

それはどの業種においても「顧客」が存在しているから。

リピーターを獲得する仕事である美容師において、接客する際に「また指名してもらえるためにどのような工夫をしたのか」結果とプロセスを言語化することが大事です。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルはどの職種においても重要視される能力です。

面接でも、お客様との信頼関係の構築についてエピソードをうまく話せれば、選考を有利に運ぶことができるでしょう。

マネジメントスキル

マネジメントスキルをアピールすることで採用担当者への印象は良くなります。

アシスタントリーダーやマネージャーの経験などがある場合は、具体的な内容を記載して焦点を当てるようにしましょう。

いいチーム作りやモチベーション、技術の向上に貢献する難易度の高い経験として市場価値が高まります。

提案力

提案力とは、具体的な需要を汲み取ってカタチにできる能力を指します。

美容師には、お客様が求めるニーズを引き出す作業を積み上げてきた経験があるからこそ、提案力をアピールできると言えます。

ニーズを実現することで売り上げに直結できるため、企業からの評価が高くなるというわけです。

忍耐力

忍耐力は定着性として高く評価されます。

美容師は立ち作業で休みも他業種と比べて少ないことから、忍耐力と結びつけやすい傾向にあります。

採用する企業からみて、採用コストや育成までに時間がかかる点から、すぐには辞めそうにない人材を採用したいという考えを持っています。

美容師からの転職でオススメの職種・業種

美容師からの転職でオススメの職種・業種

美容師は3年以内に辞める人が60~70%で、他の職種と比較しても非常に高いと言われています。

転職先においては、美容業界から異業種へのキャリアチェンジも多いのが事実。

なかでもオススメの職種・業種は以下のとおりです。

  • 営業
  • IT関連
  • アパレル
  • 事務

営業

営業職は、他の職種と比較して未経験でも転職しやすいのが特徴です。

また、 幅広いビジネススキルを身につけることができます。

特に美容師という経験は、コミュニケーションスキルや販促、売上・顧客管理、提案力などと、営業職に通じる点がいくつもあるためアピールしやすいと言えるでしょう。

IT関連

Webデザイナーやエンジニアなどはやる気次第で独学で学べたり、教材やサービスも豊富に溢れています。

意外と未経験で雇用されるケースも多くあり、求人件数が多いのも特徴です。

美容師と同様に、手に職がつけられる仕事でありながら資格などは必要ありません。

現場で働きながら、徐々に言語の勉強をしてプログラミングスキルなどを身につけていくイメージです。

アパレル

アパレル業界はファッションにも敏感な美容師にピッタリの職種です。

接客業の経験と感性をいかして活躍できる職場と言えるでしょう。

ショップ店員の他にも本社勤務でのバイヤー、広報、経理など様々な分野があるので入社後のキャリアビジョンも幅広くあるのが特徴です。

事務

元美容師から事務職も実は人気の転職先です。

なぜなら、美容師の仕事には事務的な要素が豊富に含まれているからです。

例えば電話応対やクレーム処理、シフトや備品の管理業務、会計、発注など、わずかに対応した経験も書き出してみてください。

また、立ち仕事であったり、休日が少ないなどを理由に転職を希望する人にとっては、事務職は座ってできる仕事で土日休みという点も人気の理由です。

転職の際には、アシスタントやスタイリストとして従事していた事務的作業をアピールポイントとしてフォーカスするのが効果的でしょう。

他にも異業種への転職について>>美容師から転職するには何が適職?でも詳しく解説していますのでご覧ください。

まとめ

美容師が転職する際の職務経歴書について解説しました。

異業種の転職においても「元美容師」という経歴は歓迎されます。

それは美容師としての経験から培ったコミュニケーションスキルや気配り、根気強さなどがあらゆる職種に役立つからです。

希望の業界や職種に活かせる自分の強みを、最大限に反映させた職務経歴書を作り上げて、新しい一歩を踏み出せることを願っています。

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