美容師を辞めた後|美容師からの転職・その後!やめてよかったおすすめの仕事

「美容師辞めて後悔しない?」
「美容師を実際に辞めた人はどうしてる?」
「美容師辞めた後にオススメの仕事は?」
このような疑問を抱えている方に向けて
「美容師を辞めてからの転職」について解説します。
- 実際に美容師を辞めてよかったという声
- 美容師からの転職でオススメの仕事
- 美容師を辞めるメリット・デメリット
- 美容師辞めた後に関するFAQ
結論、美容師退職後に後悔しても、資格がある限り何度でもやり直しができます。
自分が進みたい別の道を見出して、
結果辞めてよかったという声もまとめています。
また、美容師という経験を無駄にせず、他業種で活かしていくことも可能です。
それでは、美容師を辞めたその後について、転職成功例と一緒に詳しく見ていきましょう。

離職後にも自分にとって納得のいく仕事・働き方ができるようになるためにご覧ください。


この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
実際に美容師を辞めてよかったという声


美容師からの転職は難しい…と次の仕事に踏み出せずにいませんか?
まずは、実際に「美容師辞めてよかった」という元美容師の方のエピソードを見ていきましょう。
辞めてよかったという声
- 経営者になって好きな働き方ができている
- プライベートを充実させられるようになった
- 異業種で給料アップ!やりがいが持てるように



実際に美容師辞めた人の仕事や、辞めてどうなったのか、その後のリアルな声こそ参考になりますね。
経営者になって好きな働き方ができている
国家資格取ってからホテルでブライダル専門(列席者、花嫁担当)
3年後にセットサロンで指名たくさん貰って儲けたい!
セットだけの仕事したい!と思い転職。
現在は海外で3店舗出店。
今はオーナーなので施術はしていません。
カットやカラーの専門で就職した友達もいますが、楽しそうですよ。
やっぱり美容師の中でも、特に自身がやりたい専門を見つけて突き詰めていくので、それはそれで良いと思います。
美容師に戻りたいと思うことはないです。
経営者になりたかったので、今が一番幸せです。
確かに新卒から1年はアシスタントきつかった。
女ばっかりだから余計かな。
でも目標となる先輩や尊敬出来る先輩がいるから頑張れたと思います。
別に辞めても良いと思いますよ。
本当に自分がやりたいことが見えているのであればですが。
引用元:Yahoo知恵袋
>>美容師アシスタント店を変えるタイミングでは、美容師を辞めたい退職理由やアシスタントの転職事情を解説しています。
プライベートを充実させられるようになった
美容師を辞めました。
正直、美容師を辞めたいのは甘えでは?と問われることも多かったです。
ただ、いざ辞めてみると、時間を自分の好きな事に使えるようになりました。
海外旅行、ライブ、土日休みの友人との集まりにも当然のように参加出来ます。
19歳から8年間働いて辞めた今ようやく、自分はプライベートを充実させたい人間だったんだ、と思い始めています。
美容師を辞めてたから気づけたことです。
時間の有効活用が自分にとってどれほど重要であるのかを。
引用元:Yahoo知恵袋
異業種で給料アップ!やりがいが持てるように
私も元美容師でした!
美容師を辞めたくて、学習意欲があるなら、不動産への転職などおススメします。
私は美容師アシスタントを辞めた後、不動産会社へ転職し、給与アップを実現できました。
内容的には、外での営業と事務関係、両方行う仕事です。
時期によっては未経験者もいっぱい採用されるので、同期ができる場合もあります。
未経験だからこそ、覚えることが沢山ありますが、私の場合はとてもやりがいを感じました。
お給料がかなり上がるのですすめます。
ただ楽ではないですが。
あとはどうゆう不動産ジャンルを選ぶのかと会社運のみですかね。
引用元:Yahoo知恵袋
美容師から転職した人の中には、再就職先でも辞めたあと自分が求めていた働き方を手に入れています。
自分の求めている働き方を実現するために、どいう動けばいいかよく考えた上で、悔いのない選択をすることがとても重要です。
美容師アシスタント辞めたいけど言えないなど、伝え方やタイミングについて解説している
>>美容師アシスタント辞めたいも併せてご覧ください。
美容師からの転職でオススメの仕事


美容師からの転職でオススメの仕事は以下の内容です。
オススメのお仕事
- カラー・カット専門店
- ブライダル業
- 美容メーカー・ディーラー
- 美容学校
- 営業職
- 事務職
- フリーランスや個人事業主
美容師を辞めたいスタイリスト・アシスタントの退職理由や例文については
>>美容師の退職理由を例文で紹介で詳しく解説しています。
カラー・カット専門店
美容師を離職後にカラーやカット専門店へ就職する方も実際には多いです。
その理由は、資格がそのまま活かせて、美容師特有の悩みが生じないから。
例えば、手荒れや集客などの美容師が抱える負担もなく、安定した働き方が実現できる環境と言えます。
ほとんどの場合が固定給のため給与が安定していて、残業や早朝出勤が少ない傾向というのもメリット



例えば、ママ美容師でも辞めてからブランク後に復帰するという方で、普通のサロンより専門店のほうが時間的にも働きやすい環境というケースが多く挙げられます。
美容師から転職する際に利用したい転職サイトについては>>美容室の無料求人おすすめランキング
も参考にご覧ください。
ブライダル業
次に、美容師の転職先としてオススメなのはブライダル美容。
なぜなら、美容師免許がそのまま活かせるからです。
人生で最高に幸せな瞬間をサポートできる仕事だからこそやりがいを感じられるでしょう。
進行に遅れないよう、優先順位を考えて効率よく動ける方はブライダルスタイリストが向いています。
また、細やかな気配りや、常に笑顔を心がけることができるなど、接客が好きな方にもオススメです。
土日休みが希望の場合にはオススメしません
美容学校
続いて、美容師の転職先としてオススメするのは、美容学校です。
その理由は、前述同様に美容師免許を転職で有利に活用できるから。
また、美容学校の教員や助手などは、自身の経験を学生に伝えることもできるため、必ず元美容師が活躍できる場となるはずです。
さらに魅力なのは、学校行事以外であれば、土日祝日が休めたり、夏期・冬期休暇もあったりなど、
プライベートな時間を増やすこともできるようになります。
美容学校の応募条件の例
- 美容師または理容師免許有資格者
- 実務経験4年以上
- 講師・教員経験不問
- 経験者歓迎 など
美容メーカー・ディーラー
サロンではお馴染みとなる美容メーカーやディーラーもオススメ転職先のひとつです。
理由は、美容院で扱うヘアケア用品など、実際に働いていた頃に経験した利用する側の知識を活かせることが強みにできるからです。
例えば、店舗販売で商品をお客様に買ってもらえることが多かったという経験がある場合、メーカー転職後にもいい成績を出せる可能性が高いでしょう。
営業職
美容師の転職先としては、営業職も適正でしょう。
なぜなら、美容師として培われた忍耐力やコミュニケーション能力を強みに転職を成功に導きやすいから。
顧客満足度を追求することで成果を上げ、インセンティブに反映する部分では、美容師との共通点とも言えるでしょう。
年収アップやカレンダー通りに休みたいという方にはオススメです。
また、営業職で身に付く知識と経験は、あらゆるビジネスにおいて必要となるものも多いため、自己成長に繋げることもできます。
営業ノルマや上司からのプレッシャー、残業が多い点や外回りなど、精神的・体力的にきついという面も
事務職
最後に転職先でオススメするのは、事務職です。
それは、サポートする役割としての経験を活かせるから。
一般事務とは、顧客対応、書類作成など、業務を円滑に進めることを目的として配置されている役割です。
美容師時代の立ち仕事とは反対に、一日中座ってデスクワークが基本となります。
就職先にもよりますが、定時での就業が多いため、プライベートな時間を楽しむ余裕が持てるようになるでしょう。
求められること
- ホスピタリティ
- 協調性
- 正確性
- 慎重さ
フリーランスや個人事業主
フリーランスや個人事業主として働くことは、美容師経験を活かしつつ自由な働き方を実現できるため、特におすすめです。
例えば、出張美容サービスやプライベートサロンの開業は、美容師のスキルをそのまま活用でき、独自の顧客層を築くことで安定した収入を得られます。
また、SNSやWebサイトを活用した集客に力を入れれば、低コストで効率的に顧客を増やすことができます。
さらに、フリーランスとして働くことで新しいスキルやビジネス感覚も養えるため、長期的なキャリアの幅が広がります。
働き方次第で収入をコントロールしやすいのも魅力です。
>>美容師・個人事業主の税金では、フリーランスのメリット・デメリットを詳しくご覧いただけます。



たとえ、どんな職業に転身したとしても、美容師免許は一度とってしまえば無期限で有効なのが最大のメリットと言えますね。
美容師を辞めるメリット・デメリット


以下は、美容師を辞める際のメリットとデメリットを比較した一覧表です。状況や個人の価値観によって重要性が異なるため、参考にしてください。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
時間の自由 | 固定のシフトや長時間労働から解放される。 | 自分でスケジュール管理をする必要があり、慣れるまで難しいことがある。 |
身体的負担 | 立ち仕事や手の酷使から解放され、健康面での負担が減る。 | 運動量が減り、生活習慣病などのリスクが高まる可能性がある。 |
収入の安定性 | 安定した収入を得られる職種に転職できる可能性がある。 | 美容師としての収入が減る、もしくは新しい職場で収入が不安定になる可能性がある。 |
キャリアの多様性 | 新しい業界や職種に挑戦できる機会が増える。 | 新しい分野でのスキル習得や適応に時間がかかる場合がある。 |
精神的な負担 | 顧客対応やノルマのストレスから解放される。 | 新しい職場や仕事での人間関係やプレッシャーが発生する可能性がある。 |
自己成長 | 美容師以外のスキルや経験を積むことができる。 | 新たな学びやスキル習得にエネルギーや時間を要する。 |
社会的なイメージ | 美容師以外の職業経験を持つことで多様性が評価されることがある。 | 美容師として築いた専門性やブランドが弱まる可能性がある。 |
人間関係の変化 | 新しい環境で新たな人間関係を構築できる。 | 美容師時代の同僚や顧客との関係が疎遠になる可能性がある。 |
生活の安定 | ライフスタイルに合った働き方や環境を選べる。 | 過渡期に収入や生活リズムが不安定になる可能性がある。 |
ポイント
- 自分の価値観や優先事項に照らし合わせて、メリットとデメリットを比較してください。
- 具体的な目標や転職先が決まっている場合は、それに基づいてさらに詳細な分析を行うとよいです。
- 辞める決断をする際には、家族や友人、専門家のアドバイスを得ることも重要です。
「美容師辞めた後・辞めてよかった」に関するFAQ


「美容師辞めた後・辞めてよかった」に関するよくある質問についてまとめました。
- 辞めてからブランクがあってもまた復帰することは可能か?
- 美容師が辞める時の理由で多いのは?
- 美容師は何歳でやめる?
- 美容師が終わってると言われているのはなぜ?
辞めてからブランクがあってもまた復帰することは可能か?
国家資格がある限り復帰は可能です。
例えば、「美容師 ブランク 求人」などで検索すると、「ブランクOK」などの条件で求人募集をしているサロンも多くあります。
美容師が辞める時の理由で多いのは?
美容師が辞める時の理由で多いのは、以下の内容です。
1.「人間関係」
2.「手荒れ」
3.「激務」
4.「給料が安い&福利厚生がない」
5.「社風が合わない」
詳しくは>>美容師が辞める理由ランキング5選
で解説しています。
美容師は何歳でやめる?
美容師の資格に年齢制限や、定年などはありません。
美容師40代定年説を耳にするものですが、実際には40代でも現役で活躍している方が多くいます。
理由は、美容師の働き方にはさまざまな選択肢が増えてきている傾向にあるからです。
詳しくは、以下の記事を参考にご覧ください。
>>美容師ブランク何年まで?で、復帰の不安についてや30代からでも遅くない理由を解説しています。
また、>>美容師の面貸しや、>>訪問美容師のデメリットでは、美容師の第2のスタートとして新しい働き方をご紹介していますので参考にご覧ください。
美容師が終わってると言われているのはなぜ?
48%という美容師の高い離職率からです。主な理由は、長時間労働や>>美容師の残業代がでない、など。
離職理由について詳しく解説している>>美容師の離職率が高い理由!美容室を続けられる人はなぜ?も併せてご覧ください。
まとめ
ここまで「辞めてよかった美容師からの転職・オススメの仕事」について解説してきました。
美容師免許が活かせる仕事や、美容師以外の仕事でも立派に活躍している方々がたくさんいます。
転職とは誰しもが悩み、後悔するのではと不安になって、なかなか行動に移せなくなってしまいがちです。
だからこそ、自分が選択したキャリアを正解にしていくしかありません。
自分が置かれている状況と似た人の経験を参考に、自分にとって最良の選択肢を見極めることが大切ですね。