【美容師の結婚】結婚相手やタイミング|年収や将来性・結婚したい女性美容師
美容師という職業は、多忙なスケジュールや体力を使う仕事であるため、人生で大きな節目となる「結婚」については相手選びやいつしたらいいのか慎重になりやすい傾向にあります。
特に多くの女性美容師は、キャリアと家庭の両立に悩み、結婚のタイミングや相手に対して様々な疑問や不安を抱えています。
また、美容師の年収や将来性については、結婚を決意する際の重要な判断材料にも。
本記事では、美容師が結婚を考える際に知っておくべきポイントや、結婚相手としての適性、そして美容師の年収や将来性について詳しく解説します。
解説内容
- 美容師の結婚相手の職業
- 美容師の結婚率
- 結婚する平均年齢
- 将来性や年収
- 美容師との結婚話
美容師と結婚したい方や婚活中の美容師の方はぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師の結婚相手の職業
美容師の方がどんなお相手と結婚しているのか、「職業」について
美容師の結婚相手はどんな人?
- 同業者
- カットモデル
- お客さん
- サービス業
同業者
最も多いのが、美容師同士の結婚です。
美容師仲間の紹介や、同じ企業に勤めている他店のスタッフであったり、同じサロンでも密かな交際を続けていたりと、 出会いの場が仕事の延長線であることが実は多いようです。
同じ美容業界に携わるもの同士であれば、仕事の多忙さや苦労を理解してもらいやすいからでしょう。
また、共通の話題や目標を持って、共に歩んでいくパートナーになれるのも大きな魅力です。
カットモデル
次いで多いのがカットモデルです。
大きな有名店であれば、専属のサロンモデルがいることも多く、仲良くなりやすい環境。
また、施術を経てから仲良くなってカットモデルを依頼したり、街やSNSで声かけをしたりと、美容師としては出会いに直結しやすいパターンとも言えるのです。
お客さん
担当していたお客様と結婚するケースも少なくありません。
きっかけは、担当のお客さんからアプローチされたり、自分から連絡先を交換して食事に誘ったりなど様々。
出会いの場が限られる美容師。
リスクはあれど、運命の出会いをしてしまったら、最後まで責任を持って行動に移すと決め恋愛に進めるならいいのではないでしょうか。
サービス業
アパレルや飲食業などのサービス業をしている方との結婚も多いパターン。
知り合うきっかけは、友人や知人の紹介が多い傾向です。
中には、好きなアパレルショップに通って店員さんと仲良くなって付き合うことになったといったケースも。
同じサービス業なら、平日休みで合わせて会える日を増やすこともできるため、忙しい美容師にとっては都合がいいとも言えるでしょう。
美容師の結婚率は8割
上記はまあナビウーマンの調査による「男女職業別50歳時未婚率」を表した表で、
美容師が該当する「生活衛生サービス職業従事者」の未婚率は男性が21%、女性が15%となっています。
年齢によってや、美容師のみに絞ったデータは見つかりませんでしたが、美容師の男女とも50歳までには約8割以上の方が既婚者ということが分かります。
一方で、総務省統計局のデータでは、日本人全体の未婚率は男性が31.4%、女性が23.2%となっているため、
美容師の結婚率は平均値よりも高いことになります。
美容師が結婚する平均年齢は26〜30歳
美容師が結婚する平均年齢は26〜30歳が47%と半数を占めているデータが出されています。
一方、31歳以上で結婚する割合は全体の25%ということもわかります。
では、美容師が結婚するタイミングやしたいと考える時期は具体的にどんな場合か見ていきましょう。
美容師が結婚するタイミング
美容師が結婚を考え始めたり、実際にすることを決める時期は以下のようなタイミングであることが多いとされています。
結婚するタイミング
- スタイリストになってから
- 仕事が落ち着いてから
- 収入が安定したとき
- 子どもが欲しいと考えたとき
スタイリストになって、仕事が徐々に落ち着いてきたところで、結婚に対する現実味を帯びてくるのでしょう。
アシスタントとしての下積み時代では、自分の時間を確保すること自体が困難なほど多忙だからです。
5〜10年の経験を経て、安定した収入や顧客基盤を築いてから結婚を決意することが多いと言えます。
そこからようやくスタイリストになれても、美容師という仕事は学びに上限がありません。
それゆえ、自分の目指すべき段階に進む過程で、ひと段落ついたタイミングが美容師の婚期に直結するのです。
また、女性であれば将来的に子どもを授かりたいと考えたとき、自分が何歳までに出産できるかを逆算して、キャリアと天秤をかけることにもなってきます。
>>美容師の妊娠初期は?では、妊娠したらするべきこと・妊婦美容師の産休について解説。
そもそも忙しすぎて出会いがないと感じている美容師や、プライベートの時間が少なめで恋人に会える日がつくれないなどと悩むケースも少なくないようです。
>>美容師との出会いでは、美容師と付き合う恋愛事情や出会い方・アプローチ法を解説。
平日休みが前提となる美容師の結婚相手や恋人には、同じく平日に休めるアパレル関係やサービス業の方が多いのも頷けますね。
美容師の年収や将来性
結論から言えば、美容師に将来性はあります。
美容師としての働き方は様々で、独立してサロンオーナーとなり開業するケースや、フリーランスとして自由に収入を得る方法もあるため「自分の努力と行動次第」で高い収入を目指すことが可能であるからです。
また、手に職をつける専門的な技術職のため、人工知能の進化に関係なくニーズのある職業として美容師も含まれています。
ただ、美容師の平均年収を見ると、一般的な会社員の平均年収と比較してやや低い傾向が見られ、結婚に対して不安視されることも。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によれば、美容師の平均年収額は約330万円。
国税庁の民間給与実態統計調査では給与所得者の平均年収が443万円です。
平均年収には、美容師になりたてのアシスタントの年収も含まれていますので、結婚するタイミングとして多いスタイリストの年収はもう少し高くなるとも言えるでしょう。
美容師の役職ごとの平均年収について詳しくは、>>美容師のランクでご紹介しています。
実際に美容師と結婚した話
ここで、実際に美容師を妻や夫に持つ方々のお話を集めたので見ていきましょう。
女性美容師(20代後半)
違うお店で働いている男性美容師と先月結婚したばかりです。
一般的に美容師の彼氏を持つのはしんどいと言われがちですが、美容師同士の場合だと休みを合わせて会えたりしやすいので、案外同業者との結婚はおすすめします。
同じような経験や感覚を持っているので、なんでも相談できて仲良くやっています。
お互いに気が合うということが前提ですが、同業だからこそ良き理解者でいれるメリットがあるし、これからもずっと人生を共にしていけそうだなあ、とイメージできる存在になりやすいとも感じています。
女性美容師(30代前半)
スタイリストになってからもスキルアップを目指す日々。
20代半ばくらいから徐々に周りの友人が結婚し、子を持つ親になっていくのを見て焦るようになっていました。
仕事は楽しく充実していたものの、女性としての選択が迫られている感覚。
そんな時にサロン内で初めて産休育休を取った先輩がいて。
結婚や出産をしても復帰してまた働けるのか、と現実的に思えたら心が軽くなったんです。
当時お付き合いしていた同じ美容師の彼に私からプロポーズしちゃいました。
美容師のつながりで知り合った別サロンでトップスタイリストをしている夫。
結婚してちょうど2年、私も産休育休を取らせてもらう予定です。
男性美容師(30代後半)
正直なところ、20代の頃は結婚したい彼女がいても、将来的なお金の面で不安な部分もあってプロポーズできずに終わってしまったこともありました。
以前のサロン勤務を続けて役職についたとしても給料が大きく変わるイメージが湧かなかったので、独立を目指していっぱい勉強しました。
30歳でフリーランスとして働き始め、3年後には自分の店を持つことができ、今も小さい店ながら収入面では当時の2倍以上になり自信が持てるようになったのが大きいかもしれません。
前に同じ店で働いていた彼女と結婚し、今では娘2人と4人家族に。
美容師同士だからこそ理解もあって支えてくれる嫁、思い切って行動できた自分を褒めてあげたいです。
美容師と美容師の結婚、同じような経験をしてきたもの同士、お互いの理解があって支え合うことができるのは理想的な結婚像とも言えるのではないでしょうか。
もちろん、職業は関係なく、お互いを思いやる気持ちが何よりも大切だということ。
忙しかったり、心や体に余裕がないとつい優しくできなかったり、相手の気持ちに寄り添ってあげられなくなってしまうものです。
パートナーと一緒に、心地いい居場所をつくることが「結婚」につながって「家族」になっていくということなのでしょう。
まとめ
以上、女性・男性美容師結婚事情についての解説でした。
美容師の方は、自分と同じ「美容師」や、「お客様」、「サービス業」をしている方と結婚するケースが多いということが分かりました。
美容師としての仕事をよく理解してくれる、支え合えるお相手であることが幸せな結婚のポイント。
近年では、女性美容師でも結婚と出産を経て復帰するケースも増えてきています。
一度スキルを身に付けたら、何歳まででも活躍できる仕事であったり、人員確保が困難な美容業界だからこそ、復帰しやすい職業とも言えるでしょう。
キャリアと家庭のバランスを取りながら幸せな結婚生活を送りたい美容師の皆さんにとって、参考になる情報をお届けできたなら幸いです。
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