美容師の人間関係は最悪?アシスタントの悩みやスタッフが辞める職場の特徴
美容業界では、美容室の人間関係でトラブルが起こることも多いと認識されています。
そのためか離職率も高く、アシスタントが先輩スタイリストに潰されてしまうケースなどと様々な悩みを抱えていることも。
では、なぜそういったトラブルが起こってしまうのか。
人間関係を理由にスタッフが辞めるサロン・職場の特徴について紐解いていきます。
解説内容
- アシスタント美容師の悩み
- アシスタントを潰す美容師の特徴
- 人間関係によるストレスの対処法
- サロンを変えるのもオススメ
結論、自分のことだけを考えている人は必ず人間関係でトラブルを起こします。
そしてそういった人たちは残念ながら一定数存在します。
人間関係に悩み、対処法でも解決できなければ、いっその環境を変えてみてはいかがでしょうか。
一緒に働く人たちで、美容師人生は大きく変わります!
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
アシスタント美容師の悩み
アシスタント美容師の悩みでは、長時間労働や給料の低さ、手荒れなどがよく挙げられますが、
中でも「職場の人間関係」で悩む方は非常に多いです。
原因としては、以下のことからこじれやすいと言われています。
- 上下関係の厳しさ
- 同期との成長差
アシスタントとして美容師の仕事をスタートさせる際には、先輩美容師の下について施術の補助をしながら仕事や技術を学んでいきます。
その中で、厳しく指導されることは珍しくないといった業界あるあるが浸透しているのも事実。
また、同じタイミングで就職して同じように学んでも、スタイリストデビューできるタイミングに差が生じてしまうため、競争心やストレスが出てくることも。
こうした思い込みや勘違いから人間関係のトラブルに発展しやすいと言えるのです。
>>美容師アシスタント辞めたいでは、美容師を辞めたいと言えない時の辞め方と、アシスタントを辞めた理由や転職先をご紹介しています。
アシスタントを潰す美容師の特徴
アシスタントを潰す美容師の特徴
- アシスタントに仕事を任せない
- アシスタントをいいように使うだけ
- 他者と比較して否定する
アシスタントに仕事を任せない
特徴1つ目は、アシスタントに仕事を任せないスタイリストです。
- 自分が全部やった方が時間がかからない
- 技術面からアシスタントには任せたくない
このようなアシスタントに比べて、絶対的にスタイリストである自分を優位だと決めつけ、お客様への施術をさせない美容師が一定数います。
これは、長期的な視点から見るとアシスタントだけでなく、スタイリストやサロンにとってもメリットがありません。
スタッフが育たないだけでなく、生産性も上がらないからです。
分業した方が生産性がアップするのは確実であり、人材育成の能力がない美容師は将来性がないと言えます。
アシスタントをいいように使うだけ
特徴2つ目は、アシスタントをいいように使うだけの美容師です。
- 売上アップのために
- 回転率のために
アシスタントを使うだけ使って「育てる」という視点を持たない美容師も同様。
自分のことしか考えていない人の下につくアシスタントはストレスがたまる一方でしょう。
疲弊するだけで成長できる機会が得られないという状況は危険信号です。
他者と比較して否定する
特徴3つ目は、他のアシスタントと出来を比ベて否定してくる人です。
- あの人はできているのにあなたはできていない
- 同期なのになぜこんなにも違うのか
このように比較してダメ出ししてくる美容師は要注意。
それは、以下のような心理効果が挙げられるからです。
「ピグマリオン効果」は相手に期待をすると、その期待通りになるという効果があるのに対し、
「ゴーレム効果」は相手に見込みがないと思うと、本当にその通りの悪い結果になる効果があると言われています。
また、「ホーソン効果」では、注目されることでその期待に応えたいという心理が働くことからいい結果をもたらすとも言われているほど。
このように、人の心理効果は結果に大きく結びつくということです。
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人間関係によるストレスの対処法
大きなストレスから乗り越える方法は、自他ともに労わることです。
自分のため、特に誰かのために何かをすると、人は癒やされる効果があるとされているからです。
不思議とポジティブ思考になって、リラックス効果が得られ、心にゆとりが生じてきます。
辛いと感じることがあるなら、楽しいと感じることの方角へシフトすることがポイントです。
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サロンを変えるのもオススメ
対処法がどうしても効き目ないと感じた場合、改善する努力を重ねても解決できないとわかった場合は、
働く場所を変えることをお勧めします。
必ず、自分にとって成長につながる環境が見つかるからです。
もしかしたら、ずっと探し続けることになるかもしれません。
それでも、美容師としての目標や志を強く持っていれば必ず成功への道が切り拓けます。
それを実現できそうなサロンに行って面接でわかりやすく伝えてみてください。
きっとあの時勇気をだして行動してよかったと思える未来が在るはずです。
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>>美容師の退職理由を例文で紹介では、美容師を辞めたい場合の伝え方・辞めるタイミングについてご紹介しています。
まとめ
今回は「美容院の職場の人間関係」について解説しました。
美容師はスタッフとお客様、人との関わりがとても密接な職業柄、トラブルやストレスを招くことも多く離職理由にも繋がりやすいとされています。
そのため、今回ご紹介したように、トラブルになりやすい特徴や対処法を把握しておくことで、美容師人生に起きうるリスクを回避できるようにする必要があります。
せっかく好きでなれた美容師なのですから、自分の可能性を最大限に伸ばせる職場で、夢や目標を叶えてくださいね。
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