美容院を転々とする・美容室で指名を変えるのは要注意？美容師を決めるコツ！

美容院に行くたびにお店や美容師を変えていませんか？

「なんとなく合わない」「もっといい人がいるかも」そんな気持ちで美容院を転々としていると、思わぬデメリットの原因に。

本記事では、美容院を転々とするリスクや美容師の指名替えのタイミングから信頼できる美容師を見つけるコツまで、専門家の声と実際の体験談をもとに詳しく解説します。

美容師を転々とするのは要注意！

美容師を頻繁に変えてしまうと、結果的に満足度が下がり、髪のコンディションやスタイルが安定しない原因になります。

美容師を転々とするとなぜリスクがあるのか、実際の声や美容業界の視点から2つの理由を解説します。

美容院を転々とする人ほど>>美容院の初回荒らしが多く、結果的に満足度が低いと知恵袋でも回答があります。

ホットペーパービューティーで新規かどうかがバレることもあります。

理由①：信頼関係が築けず、スタイルの再現性が落ちる

同じ美容師に継続してお願いすれば、希望のスタイルが再現できます。

一方、毎回変えてしまうと、情報の蓄積がゼロからになり、満足度が下がります。さらにはめんどくさい客と思われかねません。

美容師は、髪質やくせ、ライフスタイルまで含めてその人に合ったスタイルを判断します。

継続的に担当して、前回のカットの伸び具合やカラーの退色の仕方、普段の手入れ状況などを考慮した提案をします。

美容師を毎回変えてしまうと、毎回カウンセリングから始まり、微妙な好みのニュアンスや過去の施術履歴が共有されないため、スタイルの精度が落ちます。

伸びた時にハネるのが嫌という悩みがあるケース
1人の美容師に継続して通った場合
　⇨少し前倒しで調整してくれる。
転々として美容師を変えた場合
　⇨悩みに気づいてもらえず、結果的に「なんだかしっくりこない」と感じる。

長期的に理想のスタイルを維持したいなら、美容師との関係構築は必須です。

理由②：髪や頭皮への負担が増える可能性がある

施術履歴が共有されないと、髪や頭皮に余計な負担をかけてしまいます。

美容師を固定せず、毎回違う施術者にお願いすると、前回ブリーチをしたかどうか、どんな薬剤を使ったか、カラーの退色度合いなどがわからない状態で施術が始まります。

これにより、重複施術や薬剤の過剰な使用が起こり、髪や頭皮に必要以上のダメージがかかります。

 1年で4つの美容院を転々としてわかったこと
同じ部位に2回ブリーチをされてしまい、切れ毛が増加。
担当者は「前回の施術」を知らずに進めたためにダメージが蓄積。

美しい髪を守るためにも、施術履歴を理解してくれる美容師に継続してお願いすることが大切です。

美容室・担当美容師を変える理由

画像：美容業界ニュースメディアBeautopia

「このまま今の美容師でいいのか？」「変えるべきか悩む」という思いを抱える人も多いです。

多くの人が美容室・担当美容師を変える主な理由は次の3つです。

雰囲気や接客の相性が合わない

いくら技術が高くても、美容師と雰囲気や会話のテンポが合わなければ通い続けるのは難しいです。

美容室は施術を受ける技術サービスであると同時に空間体験型サービスでもあります。

無言すぎて気まずかったり、逆に話しすぎて疲れたり…といった相性の悪さは、通うモチベーションを大きく下げてしまいます。

信頼関係の前に「違和感」を感じたら、無理に我慢せず他を探すのも選択肢です。

技術や仕上がりに不満がある

理想の仕上がりと毎回ズレるなら、美容師を変えるタイミングです。

技術が合わない、希望を正確に汲み取ってくれない場合、通い続けても満足する可能性は低いです。

特に前髪や毛量の調整、カラーの色味など、細部の感覚が合うかどうかは非常に重要です。

「技術」と「感性」のミスマッチは、遠慮せず見直しましょう。

担当が毎回変わる、予約が取りづらい

信頼関係を築く前に担当者が変わる、または予約困難な場合は継続が難しいです。

人気美容師ほど予約が埋まりやすく、希望日時に入れないことで来店のリズムが崩れます。

また、サロンによっては毎回ランダムに担当者が変わるため、安定したサービスを受けにくいです。

施術の安定感や通いやすさも、美容室選びでは非常に大事な要素です。

お客様がリピーターになる理由

一度来たお客様が同じ美容室に「また来たい」と感じるには、単なる技術以上の要素があります。

実際にリピーターになりやすい人の心理や、美容師側の工夫を紐解きながら、リピートにつながる理由を3つ紹介します。

>>美容院常連が来なくなる理由が知りたい方もヒントにしてください。

技術以外の“安心感”がある

美容室は、技術サービスでありながら“人対人”の関係がとても重要です。

たとえば「前回よりもこうした方が良いですよ」といった提案や、「最近お仕事忙しそうですね」と気づく観察力など、美容師の“人柄”や“気遣い”が積み重なれば、顧客は安心して通えます。

美容室リピーターの約7割が「担当者の対応の良さ」を理由に挙げています。
技術が多少他店より劣っていても「ここに来ると安心する」という気持ちが優先されるからです。

ライフスタイルに合った提案をしてくれる

単なる“今の髪型”ではなく、“今の生活”に合ったスタイルを提案してくれると信頼度が高まります。

お客様が抱える悩みはヘアスタイルの流行だけではありません。

「朝のセットが面倒」「子育て中でドライヤーが大変」など生活背景を理解し、それに沿った提案をする美容師は非常に評価されます。

育児中の女性が「時短でまとまるカット」に感動し、以降指名を継続しているケースがあります。

生活に寄り添うアドバイスがあると、「またこの人に相談したい」と思われます。

スタイル提案は“流行”だけでなく“生活”とのフィット感が鍵です。

ちょっとした会話や気配りが心地よい

技術だけでは勝てない、心の距離の近さや自然なコミュニケーションが信頼感を育てます。

施術時間中、美容師とお客様は密な空間で過ごします。

その中での“気の利いた会話”や“ちょうど良い距離感”があるかどうかで、顧客満足度は大きく変わります。

無理に話しかけすぎるのはかえってタブーです。
静かにしたい空気を察する力も重要です。

 「会話が楽しくてリラックスできる」からと10年以上同じ美容師を指名する人もいます。

美容師の“雑談力”もサービスの一部と捉える人は多いです。

技術と会話の相性が揃ったとき、リピート率は自然に高まります。

リピーターは「価格」よりも「人柄・安心感」で美容師を選びます。

リピーター率が高い美容師の特徴

具体的に「この人にまたお願いしたい」と思われる美容師には共通した特徴があります。

逆に「指名を変えたい」と感じる背景には“期待と現実のズレ”があります。ズレを埋められる美容師＝継続される美容師です。

リピーター率が高い美容師の特徴は次の3つです。

>>サイレントクレーマーや>>常連客離れが気になる美容師の方も参考にしてください！

カウンセリング力が高い

リピーターが多い美容師は、技術以上に「聞く力」が高い傾向があります。

最初のヒアリングでお客様の要望や不安をしっかり言語化できる美容師は、それだけで信頼されます。
また、理想のイメージと現実の髪質のギャップを的確に伝える能力も必要です。

「希望のスタイルはありますか？」「普段どんなスタイリングをしていますか？」と、詳細まで確認してくれる美容師は、お客様から「ちゃんと考えてくれている」と安心されます。

カウンセリングは“施術の前段階”ではなく“信頼構築の第一歩”です。

丁寧な施術と説明がある

施術の手順や目的を丁寧に伝える美容師は、顧客の不安を払拭しやすく、信頼を得やすいです。

いきなり髪を触られるよりも、「今からこう切りますね」「このカラー剤はこういう特徴があります」と逐一説明してくれることで、不安が減り、信頼感が増します。

「前髪は〇cm切ります」「ブローでボリュームを抑えますね」など、一つ一つの動作に説明があるだけで、お客様は安心感が違います。

説明＝“お客様への配慮”。細やかな説明がリピート率を高める秘訣です。

スタイル提案が“プロ視点”で的確

プロとしての目線で「似合う」を提案できる美容師は圧倒的に信頼されます。

お客様の希望を鵜呑みにするだけでなく、骨格・髪質・ライフスタイルを見た上で「それならこちらの方が似合いますよ」と言える力がある美容師はプロです。

逆に「なんでも言われた通りにする美容師」は、不安感を与えます。

「この髪型、憧れてるけどどうかな？」という相談に、「それなら少しアレンジしてこうすると自然ですよ」といった提案ができる美容師は、高確率で指名が続きます。

提案力が信頼される美容師の力です。技術とともに判断力が問われる職業です。

まとめ

美容院を転々とする人や、指名を変える頻度が高い人には共通する課題があります。
それは「自分に合う美容師を見つけられていない」ということ。

安さや新しさに惹かれて毎回ホットペッパービューティーなどの初回クーポンを利用する人も多いですが、初回荒らしと思われるだけでなく、髪に対するダメージや満足度の低下を引き起こす可能性があります。

一方で、信頼できる美容師に出会えれば、髪の悩みはどんどん減り、毎回の来店が楽しみになります。

技術はもちろん、相性・気配り・会話など「人としての魅力」も重要な判断軸です。

美容院を変えるのは、スピリチュアル的には運気を変えることもあるので、無理に我慢せず、しかし安易に変えず、自分の感覚を信じて「合う美容師」を見つけてください。