美容師で年収1000万円は可能?実際に稼ぐ人から学びを得よう
「美容師で年収1000万円稼ぐことは可能なのか。」
「実際に年収1000万円稼ぐ美容師から話を聞きたい」
本記事は、このような方に向けて記事を執筆しています。
実際に美容師で年収1000万円稼いでいる人の割合や稼ぐ方法などを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師に限らず、年収1000万円はどのくらいの割合??
年収1000万円以上は一握りというのはなんとなく感じていることではないでしょうか?
内訳としては、平均給料・手当は 369 万円で、平均賞与は 65 万円となっています。
年収1000万円までは倍以上です。
以下の図は国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」の給与階級別分布の数値をグラフ化したものです。
この表を見ると年収1000万円以上という方は全体のわずか4.6%ということがわかります。
少ないですよね。
また、年収400万円以下が半数を占めています。
ご自身の年収はどの区分に当てはまるでしょうか。
では、美容師の平均年収をみていきます。
美容師の平均年収は「数値」
理・美容師全体の平均年収は、約323万円。
美容師は給与の低い職種というわけです。
美容師の給料事情を徹底解説した記事もあるので、参考にしてくださいね。
美容師で年収1000万円は不可能なのか調査
こちらのサイト(https://egrant.co.jp/other/ten-million/)にて、美容師500名を対象に調査された結果をグラフにした物です。
スタイリストで一番多いのが月収20万円以上〜25万円未満で23.7%。
15〜20万円、25〜30万円もだいたい同じくらいのボリューム感となっています。
月収30万円以上を境にぐっと少ない割合になり、80万円以上となるとわずか1%。
この調査は500人を対象としているので、全体の1%というと100人に1人ということが見えてきます。
単純に計算してみると、80万円以上×12ヶ月=960万円以上ということになりますので、年収1000万円の可能性が高いと考えられます。
スタイリストで年収1000万円を目指したい場合には、この1%に入る必要があるということです。
カリスマ美容師の年収は1000万円を超えている?
カリスマ美容師と呼ばれる方の年収は800万円以上といわれています。
月収にすると67万円〜というわけです。
客単価が高いのも特徴で、カットだけでも6000円〜10000円という方が多くみられます。
客数が多く、分刻みのスケジュールで予約が埋まっていて、1日に30名〜というのがほぼ毎日で数ヶ月先までということもあります。
この他、雑誌やテレビなどのメディアによるサロン以外での露出や、美容用品などのプロデュース、本の出版などの活躍の場を広げている方は、年収1000万円以上となる場合もあるようです。
ただ、このカリスマ美容師は美容師全体の約10%と言われています。
美容師で年収1000万円稼ぐためには何をするべき?
年収1000万円に到達するためには、単純に計算すると月収は約84万円が必要となります。
個人の売り上げで考えてみると、働く美容室の報酬体系によって差が出ます。
正社員の基本的なスタイルは、アシスタントに多くの業務を手伝ってもらって、ご自身はカウンセリングとカットなどの業務だけ行い、お客様を同時に複数人掛けもちしながら担当する形。
正社員ですので社会保険や年金に会社で入ってくれます。
1000万円の年収を目指すとなると、次のことを考慮することとなります。
- 歩合率が高い
- 客数を多くする
- 単価を上げる
基本的な月収だけで判断するのではなく、給与アップが見込めるかどうかも重要なポイントとなるので、しっかり情報収集しましょう。
また、長く働くと定着した顧客が増えていき、売上の中の安定した土台となります。
長く働けることを視野に入れるとなれば、労働時間のコントロールや休みの取りやすさなどの働きやすさにもチェックが必要になるのではないでしょうか。
業務委託
業務委託は、お客様と美容師がマンツーマンで施術を行うスタイルです。
売上の何%が自分の収入となるかによって、年収1000万円までの道のりを計算します。
簡単に計算すると、歩合率が50%とした場合、年間2000万円の売上で1000万円の年収となります。
月間の売上にすると167万円くらい、1日7.6万(22日稼働の場合)になります。
また、材料費などの経費も自分で支払う場合はプラスして考慮しなくてはなりません。
業務委託はマンツーマンの施術のためお客様と深く関われるので、指名がつきやすいというメリットがあります。
その一方で、業務委託は基本的にアシスタントがいないことがネックとなることも。
サポートをしてくれる人がいないので、お客様が重なってもお待たせすることしかできなかったり、それが「大変」と感じる方も少なくありません。
また、業務委託は個人事業主となるので、自分で国民健康保険へ入り、国民年金を支払い、確定申告をすることになります。
より良い条件で転職する
給与が安いといわれている美容師が年収を上げるには、今よりも条件の良い企業へ身を置くというのが良い方法のひとつと考えられます。
美容室の規模や立地、方針や給与システムによって収入の待遇が異なります。
転職をする際には、こうした条件をしっかりと見極めることが重要です。
また、働きやすさも大切な要素です。
求人票だけではわかりにくいことが多いので、いざ就職してみると「なんか違う」とギャップを感じてしまうことも。
実際に美容室で働く側を覗いてみることが一番わかりやすいですよね。
しかし、いざ美容室を探そうと思っても、なかなか条件に合う就職先が見つからないこともあります。
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まとめ
今回は美容師が年収1000万円を目指せるかについて詳しく解説してきました。
まとめ
- 年収1000万円は狭き門
- 美容師が年収1000万円を目指す場合は働く美容室選びが重要
- よりよい条件で転職するにはJOB VRがおすすめ
カリスマ美容師でなくても年収1000万円を目指すことは可能です。
他の職業と比べて男女差別も少なく、頑張り次第で数字に変化をつけられるのも、実力が反映しやすい美容師ならでは。
自分を置く環境を見直すことは、キャリアアップ&収入アップも夢ではありません。
自分らしく働ける場所をJOB VRで探してみるのも良い方法ですよ。