美容師転職難しい?美容師から転職先おすすめ・失敗しない異業種再就職方法!
「美容師辞めたい、転職したい…」
「美容師の転職・採用って難しい?」
このような悩みを抱えている美容師の方へ、「美容師から転職するのは難しい?」について以下の内容を解説していきます。
- 美容師からの転職が難しくない理由
- おすすめする美容師の転職先
- 失敗しない異業種再就職方法
- 円満退社する方法
結論、美容師を辞めて転職することは難しくありません。
それは、自分がこれまで培ってきたことや強みをうまく生かすことで、転職を成功させた元美容師の方はたくさんいるからです。
「美容師から他業種へ転職するなら?」ついて詳しくは下記の記事でおすすめの職種や異業種の転職先をご紹介しています。
>>美容師の離職率なぜ高い?理由や原因・資格を活かす転職方法を紹介!
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師からの転職が難しくない理由
前述のとおり、美容師を辞めて転職することは決して難しくありません。
その理由は、美容師の経験や知識を活かしながら活躍できる職種・業界は他にもたくさんあるから。
元美容師のスキルを採用したいという企業が実際にあるのは事実です。
これまでに得たご自身の強みを企業にアピールすることで、異業種への転職も成功させることが可能ということ。
そんな美容師経験が活かせる仕事、元美容師が活躍している職業はどんなものがあるのか詳しく見ていきましょう。
美容師の転職先おすすめ6つ
美容師からの転職でおすすめする仕事は以下の6つです。
おすすめ転職先
- カラー・カット専門店
- ブライダル業
- 美容メーカー・ディーラー
- 美容学校
- 営業職
- 事務職
カラー・カット専門店
まず最初に、美容師の転職先として「カラー・カット専門店」をお勧めします。
実際に、美容師を離職後に再就職する方が多い傾向が見られます。
なぜなら、美容師の仕事とさほど変わりなく、美容師ならではの悩む原因がないからです。
例えば、手荒れや売上ノルマなど美容師が抱える負担もなく、安定した働き方が実現できる環境でしょう。
また、カットやカラーなどの作業を淡々と行う仕事なのでシンプルな働き方をしたい方にはオススメです。
おすすめポイント
- 美容師免許が活かせる
- 固定給の店舗が多いため給与が安定しやすい
- 残業などが少なめ
美容師特有の悩みについてはこちらをご覧ください。
>>美容師の悩み|スタイリスト・アシスタント美容師を辞めたい理由と求人紹介
また「美容師あるあるは」こちらでご紹介しています。
>>美容師あるある|美容室でよくある共感できる経験や場面を紹介
ブライダル業
次に、オススメなのが「ブライダル美容業界」です。
なぜなら、美容師免許を活かしながら活躍できる場であるからです。
人生で幸せな晴れの舞台をサポートできる仕事は大きなやりがいや喜びを感じられるはずです。
例えば、スムーズに進行させるための、優先順位や効率の良さを考えながら動ける方はブライダルスタイリストに向いているでしょう。
特に、土日休みにこだわらない方や、接客が好きな方にオススメします。
おすすめポイント
- 美容師免許が活かせる
- やりがいを感じられる
- 華やかな業界で活躍できる
美容メーカー・ディーラー
美容室でお馴染みの「美容メーカーやディーラー」もオススメする転職先です。
それは、実際に美容院働いていた経験・知識を強みにできるからです。
主な取引先は美容院やサロンなどとなり、必然的に業界のことをよく理解できていることを有利に働かせることができます。
その結果、転職後でもいい成績を早い段階で出せる可能性が高いと考えられます。
また、インセンティブ制度などを採用している企業であれば、給与アップも目指せるでしょう。
おすすめポイント
- 知識・経験を活かせる
- 関係性を構築しやすい
- 年収アップの可能性
美容学校
続いて、美容師の転職先としてオススメするのは「美容学校」です。
理由は、美容師免許を活用できるからです。
また、美容学校の教員や助手として働くとなれば、これまで美容師として経験してきたことを学生に伝えることができるため、活躍できる職業と言えるでしょう。
今までの美容師時代とは違ってプライベートな時間を増やすことが転職する目的のひとつという方にもオススメです。
おすすめポイント
- 土日祝日、夏期・冬期休暇がとれる
- 美容師の経験・資格が活かせる
営業職
美容師の転職先として「営業職」も適しています。
なぜなら、美容師の経験から得た忍耐力・コミュニケーション能力が武器になるからです。
顧客満足度を追求する点や、成果報酬・インセンティブへの反映といった部分では、美容師と共通しています。
また、営業職で培う知識や経験は、どのビジネスにおいても活かせるスキルと言えます。
その一方で、企業によってはノルマなどが厳しかったりと離職率も高い傾向もあるため、採用率も比例して高めと言えます。
おすすめポイント
- 土日祝日、夏期・冬期休暇がとれる
- 年収アップの可能性
- 企業の種類や求人数が豊富
- 間口が広め(採用率高め)
- 他業種への転職にも役立つスキルが身につく
事務職
さいごにオススメとして挙げるのは「事務職」です。
なぜなら、美容師として培ってきたサポート力を活かせるからです。
一般事務は、顧客対応、書類作成、データ管理などのサポート的役割を中心に行う業務です。
美容師時代とは逆に、一日中座ったままのデスクワークであるのも特徴。
就職先にもよっては、定時での就業となる可能性も高く、プライベートな時間を満喫できるようになるかもしれません。
おすすめポイント
- 土日祝日、夏期・冬期休暇がとれる
- 他業種への転職にも役立つスキルが身につく
- 残業が少ない可能性
失敗しない異業種再就職方法
失敗しない異業種再就職方法について3つのポイントをご紹介します。
主に以下の内容を抑えることです。
- 辞めたい理由を明確化
- 自分の強みを明確化
- 転職エージェントを活用
転職してよかった!と思えるように、あらかじめしっかりと準備をして転職活動を正しく進めていくことがとても大切です。
辞めたい理由を明確化
まずは、美容師を辞めたいという理由を明確化しておきましょう。
なぜなら、今の働き方にどんな問題を感じているのか、どうすれば解決できるのかを追求することが重要だからです。
例えば箇条書きでもいいので、今抱えている悩みや不満を整理してみることからはじめましょう。
ここでのポイントは、人に話して納得してもらえる理由を考えておくことです。
そうすることで退職・転職活動もスムーズに進めるための第一段階はクリアです。
自分の強みを明確化
次は、自分の強みを明確化しておくことに着手しましょう。
なぜなら、転職において自分の強みを企業に向けて伝えることがとても重要だからです。
採用されるためには、転職先の職種によって求められているものが何であるのか分析したうえで、自分の強みと合致する部分を打ち出していく必要があります。
例えば、美容師を経験したことでアピールできるポイントは以下の内容が挙げられます。
- 忍耐力
- 営業力
- コミュニケーション能力
- ホスピタリティ
- 協調性
- 正確性
- 慎重さ
難しく考える必要はなく、今までしてきた実務経験やこれならできそう、できるように工夫できそうという部分を書き出していくことから始めてみましょう。
そうしておくことで、実際に転職先に提出する履歴書や職務経歴書の作成もスムーズになります。
履歴書や職務経歴書の作成についての具体的な内容を紹介しているこちらの記事も参考にご覧ください。
>>美容師の履歴書の書き方と例文|志望動機や美容師免許・写真・自己PR
>>美容師の職務経歴書の書き方|転職するアシスタントの自己PRテンプレート・見本
転職エージェントを活用
異業種への再就職を成功させるカギは、転職エージェントを活用することです。
なぜなら、転職のプロの力を無料で借りることができるから。
転職エージェントはなぜ無料?
求人掲載や人材紹介・採用によって企業側から報酬を受け取っているから
希望条件にマッチした求人や非公開求人の応募ができたりと、活用しないてはないほど転職するうえで有利になるサービスが登録するだけで利用できます。
転職エージェントを利用するメリット
- 求職者は無料で利用できる
- 給与交渉などのやり取りを仲介してくれる
- 転職に有益な情報が得られる
- 希望条件に合った求人を探してもらえる
- キャリア相談ができる
- 想定外の業界・分野や非公開求人に応募できる
- 面接対策をしてもらえる
特に、転職活動に苦手意識や不安がある方には、プロの力を借りることをおすすめします。
円満退社する方法
最後に、美容室を円満退社するための手順をご紹介します。
スムーズに退職するためのポイントを押さえておきましょう。
円満退社の手順
- 退職日を決める
- 上司に伝える
- 引継ぎをする
1.退職日を決める
まずは、自分で希望する退職日を決めます。
それは、お店側の人員確保などに必要な期間も配慮して、退職を受け入れてもらえる状況を整える必要があるためです。
また、転職するタイミングも大切なので、転職活動期間も踏まえた退職日程を計画します。
2.上司に伝える
次に、サロンオーナーや直属の上司へ退職する意向を伝えます。
アポイントメントは、相手の都合を優先させることが大切です。
また、お店の繁忙期や人事異動の時期を避けるのが円満退職のポイントです。
3.引継ぎをする
上司に伝えることができ、退職することが決まったら、退職日までに引継ぎを行います。
円満退職のポイントは最後までお店のために役割を果たすことです。
後任の担当者が困らないように、お店に混乱を与えないようにすることを心がけましょう。
下記の記事でも「美容師を辞めるときの伝え方」について詳しく解説しています。
>>美容師アシスタント店を変えるタイミング|美容師を辞めたい退職理由や転職
また、美容師の離職率やお店の辞め方について解説している下記の記事も参考にどうぞ。
>>美容師が辞める理由ランキング5選
まとめ
今回は、「美容師から転職するのは難しい?」をテーマに解説してきました。
結論から言うと、難しいわけではないということ。
未経験の異業種でも、美容師としての経験が役に立つ場合もあるからです。
美容師の転職で失敗しないためには、その培った自身の強みをアピールすること。
たとえ、違う道へ進んだとしても、自分次第でいくらでも正解に導くことができます。
>>美容師を辞めた後|辞めてよかった美容師からの転職・オススメの仕事を紹介!
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