美容師辞めてよかった|美容師を辞めた後・辞めたい・やめとけと言われる理由
「美容師辞めてよかったと思える転職先は?」
「美容師辞めた後の仕事は何がオススメ?」
「美容師をすぐ辞めたら後悔する?」
このような疑問をお持ちの方に向けて「美容師を辞めた後」について以下の内容を解説します。
- 美容師を辞めた後の転職先おすすめトップ3
- 美容師を辞めた人の声
- 美容師辞めてよかった!と思える3つのポイント
- 美容師を辞めたい・やめとけと言われる3つの理由
結論、美容師辞めて転職することは「よかった」と思えている声が多くあがっています。
万が一、後悔してもやり直しがきくからです。
今回はその具体的な理由や、美容師を辞めてから後悔しないようにするためのポイントをまとめたので参考にご覧ください。
この記事を書いた人
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。
美容師を辞めた後の転職先おすすめトップ3
美容師を辞めたいと感じたなら、それは新しいキャリアに転じるための良いタイミングなのかもしれません。
まず、美容師を辞めた後、何の仕事を選択するべきか、オススメの転職先トップ3をご紹介します。
美容師にオススメの転職先
- ヘアメイクアップアーティスト
- 事務職や営業職
- IT業界
ヘアメイクアップアーティスト
ヘアメイクアップアーティストは、美容師を辞めた後でもキャリアを積み上げやすい転職先としてオススメでです。
なぜなら、美容師としての知識や経験をそのまま反映させることができるから。
ヘアメイクアップアーティストとは、主にテレビや雑誌などのモデルやタレントにメイクやヘアスタイリングをすることがメインとなる仕事です。
クライアントとの会話が多いことから、コミュニケーション能力がある方や美容に強い関心があるタイプの方が特に向いています。
事務職や営業職
事務職や営業職などの異業種へチャレンジする方も多く見られ、オススメする転職先のひとつといえます。
それは、元美容師としてのスキルを活かせる職種とも言えるからです。
事務職では、業務遂行に必要とされる管理能力やサポート力が求められるため、美容師時代に培ってきたスキルと共通する部分があります。
また、営業職では、他社との円滑なコミュニケーションが求められるため、美容師として当たり前に行ってきた対人スキルが活かせると考えられます。
どちらにおいても経験しておけば、あらゆる仕事に役立たせることができる職種ともいえ、美容師のときに辛いと感じた立ち仕事や長時間労働、収入面における悩みを解消できる可能性も含むでしょう。
他にも美容師の転職先でオススメの仕事を詳しくご紹介している下記の記事もご覧ください。
>>美容師を辞めた後|辞めてよかった美容師からの転職・オススメの仕事を紹介!
IT業界
美容師からの転職で、IT業界を選択することもオススメします。
それは、未経験でも受け入れてくれる企業が多いからです。
また、場合によっては収入アップや在宅ワークなどが見込める点も魅力。
例えば、未経験からでも入社後に働きながら学べる教育体制を整えている企業もあったりします。
システムエンジニアやプログラマーなど「手に職」といった部分で、美容師と共通するものも。
他にも、WebマーケターやITコンサルタントなど、知識や経験を積みながら、あらゆる職種を選択していくこともできるでしょう。
その場合、高収入を目指すことも可能に。
また、美容師男の末路が不安なら>>美容師副業ランキングで紹介している在宅でできるWワークを始めてみるのもオススメします。
美容師を辞めた人の声
では、実際に美容師を辞めた方はどんなふうに感じているのか見ていきましょう。
元美容師です、1年で辞めました!
当時の職場は拘束時間がながく休憩なしで健康保険、年金など自分でかけると手取り9万ほど。
美容師を辞めて現在、溶接工をしています。
美容師を辞めて工場に勤めて初めて感じたのは休憩こんなにあるのかと驚きました。
はじめは資格なしの未経験で雑用ばかりでした。
その後勉強した結果、美容師の頃より給料、休憩時間、休み色々比べてみると辞めてよかったなと思ってます。
引用元:Yahoo知恵袋
美容師アシスタントをしていたことがあります、自分の場合3ヶ月で辞めました。
仕事内容は、お茶出し・床掃除・挨拶ぐらいで、同期はカラー、シャンプーなどと進んでいくのに自分は何も出来ない。
この先ここに居続けても成長できないんだろうと思い辞める決意をしました。
今は違うお店で美容師アシスタントをしています。
引用元:Yahoo知恵袋
昔、美容師をしていたものです。
自分がやめた一番の理由は健康ですね。
肌が荒れてしまってハサミの運行ができず、左手からは指先が割れていつも血が出ていました。
美容師の特徴として言えるのは、学校を出て資格を取って一通りの仕事ができるようになってもまだ20代前半であること。
他の道も余裕で探せる年齢です。
2、3年ほかの道に行っても帰ってこれます。
ただ、ほとんどの人が戻って来ませんが…。
引用元:Yahooしごとカタログ
美容師辞めてよかった!と思える3つのポイント
ここでは、「美容師を辞めてよかった」と思える3つのポイントを見ていきましょう。
- 心の負担から解放される
- 新たな仕事で道が開ける
- 辞めた後いつでも復帰できる
辞めるかどうか決断するときは誰しもが葛藤し、悩むものです。
その際に判断基準となる大切な視点を持って、自分に最適な未来を選んでいきましょう。
心の負担から解放される
不安や焦りなど、抱えている精神的負担から解放されることは一番の辞めてよかったポイントと言えるでしょう。
なぜなら、美容師の仕事はプレッシャーを感じやすい要素が多いからです。
他にもモデルハントや売上・販促ノルマといった、盛りだくさんのクリアすべき壁がありますよね。
目標に向かって進んでいければいいものの、負担が大きくなるほど見失ってしまうことも多いでしょう。
そんな時は、いったん立ち止まり、自分がいちばん求めている働き方について整理することです。
自分自身と真剣に向き合うことで、自分を解放できる
新たな仕事で道が開ける
転職したことによって、新しい分野、または環境に身を置いて良い方向に進んでいける可能性があります。
それは、新しい自分と出会えるチャンスになるから。
新たな選択肢に目を向けて行動することで視野が広がります。
もしくは、ただしんどくて辞めたい場合でも、少しお休みする期間を自分に設けてあげるのもひとつの手段。
その間に、自分が興味を持てることから始めて、やりたいことを絞っていくのもいいでしょう。
どちらにしても見極めるポイントは、転職することで自分が目標とする生き方を実現できるかどうかです。
辞めることで実現できると思えるなら「辞めてよかった」と後悔することなく前に進んでいける
「美容師を辞めたいのは甘えでは?」「美容師アシスタント辞めたいが言えない」など実際に辞めた人はどうしてるのかがわかる元美容師の声をまとめたこちらの記事もどうぞ。
>>美容師を辞めた後|辞めてよかった美容師からの転職・オススメの仕事を紹介!
辞めた後いつでも復帰できる
もしも、辞めた後に後悔したとしても復帰できるということも念頭に入れておきましょう。
なぜなら、美容業界は人手不足が深刻化しているため、一部の有名サロンを除いては、いつでも人が欲しい状態といえるからです。
例えば、アシスタントで辞めちゃうのは勿体無いし、採用もされにくそう…と感じてしまいがちですが、年々美容師の働き方には様々な選択肢が増えてきている傾向です。
行動しないで後悔するよりも、感じたことへ忠実に動いてみるのもいいのではないでしょうか。
いつでもやり直せるなら、今の自分が本当にやりたい道に突き進める
30代美容師がブランクから復帰するのはそんなに難しいことなのかについて解説している下記の記事も参考にしてみてくださいね。
>>美容師ブランク何年まで?
美容師アシスタントが辞めた後の転職について解説したこちらも併せてどうぞ。
>>美容師アシスタント店を変えるタイミング
美容師を辞めたい・やめとけと言われる3つの理由
美容師の離職率は下記の図のとおりとなっています。
- 1年目で50%
- 3年以内で80%
- 10年目で92%
このように美容師の離職率は非常に高いといえます。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によれば、美容師・理容師の平均勤続年数は5.2年と発表されています。
全産業の平均勤続年数11.9年と比べて半分以下と、やはり離職の多い職業であることがうかがえます。
なぜそんなにも美容師を辞めたい、やめとけと言われるのか、その理由は大きく3つに分けられます。
- 待遇面
- 収入面
- 将来性
また、美容師はやめとけ?終わってる!などとネット上で言われている理由について詳しく解説した
>>美容師の残業代がでない!労働環境の改善や勤務時間も併せてご覧ください。
待遇面
待遇面は、美容師の離職率が高い要因として挙げられる代表的要素のひとつです。
その理由は、しっかりとしたカリキュラム制度が設けられていないことや、福利厚生が不十分なサロンが多いことから。
そのため、実力以上に下積み時代を長く強いられてしまうケースや、将来的なキャリアビジョンを考えることが困難な労働環境である場合が多いとされています。
詳しくは>>美容師の残業代がでない!労働環境の改善や勤務時間・美容師には労働基準法はない?でもご紹介しています。
収入面
収入面は、待遇面と並んで美容師が辞めたくなる理由に挙げられます。
それは、働くお店によってアシスタントとしての下積み期間が長いことや、個人経営が多いことから一般的な企業の会社員と比較しても低い収入といえるため。
地域にもよりますが、アシスタントであれば月給10万円台前半になる場合もあり、生活していくのがやっとということも少なくありません。
>>美容師年収ランキングでは、美容師の平均月収から人気トップスタイリストの年収までをまとめてご紹介しています。
将来性
将来性は、美容師を続けるうえで問題視される点ともいえます。
なぜなら、年齢とともに体力的に厳しいと感じる美容師や、体への負担による辛い症状や職業病などからやむをえず辞めることになるケースも多いからです。
美容師という職業は、年齢に関係なくできる仕事でありながらも、こうした年齢や継続年数によって生じる問題がついてくるのも事実。
美容師ならではの病気や辛い症状について詳しくまとめている記事はこちらです。
>>美容師三大職業病・あるあるの病気|腱鞘炎・手荒れ・腰痛で労災や保険は?
また、美容師から転職する際の求人サイトおすすめランキングや美容業界に強い転職エージェントを紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。
>>美容室の無料求人|美容師求人サイト無料で転職・採用!おすすめランキング
まとめ
今回は「美容師を辞めた後」について解説しました。
美容師を辞めて転職はアリです。
辞めても美容師としての経験や技術、もちろん資格も失うことはありません。
後悔したなら美容師へ復帰するのでもいい、今の自分の心の声に忠実な行動を起こすことが優先順位です。
ぜひ、自分が思い描くことを実現させていってください。
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