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美容師の給料は低い?美容師の年収・給料が安い理由と収入アップを目指すコツ

美容師の給料は低い?美容師の年収・給料が安い理由と収入アップを目指すコツ

美容師のお給料はなぜ安いのでしょうか。

それは、美容師のお給料は「固定給+歩合給」の制度を多く採用しているからです。

アシスタント期間は施術できない見習いの段階であるため「歩合給」は加算されません。

逆に言えば、頑張った分だけ稼ぐことができる職業でもあるということ。

「美容師の給料の実態は?」「年収アップに効果的な方法は?」などの疑問はここで解消させましょう。

現役美容師の方はもちろん、これから美容師を目指す方、美容業界に転職したいとお考えの方も参考にご覧ください。

>>美容師の給料では、美容師の年収は安い?について、平均月収や初任給・役職ごとの収入を詳しくご紹介しています。

編集者yuki

この記事を書いた人

ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。
メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。現在は転職エージェントとしてサイト運営中。

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目次

美容師の給料システムは「固定給+歩合給」

美容師の給料システムは「固定給+歩合給」

美容師の給料形態では主に「固定給」「固定給+歩合給」の2つに分かれます。

編集者yuki

美容業界では「固定給+歩合給」が主流となっています。

それぞれの仕組みと手取り金額の決め方は下記のとおりです。

給与システム内容
固定給
(基本給)
毎月決まった金額が支払われる仕組み
固定給+歩合制
(基本給+歩合給)
指名数・売上への貢献度により加算される歩合給が固定給に上乗せされる仕組み

「固定給」では、サロンの売上への貢献度には関係なく、安定した給料を毎月得られるのが特徴です。

一方、「固定給+歩合制」では、指名客数や個人売上の歩合率を毎月の固定給(基本給)に加算される給与システムです。

歩合率の平均は15〜30%(パーセント

>>美容師アシスタントの給料では、初任給や平均年収・見習い期間の手取りを解説しています。

美容師の平均年収は約380万円

厚生労働省の就業者統計データによると、美容師の就業者数351,060人における平均年齢32.2歳の平均給与(企業規模10人以上のサロンに勤務する場合)は、年収379.7万円、月額26.4万円です。

スタイリストやディレクターなどの役職があるランクでは、手取り30万〜40万のケースも多いです。

しかし、専門卒で美容師になりたてのアシスタントの初任給は17万~19万円台(手取り15万円前後)が中心ですが、20万円以上を提示するサロンも増えつつあります。

これは近年、美容業界の人手不足が深刻問題ともなりサロンにおける初任給に上昇傾向が見られているためです。

美容師は個人売上に比例して収入も増えていくこが期待できる実力の世界。

それゆえ、指名がなかなか取れないと売上が伸びず、収入にも大きく影響してしまいます。

>>トップスタイリストとスタイリストの違いでは、美容師のランクごとによる年収の差、仕事内容や役割の違いを解説しています。

平均手取り額は約285万円

美容師の平均年収380万円を手取り額(75%)で計算すると285万円です。

月給の手取りに換算すると25万円に届かない程度になります。

例えば、手取り金額を月40万円に設定するのであれば、総支給額が月給55万円・年収660万円程になる必要があります。

手取り金額は、総支給額から社会保険・所得税・住民税等を天引きしたもの。
総支給額の75~85%程度となるのが一般的。

20代・30代・40代と言った年代別にみる美容師の平均年収を詳しく解説した
>>【美容師の給料】低いのはなぜ?も参考にご覧ください。美容師の月間売り上げ100万プレイヤーの給料についてご紹介しています。

参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

美容師の給料が安い理由は4つ

美容師の給料が安い理由は〇つ

美容師の給料が低い理由には主に、下記の内容であることが挙げられます。

給料が安い理由

  • 歩合制を採用するサロンが多い
  • ボーナスがない・少ない
  • 離職率が高い
  • サロン経営にはコストがかかる

>>【美容師の給料】低いのはなぜ?では、美容師はなぜ生活できないレベルで給料が低いのか、その安すぎる理由について解説しています。

歩合制を採用するサロンが多い

給料の歩合制度は、売上を作ることのできない美容師・アシスタントには不利なシステムとなって給料が低い原因に。

前述したとおり、美容室のほとんどは給与システムに「歩合制」を取り入れています。

これは、スタイリストとサロン、双方にとって売り上げを伸ばすことにメリットがあるからです。

より多くの指名・売上を向上させるほど、給与が上乗せされる仕組み。

歩合制の割合はサロンによって異なりますが、売上の15〜20%が美容師の手取りになるのが一般的。

編集者yuki

例えば、完全歩合制の美容室の手取りは売上の30%ほどとなる場合もあります。

ボーナスがないサロンも多い

美容室では、ボーナスが支給されないサロンもあれば、支給されても金額が少ないサロンもあります。

それは勤務先によって変わるため、ボーナスに代わる制度や支給額も美容院によって様々。

厚生労働省による調査では、美容師・理容師のボーナスは約7万円が平均です。

日本人全体の賞与・ボーナスの年間平均額は約90万円、比較すると厳しいボーナス事情であることがわかります。

ボーナスがもらえたとしても異業種に比べて支給額が少ない状況。

ボーナスがない・少ない理由

歩合給システムの採用により、売上によっては毎月高い給料を得られるため、ボーナスを重視していないサロンが多いです。

また、歩合にも下記のような種類があり、歩合率はサロンごとに異なります。

  • 施術歩合
  • 指名歩合
  • 店販歩合など

自分が頑張った分だけ、収入に還元される仕組み。

>>美容師のボーナスがない理由では、そもそも美容師にボーナスはあるのかや、ボーナスの平均額、ボーナスなしの理由など、美容師の年収・給料の手取りについて詳しくご紹介しています。

離職率が高い

美容師は離職率が高い職種としても知られていますが、全体の平均年収を下げている理由にもなっています。

それは、アシスタントの割合が多くなるからです。

美容師の平均年収の算出において、独立・開業した美容師やフリーランスは対象ではありません。また、結婚・出産・育児などを機に、活躍していたスタイリストが美容業界を去るケースも多いです。

そのため、インセンティブの支給がない”固定給のみの従業員割合”が多くなり、平均年収が停滞しているということになります。

>>美容師でも産休は取れるでは、妊娠・出産で美容師さんの産休はどうするのかについて解説。

サロン経営にはコストがかかる

サービス業であるサロン経営はお店を維持するために必要なコストが多く発生します。

売上のなかから必要経費を引いた金額が収益となり、収益率が下がった場合は人件費をカットせざるを得ないためです。

例えば、下記のような固定費や美容室を多くの人に知ってもらうための広告宣伝費などは削ることのできないコストとなります。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 美容用具のリース代
  • 広告宣伝費

そのため、固定費が美容師の給与を圧迫しているとも言われています。

>>美容室の経費削減では、コスト削減における美容室の材料費や経営・経費の内訳を解説。

収入アップを目指す4つのコツ

収入アップを目指す〇つのコツ

給料が少ないことを理由に美容師を辞めようか悩んでいる方はちょっと待ってください!

編集者yuki

美容師の薄給は改善できます。

収入アップを目指すにはコツがあるからです。具体的には下記の内容となっています。

収入アップのコツ

  • 指名率・リピーターを増やす
  • キャリアアップを目指す
  • フリーランスという選択肢
  • 高待遇の企業に転職

指名率・リピーターを増やす

指名率・リピーターを増やすことで年収アップが実現出来ます。

お客様からのご指名で、基本給にプラスして指名料を受け取ることができるためです。

一部のサロンでは指名料の100%を受け取るシステムも存在するので、年収アップを大幅に見込めるでしょう。

>>美容師の接客術では、美容室での接客マニュアルや接客マナーについて徹底解説。

キャリアアップを目指す

サロンでキャリアアップを目指すのが年収アップのカギになります。

たとえ歩合給の高い美容室に勤務していても、アシスタントやジュニアスタイリストのままでは昇給は難しいからです。

編集者yuki

例えば、30歳までにチーフ・店長を目指すなど、目標設定を明確にして達成するまでの過程を細かく計画しましょう。

美容師は働き始めの給与が低い分、ランクが上がることに数万単位の昇給が見込める職業。

店長やオーナーなどの役職者では、年収600万円前後が目安、年収1,000万〜2,000万円程のトップスタイリスト・オーナーも少なくない業界です。

実力をつけて知識と技術を磨き続ければ、その努力が報われる世界。

普通の会社員よりも稼ぎたいなら、まずはランクの高い役職に就くことを目指しましょう。

フリーランスという選択肢

正社員として働いていても収入面に不満がある場合には、フリーランスとして独立し、業務委託やシェアサロンなどで自分らしくスタイリストの仕事を続けるのもひとつの方法。

そのほうが歩合率が高くなり、年収アップが狙えるからです。

編集者yuki

同じ独立でも、開業して店舗を持つよりもリスクを抑えながら働くことが出来ます。

フリーランスとして成功させ、資金の目処が立ったら自分のサロンをオープンさせることもできますね。

>>美容師の給料上げるにはでも、美容師の最高年収1000万円以上を目指す「収入アップ術」を解説しています。

高待遇の企業に転職

年収アップの方法としては、美容師の資格を活かせる別の仕事に転職するのもアリです。

例えば、

  • ヘアメイクアーティスト
  • アイリスト
  • ブライダル業界など

美容師としての経験や知識、資格が求められる職種で現状よりも高待遇な企業にキャリアチェンジすることで、ワークライフバランスも大切にしながら働けるようになります。

また、業界未経験からでも「月給約23万円~+歩合制」と給与水準も美容師より高い場合も多く、正社員採用でボーナス支給の企業も多いので年収アップが見込めるでしょう。

>>美容師資格の種類で、仕事に役立つおすすめの美容系資格・検定を一覧で紹介していますので参考にご覧ください。

まとめ

美容師はなぜ給料が低いのかについて解説しました。

美容業界の仕事では、「固定給+歩合給」の給与システムが主流です。

そのため、はじめは歩合給が支給されないことがほとんどで、低い給料を理由に辞めていく美容師も少なくありません。

ただ、経験を積み重ねて実力を身につけることで、お客様の指名による歩合給を上乗せでき、給料アップを目指せます。

また、スタイリストとしての経験を経て、店長やディレクターへのキャリアアップを実現できたり、独立開業やフリーランスへ転身して経営が軌道に乗れば、年収1,000万以上も決して夢ではありません。

美容師としての活躍は、自分次第で可能性が広がるということを知り、行動することで願いが叶うという喜びを実感してください。

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