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美容師退職|美容師を辞めたい理由やトラブル!円満退職の伝え方・お客様へDM

美容師退職|美容師を辞めたい理由やトラブル!円満退職の伝え方・お客様へDM

「美容室を退職したい」
「アシスタントの辞め方はどうしたらいいか」
「退職するタイミングはどうするか」

本記事では、このような美容師の仕事を辞めたいとお考えの方に向けて「美容室を退職する際の退職理由や伝え方など」を徹底解説しています。

この記事でわかること

  • 美容師・退職理由の例文
  • 辞める理由ランキング5
  • 退職前にやるべきこと
  • 退職の伝え方
  • 引き継ぎが大事
  • 退職時のトラブル&対処法
  • 辞めたあとの転職先例

退職の意思を伝えるのは、上司の都合がつきやすいタイミングにしましょう。

美容師が退職するまでの期間は、3か月から半年ほどが理想的です。

編集者yuki

法律上は2週間前の申し出により退職手続きできますが、店舗への負担がかかるため避けたいところ。

その間に引き継ぎを行なって、円満に辞めることができれば、気持ちよく次のステージへ歩み出せます。

退職をスムーズに進めたい方にはきっと役立つはずなので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者 — 京極琉

京極琉は「世界一のヘアデザイナー」と称され、数々の国際的な美容賞を受賞した実力派。日本の高級ヘアブランド「KYOGOKU」の創設者であり、アジアにおいて非常に高い影響力を持っています。セレブリティ、有名人、スーパーモデル、企業家などのヘアスタイルを手がけ、無数の人々にとって理想のイメージを実現してきました。
パリ・ミラノ・東京コレクションでは公式ヘアディレクターを務め、世界各国でプロ向けの美容技術セミナーにも招かれるなど、 その指導のもとアジアで10万人以上の美容師が一流の技術を学び、「京極琉ヘアデザイン」は世界的なトレンドとなっています。

「完璧なヘアスタイルとは、見た目の変化にとどまらず、自信とセンスを高める鍵である。」—— 京極琉

彼の理念は、美容技術を通して一人ひとりが「最も美しい自分」を表現できるようにすること。現在は日本最高峰のヘアケア技術を台湾市場にも導入し、より多くの台湾の方々にプロレベルの美容体験を提供しています。

【これまでの実績】
・世界的に認められた「世界一のヘアデザイナー」
・日本のトップヘアブランド「KYOGOKU」創設者
・アジアで最も人気のあるヘアアーティストであり、10万人以上のプロ美容師を指導


京極琉プロフィール

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目次

美容師の退職理由ランキング5

美容師退職

美容室へ就職後、3年以内に退職してしまう割合は、全体の8割といわれているほど美容師の退職率は高いのが現状です。

美容師の離職率については>>美容師の離職率が高い理由の記事で詳しく紹介しています

美容師が退職してしまう背景には、どのような理由があるのか。その実情を美容室へ聞いてみました。

美容室や美容師を辞める理由は人それぞれ。

主に以下の理由で辞める人が多いようです。

ランキング辞める理由
第1位給与・待遇
第2位他業種への転職志望
第3位独立・開業
第4位人間関係
第5位出産育児

※ランキングは弊社独自調査によるもの(2025年1月時点)

前職が美容師で他の辞めた理由としては、

  • 激務による手荒れの悪化
  • 腰痛など健康上の理由
  • アシスタントとしての下積み期間が長い

などの理由も多い印象でした。

編集者yuki

以下に美容師を辞めた理由を詳しく解説していきます。

美容師の退職理由 第1位:給与・待遇

美容師を辞める理由ランキング第1位は、待遇面や給料が低いことです。

基本的には長時間労働となりやすい美容師ですが、「残業代がつかない」「労働に対する賃金が見合わない」などの不満が高い傾向にあります。

例えば美容師の給与額や年間賞与について見てみると、従業員数別の平均給与は以下のとおりです。

従業員数給与額年間賞与
100名未満246,500円53,000円
1000名未満271,900円112,500円
1000名以上352,700円194,400円

引用元:厚生労働省「令和4年度 賃金構造基本統計調査」

このように従業員数が多い大企業で勤務している美容師の方が、給与・賞与が高いことがわかります。

さらに言えば、同じく厚生労働省の統計調査によると一般企業のサラリーマン(正社員)の給与水準は月35万3,600円。

比較してみると、美容師の給料は労働時間が長い割には低いと言えます。

美容師の退職理由 第2位:他業種への転職志望

高いスキルや対応力が求められる美容師は、心身ともに負担がかかりやすくストレス・疲労感を抱えやすい傾向にあります。

給与水準もそこまで高くない状況に置かれ、将来性に不安を感じ、他業種への転職を志望するケースも少なくありません。

例えば、将来的に独立・開業するといった明確な目標がある美容師ならキャリアビジョンを描けますが、そうではない場合は離職・転職するパターンが多いと考えられます。

美容師辞めてよかったと思える転職が実現できるように、闇雲に行動するのではなく、計画的な転職活動を行いましょう。

他業種への転職でオススメな職種・業種については>>美容師の職務経歴書の書き方で詳しく解説しています。

美容師の退職理由 第3位:独立・開業

キャリアアップのために転職をする美容師も多いなか、資金をためて独立開業をする美容師も多いです。

通常、美容師のキャリアは以下の順に昇進していきます。

  • アシスタント
  • スタイリスト
  • チーフ
  • 店長

さらには、マネージャー・ディレクターになるとお店の経営に携わることもできます。

それでも、お店によってはそもそも新規顧客が少なかったり、スタッフの在籍数が多かったりすると、キャリアアップの機会に恵まれないことも。

近年では、開業しなくてもフリーランスとして独立し、業務委託や面貸しなどで働く美容師も増えています。

フリーランス美容師について詳しくは>>美容師・個人事業主の確定申告を参考にご覧ください。

美容師の退職理由 第4位:人間関係

お客様との接客や職場の人間関係に疲弊しきってしまい、辞めてしまう美容師の方々も多くいるのは事実。

とくに不慣れない新人アシスタントの頃に、お客様からクレームばかり受けて精神的に追い詰められてしまう、などがあるでしょう。

一方、同僚や先輩スタイリストとの関係性が悪化し、職場にいづらくなってしまうケースも少なくありません。

アシスタントが辞めたい理由として人間関係をあげるケースは多いです。>>美容師の人間関係は最悪?の記事で詳しく紹介しています。

美容師の退職理由 第5位:出産・育児

女性であれば、美容師に限らず「出産・育児」を機に退職するケースも多くあります。

もちろん店舗の取り組みにもよりますが、産休・育休をとれる場合は「退職」という決断には及びません。

ただ、長時間勤務になったり休日が少ないということは、出産・育児を控えている女性にはハードルが高いケースも多いでしょう。

体力的にも環境的側面からみても、復帰することがなかなか難しいとも指摘されています。>>美容師転職難しい?の記事を参考にして下さい。

小規模な美容院では、出産・育児に対する手当が難しいケースも多いです。

美容師の産休については>>美容師でも産休は取れるの記事を参考にして下さい。

美容師の退職理由の例文

美容室退職

美容師辞めるときは、

  • サロンへ提出する「退職届
  • 担当しているお客様がいた場合は「退職挨拶

を用意することが必要となります。

退職理由は「一身上の都合により」と書きましょう。

「退職願」は退職したい意向を会社に通知するための文書で、労働契約を終わらせる効力はありません。

一方で、「退職届」は労働契約を解除するための文書です。

民法第627条で、退職日の2週間前までに退職の申し出を行うと2週間後に退職が成立すると定められています。

「退職の意思表示は2週間前」の根拠となるので、退職届は作成すると良いでしょう。

法律上ではサロン側が退職届を受理した日から2週間後に退職が成立します。

職場やお客様に迷惑がかからないように、余裕をもって通知し引継ぎを行うことをおすすめします。
退職後も良好な人間関係を続けることができます。

編集者yuki

書式についてはパソコン、手書きどちらでも問題ありません。

参考:厚生労働省【労働政策審議会労働条件分科会第49回資料】

  • 退職届
  • お客様への退職挨拶

の書き方のポイントと例文をまとめたので参考にご覧ください。

退職届の書き方・例文

退職届けの書き方と例文を確認しておきましょう。

退職届を作成する際は、必要事項の記入漏れや内容に誤りがないように注意しましょう。

提出するためには、退職日を確定させておくことが必要です。

上司と話し合って退職日を決めてから、退職届に退職日を明記しましょう。

以下も忘れないようにチェックしてくださいね。

  • 自分の所属
  • 氏名
  • 捺印

サロンによっては特定の書式や様式・規定があることも。退職届けを作成する前に規約を確認しましょう。

書き方のポイント

  • 「退職届」は、中央より少し上に書く。
  • 「退職届」と書いたところから1行あけ、一番下に「私儀」もしくは「私事」と書く。
  • 退職理由は「一身上の都合により」と書く。
  • 上司との話し合いで決めた退職日を書く。(西暦・和暦:どちらでもOK)
  • 会社へ退職届を提出する日付を書く。(西暦・和暦:どちらでもOK)
  • 宛名下部に、自分の所属店名・名前を書き、押印。(シャチハタ:NG)
  • 会社の正式名称、最高責任者の役職・名前を書く。(代表取締役社長などが一般的)

例文

退職届

私儀

この度、一身上の都合により令和○○年◎月▽日をもちまして退職いたします。

令和○○年 ○月 〇日

所属・氏名㊞

会社の正式名称、最高責任者の役職・名前 殿

退職届を入れる封筒には表面に「退職届」と記載します。
裏面の左下に所属と自分の名前を書きましょう。
退職届を封筒に入れたら封をし、「〆」と書きます。

お客様への退職挨拶の書き方・例文

担当してきたお客様・お世話になった顧客の方へ向けて、退職の挨拶としてインスタのDMやメール、挨拶状を送る場合もありますね。


辞める時、本来であれば直接お客様へ、退社の旨をお伝えすることが望ましいですが、前もって準備できればDMや
手紙をみて会いに来てくれるケースもあります。

書き方は以下のポイントを踏まえ、例文を参考に余裕を持って作成しましょう。

書き方ポイント

  • 退職日を記載する。
  • 退職日までの出勤状況をお伝えする。
  • 引継が行えていることを明記する。
  • 引き続き来店いただけるよう記載する。
  • これまでの感謝の意を表明する。


退職することをお客様に伝える例文としては、以下を参考にして下さい。

退職メール・DMの例文

お世話になっております。〇〇店の〇〇です。

この度、私の都合により〇月〇日をもって退職させていただく運びとなりました。

このような形でのご報告になること、心よりお詫び申し上げます。

今後の予定ですが、退職日までは平日のみの出勤となります。

ご指名くださる皆様には、大変ご迷惑をおかけすることと思いますが、何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

また、退職後は皆様にご迷惑がかからぬよう、責任をもって他のスタッフに引き継ぎを行っておりますので、どうか引き続き〇〇店をご利用いただけたらと思います。

最後になりましたが、皆様には長年お世話になり、私の成長をずっと見守ってくださったこと、心より感謝しております。

ありがとうございました。

編集者yuki

また、独立・開業を理由に退職する場合は、独立・開業後の情報も記載するといいでしょう。

サロンによっては退職に伴いお客様を連れていくことは禁止ていることがあります。
退職トラブルにならないように、事前に確認しておきましょう。

美容室を退職する前にやるべきこと

美容室退職

美容室を退職する前にやるべきこととして下記の内容があります。

  • 辞めたい理由の明確化
  • 上司やオーナーに相談
  • 辞めるタイミングの明確化
  • 辞めた後のキャリアプランの明確化

退職トラブルにならないように、退職前にやるべきことは確認しておきましょう。

辞めたい理由の明確化

自分が本当に辞めたいのか、何故辞めたいのか、その理由をまずは深掘りしましょう。

体調を崩して一刻も早くやめなければならないのでなければ、どうしてもやめなければならないのか検討してみましょう。

他の美容院に就職を希望するなら、スタイリストになっていない場合はまたアシスタントからのスタートになります。

アシスタントの下積み期間が長いという理由なら、職場を変えても状況は変わりません。

スタイリストとしてデビューするまで頑張れないか、自分としっかり向き合うことも大切です。

オーナーや上司に相談

人間関係や労働環境などに悩んでいるなら、オーナーや上司にまずは相談してみましょう。

相談することで解決するケースもあります。

自分と同じようにアシスタントを経験した先輩などに相談するのもおすすめです。

相談することでアドバイスをもらったり、改善してもらったりすれば辞めずにすむ可能性もあります。

やめるタイミングの明確化

お客様やお世話になった美容室に、負担の掛からないタイミングはいつなのか見定める必要があります。

辞めると決めたらなるべく早めに申し出ることが大切です。

2週間前までに退職する通知をする必要があると前述しましたが、3ヶ月以上前までに伝えることが望ましいです。

なぜなら、美容院も新しいスタッフの採用や業務・お客様の引継ぎなどが必要だからです。

円満退職できるように、ギリギリに伝えるのはやめましょう。

就労規則に退職時の決まりごとがある可能性があるので確認しましょう。

辞めた後のキャリアプランの明確化

自身の生活も守るためにも辞めた後のキャリアプランも正確に定め、その上で退職をするのが良いです。

これは、漫然と辞めてしまうと今後の人生にかかわってくるからです。

また美容師として就職するのか、まったく別の職種に転職するのか明確にしておきましょう。

資格をとったり新しいサロンを探したり、実際に行動に移すことが重要です。

編集者yuki

1つでも疎かにし、退職を早まってしまうと後々後悔することもあるかと思いますので、退職前にやるべきことはしっかり行いましょう。

>>美容師辞めてよかったでは、美容師辞めてよかった!と思える3つのポイントや、辞めた後の転職先おすすめトップ3をご紹介しています。

美容室を退職する際の伝え方

美容室を退職する際の伝え方というのは難しいものです。

上司や会社からの見られ方や引き留められるのではないか、心配になることも多いでしょう。

そんな時に役立つように、どのような手順を踏んで退職することを伝えれば良いのか、こちらの章では解説させて頂きます。

美容室の辞め方・伝え方のポイント

  • まずは美容室の就業規則をチェックする
  • 美容室に退職する旨を伝える
  • 直属の上司に伝える
編集者yuki

美容師辞める時では、退職について就業規則に記載がないか事前に確認しましょう。

まずは美容室の就業規則をチェックする

編集者yuki

美容室の就業規則を確認して、辞める場合は何ヶ月前に意思表示しなくてはいけないのかを知る必要があります。

美容室によって異なりますが、3〜6ヶ月前の意思表示が必要なケースが多いです。

あくまで、法律が遵守されますので、最低でも2週間前での意思表示があれば退職は出来ます。

しかし、お世話になった美容室やお客様になるべくご迷惑を掛けないように退職をしようと考えている方は美容室の就業規則に則った期間は在職する方向で動きましょう。

美容室に退職する旨を伝える

就業規則を把握した後、辞める数週間前に美容室に対して辞める旨を伝える必要があります。

この時に辞める理由を丁寧に解説する必要があるのです。

会社でのトラブルが何かあったのか等、心配をしてくれる会社もあるかと思います。

自己都合の退職の場合もそうでない場合も、正直に理由を話した方が後々に気持ちが良いです。

退職後も良好な人間関係を保つためにも、しっかりと自身の理由をまとめて伝えましょう。

直属の上司に伝える

美容師辞め方では、職場の誰に伝えるべきなのかお悩みの方もいるかと思います。

1番最初に打ち明けた方が良い方は直属の上司です。

自分がアシスタントで付いているスタイリストや技術指導を1番面倒見て下さった先輩に伝えましょう。

もし思い当たる上司がいない場合には、店舗の責任者に伝えるのが良いかと思います。

美容師を退職する際に関するQ&A

美容師を退職する際に気になることをQ&Aでお答えします。

よくある質問:美容師を辞める時に起こりやすいトラブル事例とは?

アシスタント・スタイリストが退職するとなった際に起こりうるトラブル事例を以下に一覧でご紹介します。

対処法も併せてご活用ください。

トラブル内容詳細説明回避策・対処法
有給休暇を取らせてもらえない人手不足などを理由に有給消化を拒否されるケース事前に文書で申請し、労基署相談も視野に入れる
顧客引き抜きで揉める退職後に顧客がついてきて、トラブルになる契約内容を確認し、SNS誘導などを控える
引き継ぎが不十分で不信感を持たれる情報共有ができず、他のスタッフに迷惑がかかる早めに退職意思を伝え、顧客情報や施術データを丁寧に引き継ぐ
給与・退職金が支払われない給与の未払い、残業代や退職金のトラブル勤怠・明細を記録し、未払いがあれば労基署または弁護士に相談

>>美容師アシスタント店を変えるタイミングでは、美容室の辞め方は「タイミングがポイント!」や、辞めるときの伝え方について詳しくご紹介しています。

よくある質問:退職するのを引き留められたらどうすればいい?

基本的には丁重にお断りするように促してください。

あなたが覚悟を持って、様々な要因から辞めたいと明確な理由がある場合は、このまま働いてもまた不満が溜まるだけです。

退職を引き止められた時の対処法

  • 「お気持ちは嬉しいのですが、新たな挑戦をしたいので、申し訳ありません。」
  • 「自分の将来を考えて、他の仕事を見てみたいと思っているので、美容室で働き続けることは難しいです。」
  • 「このまま惰性で働いていても、お店にご迷惑をお掛けするだけですので、退職させて頂きます。」
編集者yuki

もし対応に困るかもしれないという方は、このようなお断りフレーズで対応してみましょう。

サロンへの転職活動で作成する「美容師の転職理由・例文」について解説した>>美容師の志望動機と例文も参考にご覧ください。

よくある質問:転職先を聞かれたらどうすればいい?

基本的に、転職先が決まっていたとしても教えるメリットは皆無です。

会社があなたの次の仕事は何をするのか等を知る権利はありません。

  • 「まだ未定となっていますので、今はお伝えできません。」
  • 「少しリフレッシュの期間を設けようと思っていますので、その後に仕事を探そうと思っています。」
  • 「他業種なので、勉強してから仕事を始めるので、まだ正確には決まっていません。」

転職先が決まっていても教えたくない方はこのような伝え方で濁しましょう。

教えたくないと言えない方も多いかと思いますので、正確に決まっていないと逃げるのが良いかと思います。

美容師アシスタント向けに辞める伝え方をまとめた記事がありますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧下さい。

美容室を退職する際は引き継ぎもしっかりやろう

美容室退職

退職の際は、お客様の引き継ぎや業務の引き継ぎ作業が必要です。

なぜなら引き継ぎが不十分な場合には、退職トラブルにつながる可能性もあるからです。

円満退社するためにもしっかりと行いましょう。

具体的には、このような業務があります。

  • 係の引き継ぎ(材料発注や備品管理等は特に重要)
  • 常連のお客様のカルテを確認(記入漏れ等が無いか)
  • お客様の担当引き継ぎ
  • お世話になったお客様への感謝を伝える

ここからは、業務の引継ぎとお客様の引継ぎについて解説していきます。


美容師が円満退社するコツについては、>>美容師で大変なことでも詳しく解説しています。

業務の引継ぎ

アシスタントを退職する場合、掃除や片付けなどを担当している場合が多いです。

自分が担当していた業務は、誰に引き継いでもらうか直属の上司と相談して決めましょう。

退職まで一緒に業務を行って仕事内容をしっかり引き継ぐことが大切です。

退職までの期間が短かったり、一緒に業務ができなかったりする場合はマニュアルを作成しておくと良いでしょう。

お客様の引継ぎ

指名してくださったお客様がいる場合は、他のスタイリストに引継ぎをしてもらいましょう。

基本的に、退職時にお客様を連れていく引き抜きを禁止しているサロンが多いです。

お客様との相性を考えて、引き継いでもらうスタイリストを選ぶことが大切です。

自分が退職した後も、お客様に満足してもらえるように配慮が必要です。

どんなに劣悪な職場環境であったとしても、お客様には関係のない話です。

編集者yuki

お客様がヘアスタイルで路頭に迷わないためにも、担当した自分が責任持って、これからのことをご案内することが大切です。

>>【美容師の面接】質問で聞かれることでは、美容室の転職・就活に有利な服装と髪型、面接で聞かれる美容師の退職理由について解説しています。

美容師辞めたあとの転職先

美容室経営者になるために必要なポイント

サロンを辞め、新天地で美容師として再就職する場合もあれば、美容師自体を辞めるという方も少なくありません。

美容師辞めた後の仕事・転職先には、美容師として培ったこれまでの経験やスキルを活かせる職種が他にも多数あるからです。

以下は特に人気で相性のよい転職先としておすすめできる一例です。

美容師以外の転職先例

  • 美容部員(ビューティーアドバイザー)
  • ネイリスト・アイリスト
  • ヘアメイクアーティスト
  • 営業職・接客業(アパレル・飲食など)
  • 事務職・IT・在宅ワーク
  • インストラクター・講師業

美容師さんの退職は、美容師を辞めたい理由によって進むべき道が違ってきます。

それが働き方や環境なのか、美容の仕事そのものなのか、

自分の活かせる強みと並行してしっかりと見極めて決めましょう。

>>美容師を辞めた後では、美容師からの転職・その後について「やめてよかった」という実際の声や、おすすめの仕事を詳しくご覧いただけます。

美容部員(ビューティーアドバイザー)

接客スキル・美容知識を活かして、コスメブランドなどで販売やアドバイスを行う仕事。

美容師経験者は即戦力として歓迎されることも多いと言われている職場です。

来店されるお客様のお悩みやニーズを敏感にキャッチして、提案できる販売力がこそが即戦力としてアピールできるでしょう。

やっぱり美容やトレンドが好き!という方にピッタリな職種です。

ネイリスト・アイリスト

ネイリストに国家資格は必要ありませんが、アイリストは美容師免許が必須であり、ともに美容師としての手先の器用さ・美的感覚が活かせる仕事として人気です。

また、キャリアアップに役立てるネイリストの資格は短期間で取得可能という点や、自宅サロン開業などの将来的な「独立」も視野に入れられるのが魅力。

>>マツエクサロンの市場規模では、開業資金と資格、廃業率など、自宅サロンは儲かるのか?について解説しています。

ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストは、美容師免許を最大限に生かすことができ、ブライダル・撮影・舞台などで活躍できる仕事です。

サロン経験があると信頼されやすく、フリーランスとしての道もあるでしょう。

志次第では収入アップも夢ではありません。

ヘアスタイリストはどんな仕事かもっと詳しく知りたい方は、>>ヘアスタイリストとは|美容師との違いやヘアメイクの仕事・資格をご覧ください。

営業職・接客業(アパレル・飲食など)

企業での営業職や、アパレル・飲食などの接客業では、「人と接するスキル」が求められます。

また、離職率も高めで求人の間口が広く、福利厚生や給与などの待遇面が充実している企業にチャレンジすれば、転職先として狙い目でもあります。

一方で、就職先によってノルマや残業などのハードな面もあるのは事実なので、綿密な情報収集は欠かせません。

美容師の接客力は多くの業界で通用します。

これまでで身についたコミュニケーション能力や、洞察力、丁寧な立ち振る舞いを評価されることでしょう。

事務職・IT・在宅ワーク

「手に職」からデスクワークへ転身する人も近年増加中です。

それは、美容師という職業柄、長時間の立ち仕事で身体的にも限界を感じ転職しているケースも多いことから。

PCスキルや資格を取得しながら、働き方を見直す人も。

いきなり他業種への転身が不安であれば、Wワークから少しずつ始めてみるのも良いかもしれません。

在宅フリーランス・美容副業について詳しくは、美容師副業ランキングでご覧ください。

インストラクター・講師業

美容学校やスクールでの教育者、または副業でオンライン講師になる道もあります。

実務経験を武器に未来ある美容学生へ、現場で役立つ実践的な学びを提供することができるからです。

このように、やめた理由や理想のライフスタイルによって、選ぶ方向性は変わります。

編集者yuki

「美容師をやっていた強み」をうまく棚卸しできると、転職はぐっと成功しやすくなりますよ。

知恵袋などから抜粋したより具体的でリアルな「美容師辞めたエピソード」「美容師辞めたい理由」についてまとめている>>美容師を辞めたいも併せて参考にご覧ください。

美容師を辞めたいアシスタントの本音が見えてきます。

美容室を辞める理由が「ブラック企業」の場合

美容室はブラック企業である場合も少なくありません。

  • 長時間労働
  • 薄給
  • 暴言や暴力
  • 少ない休日

これらが1つでも当てはまる場合はブラック企業の体質がある可能性が高いです。

ホワイトな美容室で働きたい場合は求人サイト「JOBVR」が役立ちます。

JOBVRのメリットや役立つ理由は以下の通りです。

  • アプリで簡単に求人を探せる
  • 美容室とのマッチングアプリなので、1日単位で働ける
  • 雰囲気や人との相性を経験してから、本格的に入社を決められる

このようなメリットがあります。

ブラック企業に勤めていて、美容室の環境に不安を感じる方はJOBVRで1日単位の仕事から受けてみましょう。

美容師を辞めたいというのは甘えなのか?について解説している>>美容師が病む・うつ病で辞めたいアシスタントも参考にどうぞ。

まとめ

今回は美容室の退職について解説させて頂きました。

美容院を退職する際は、なるべく早めに通達してサロンやお客様に迷惑にならないようにすることが大切です。

就業規則を確認し、退職トラブルにならないようにきちんと手続きをとりましょう。

美容院の退職については、意外と周りには聞けない内容です。

この記事が皆様の新しい環境へ飛び込むきっかけになれば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

美容師専門の無料求人サイト

「優秀な美容師を雇いたい、、」
「人気の美容室で働きたい、、、」

上記のようにお考えの「美容師や美容学生」「美容室オーナー」は、ぜひアプリを登録してみてください。

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